26
結局、暴力団はいじめられる側の気持ちを分かってなかった。ほぼ全員が反撃しろとアドバイスしたが、それは強者のロジックだ。反撃できないから死ぬほど苦しんでいるのだ。うちに連れてこいと言った親分だけがそれを理解していた。彼の提示した解決策は一貫して、自己解決を放棄せよ。強者を頼れだった
27
それでも暴力団は、いじめられている側の痛みを、今すぐ取り除く方法をあれこれ考え具体的に提示した。無茶で反社会的であっても、そこから話がズレることはなかった。大人になれば忘れるとか、いじめはよくないとか、根本的な解決にはならないとか、そんな回答をするヤクザは誰ひとりいなかった。
28
映画秘宝がトラブルを起こし、版元の双葉社の対応が不思議かもしれないけど、俺の編プロ人生を振り返るとあれは普通。通常、版元はなにもしれくれない。トラブルはすべて秘宝が引き受け、解決しなくてはならないはず。版元の責任が問われる事態になると、たぶん双葉社はあっさり休刊にすると思う。
29
洋泉社から移った経緯を考えれば、通常、編集部が編プロ形態で製作を請け負っていると考えるのが妥当なのだけど、違ったらすいません。とにかくDMしたのが編集長ならすぐ精神科に通ってほしい。あんなDMを送るなんてしていいことじゃない。本当に追い詰められてるのではと心配。間に誰か入って欲しい。
30
50歳を過ぎてから、どうやって人生を終わらせるかばかり考えている。いつまでも上り調子が続くような、希望に満ちた言葉は、心を素通りしてしまう。若い人と話が合わないのではない。もう世界の見え方が違うのだ。
31
自殺は復讐の手段だよ。じゃなきゃこんなに死ぬもんか。思いとどまってくれ。生きて報復しようじゃないか。
32
おかあさんが脳梗塞となり、高次脳障害になってから、バラエティ番組が街で拾ってくる「おかしな人のインタビュー」がぜんぜん笑えず、障害者を笑ってるようにしか感じなくなってしまった。差別だ!といいたいのではない。俺もなにも考えずに笑いたい。
33
月曜から夜更かし…だったか、犬だけを認識できないおっちゃんがいた。ブルドッグの画をみせると「ブルドック」というし、わんわん吠えるとわかってるのだが、「犬」という単語だけが出てこない。脳梗塞の言語のリハビリまんまで、病歴がないならすぐ病院に行け!と思っちゃって笑うどころではない。
34
自分を訴えてきた相手の弁護士が凄腕すぎたので、次に訴えられたとき、迷わず弁護を頼みに行った。
#フォロワーの8割くらいが体験した事が無さそうな体験
35
先日の取材で、腹部を刃物で切られて腸が飛び出しそうになるときは、初めてであっても明確に内臓が飛び出る感覚があると教わった。一瞬、放置しそうになるが気を抜かず、出てきた腸を手で押さえ、押し込まないと死ぬらしい。いつ役に立つのかは不明ですw
36
Twitterでずっと粘着し、悪口を言ってる誰かがいて、相手がずっと無視してるとする。それを「俺が怖くて逃げている」と思うなら、そのまま精神科にいって、そのままTwitterを読んでもらってくれ。恥ずかしいことじゃない。専門家の治療を受けよう。
37
アドバイスはする側が気持ちいいんだぞ。だからスナックでもキャバクラでも、する側が金払うようになっているw
40
関西出張で取材した覚醒剤密売団の某さんが、「血管にうまく針を刺し、漏れないよう注射するならともかく、筋肉注射なんて誰でもできんだから、ばんばんワクチン打てよ!」と言っていたのだが、日本人らしく薄笑いで対応した。
41
ヤクザのみなさんもLINEです。スタンプも使います。やはり流行物が多く『鬼滅の刃』のスタンプを送ってくる人もいる。そのたびに「立ち位置間違ってますよ。みなさんは鬼殺隊に斬られる鬼の側ですよ」と言葉を呑み込んでいるのだが、俺が考えすぎなのかもしれん。
42
ひとりでも生きていけるのは、国家がまもとに機能しているからだ。無政府状態になったら、仲間のいないヤツから死んでいく。家や親戚の結びつきが強固だった時代は、おそらく、そうでなければ生きていけなかったのだ。
43
無政府状態で連帯するなら、他人は信用できない。速やかに親子、兄弟、親戚でグループを形成するしかない。俺自身そうだし、同級生や周囲の知り合いも、兄弟姉妹とはほぼ没交渉というケースが多いのだが、血を気にせず、肉親と連帯しなくて済む現代は、とてもいい時代なのだ。戻るわけにはいかない。
44
テレビにいいたい。俺の親世代に、まともに情報が伝わっていない。たとえば電話予約はできない(大規模接種の予約は電話でできない)し、ワクチンを打ったらもうOKと思ってる。くどいほど分かりやすく、いわば子供に説明するつもりで、何度も説明して欲しい。
45
若い頃、カメラマンのアシスタントは人間扱いされなかった。20歳の時にRun-DMCが初来日し、撮影に同行した際も、カメラマンは怒鳴りまくった。すると彼らが俺のadidasのスニーカーをみつけ「イェーadidasだぜブラザー」(意訳)とかばってくれた。以降ずっとadidas愛用者です。ジャージと靴だけだがw
46
政治家取材をしてるので、戦後の政治史をイロハのイから学習してます。ヤクザだったらここで誰かが撃たれるなっつー場面で官僚や秘書が自殺するので、暴力団のほうが健全じゃないのかと思えてきた。それにしても政治家と暴力団は似てるな。権謀術数渦巻く男の嫉妬の世界だし、60歳で若手と呼ばれるし。
47
知り合いの娘が、勤務先枠で聖火ランナーをやらざるを得ず、トーチを買わされたみたいなんだが、会社が不景気なので自腹なんだって。調べたら7万1940円もすんですね。けっこうなシノギだな。何本売ったんだろ。
48
全員が買わされるのではなく、ググった限りではランナーだけが希望すれば買える特権らしい。親は欲しくないのに買わされたと言ってたが、娘に当てたら違う説明をするかもしれん。希望者だけといいながら実際にはノルマがあったり、在庫を地縁で捌いたりしてたとしても、ありがちだな話だとは思うが。
49
道新の記者さんたちは、逮捕された新人記者が「誰の指示がわからないが、四階にむかうよう言われ」でOKなんですかね。責任とる上司がいないってことなのかな。さみしいね。
50
酒を提供した業者との取り引きを禁止するよう銀行に要請ってのは、暴力団と取り引きした相手に対する実質的罰則として機能しているのが、銀行取引停止なのと同じだな。これが一番効くのは、暴力団を使った社会実験で分かってんだろうな。だって法人には実質的な死刑宣告だもんね。