世の中で良く言われている『絶対音感』 など有りません! 各国地域によって使われているピッチの高低が かなりあるからです。 (例えば基本のA音にかなり違いがある) だから、耳が良いと言われている人は 『絶対音感』ではなくて『優れた相対音感』が あるだけなのです。
例えば日本では中央A音を441Hzの高さが一般的。 私の通っていたアメリカの学校では438〜439Hz。 ヨーロッパでは少し高くて443~444Hz。 昔、カラヤンが447Hzまで上げてチューニングしたことがあります。 だから日本の441音感を持っていたら、この場合は かなり高く感じます。 B♭に感じるかも。
アメブロを更新しました。 『トップをねらえ!キーのお話』 ameblo.jp/kenokun/entry-…
ちゃんとまとめますと、 世間で『絶対音感』と呼ばれているものは 日本の基本のピッチ441Hzに対する 『相対音感』の事なのです。
私がいまだに手書きのオケ譜に拘るのは 真っ白い五線譜に一つ一つ音符を埋めていく作業が 好きだからです。 常に完成形をイメージしながら書く総譜は まるで絵画のようです。 でも本当に根気のいる仕事。 ただ、ワグナーやベートーベンのような巨匠も この作業を毎日やったと思うと 弱音は吐けない。
さすがに今の時期は、全てが止まっていますので 新しいお仕事のオファーは来ませんね。 今、やっているのは前々から決まっていたお仕事。 で、自粛も緩和になったら、各所からの依頼が たくさん来れば良いのになぁ。 作曲のキャパも空いてますよ。 クライアントの皆さん! お待ちしております。
夏までの大規模イベントが軒並み中止or延期に なって来ました。 こちらの業界関係の方々と対策を協議したのですが 例え延期のスケジュールを決めて会場を押さえても その時期までにコロナが収束しているか分からないし 大規模イベントが全面解禁になるのは 一番最後と思われます。 大変な事態です。
例え解禁になっても、お客様の席を離してください、 と言われたら、キャパが半分になります。 ホールの会場費は一切容赦ないから 売り上げが半分に。 だからと言って、チケ代を倍にすることは出来ない。 何か、対策はありますか?
あと、『換気しろ』と言われるでしょうけど、 コンサートホールやライブハウスのドアを開け放しての 演奏は、ちょっとリアリティが無い。 音響も悪くなり、音漏れも心配。
あと、大体のホールはお客様が大部分埋まっている状態の音響をイメージして、設計されています。 たとえば、サントリーホール でのお客様がいない状況のリハーサルなど、エコーが効きすぎて 響きすぎて、凄くモヤモヤした音になります。 お客様が入ってちょうど良いのです。
もはやワクチンが普及するまで、 『オールスタンディングの3蜜ライブ』 など、解禁になる事は無いのかもしれないなぁ。
それほど音響に拘らないなら『生』でなくて 『配信』でも良いとは思いますが、 『体感』と言う点では、『生』に勝るものは ありませんね。 だから、私は『生演奏』のコンサートやライブに 拘っているのです。
あと『生』は『一期一会』が重要です。 今、目の前に起こっている事は、もう2度と体験出来ない、 と言う感覚が物凄く大事です。 あとでもう一度、と言うのは、 コンテンツとしての根本が違うのです。
『録画』『録音』が世間の常識なので、仕方ないけど 一期一会で2度と観られないコンサートを体験すると、 本当に人に語りたくなります。 『あの時のあの演奏、、本当に凄かった!  自分の人生を変えてくれた』って。 そんなコンサートは、自分の記憶の中に大切に しまってあります。
思い出した! 『サクラ大戦歌謡ショウ』の本当の初回! 生演奏による『檄!帝国華撃団』のイントロの中 花組が舞台中央に登場した時の、悲鳴とも取れる 満席のお客様の大歓声!大絶叫! 厚生年金大ホールが大袈裟ではなく震えました。 私はそれを指揮しながら背中で聴いていました。 感動しました。
『こんな時に不謹慎な』と言われるのがとても辛いです。 コロナ禍で大変な思いをされている医療従事者さんの 事を思うと、エンタメ業界の窮状を書くのは 不謹慎に写るのは仕方ない事ですけど。 確かに『命』には関わりが少ないですけど 『心』には大いに影響があります。 いつか必ず必要になります。
今日の『エール』 主人公の作曲家の楽曲を、プロデューサーが 『彼は余計な事をする』 と言っていました。 まぁ、簡単に言うと、普通の庶民が歌うための曲なのに 難しすぎる、と言う意味。 ま、私もこう言う意見との戦いの歴史だったなぁ。 革新的でユニークなものを書くと、必ず 言われましたもの。
私のルーツはクラシック音楽なので、古関さんの葛藤は凄く良く分かります。 大衆に寄り添えば寄り添うほど自分の音楽では無くなるし、我を通すと難し過ぎると言われる。 ただ、クラシック出身の作曲家が必ずこちらの業界で成功しているかと言うと、そうでもない。 洗練と下世話の両立、これが重要!
このCMが私の作曲だと知ってる人は多いのだろうか? 関西の人だけに、認知度が高いのです。 youtu.be/vA4pshcbsTc @YouTubeさんから
歌はパタリロの藤本房子さん。 作詞は『四季の歌』の荒木とよひささん。 駆け出しの中駆け出し時代の田中が作編曲です。
下世話な事を書きますが、CMは基本『買取』なので、 いくら長くても回数が流れても、 こちらに印税が入るわけではありません。 でも、皆さんに長く愛されている事は 誇りに思っています。
『浪速のモーツアルト』ってキダタローさんの名称。 私はもし呼ばれるなら 『道頓堀のベートーベン』がよいのだけど(笑) ちなみに難波の道頓堀のあの有名な橋から 歩いて30秒の場所で生まれて18年暮らしました。 その後は、東京へ移住。
#舞台新サクラ大戦 惜しくも自粛になってしまった、この舞台 物凄く面白くて出来が良かったのに 演者さんのキャラの理解度も高く、演技も歌も上手で なんと言っても伊藤マサミさんの演出がユニークで 今までの歌謡ショウとまた違う魅力が スポンサーさんの方針次第ですが なんとか上演したいです。
このところ、頻繁に若いファンの方々の話題に のぼる事が多くて、凄く嬉しいのですが 何か『ゲキテイ』だけの人みたいに思われている ようなので私の違ったタイプも聴いて欲しいのです。 で、 #田中公平の逆襲 のタグをつけますので、それほど有名ではないけど 私の大好きな曲を紹介して行きますね。
凄いざっくり言って、 私のキャリアはインスト曲9000曲強 歌の曲1000曲弱(サクラ大戦で600曲もある) 9対1の割合。 そのうち、ヒット曲の確率は? 計算したくないなぁ〜。