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ちょっと分かってきたのだけど、この歳(アラフィフ)になると何やっても褒められないのが基本になるので、結構不安になるんですよね、きっと。だからこれくらいの年齢で新たに承認欲求を拗らせる人をよく見るような気がする。気をつけましょうね。
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宮崎駿はヨーロッパだったり、中央アジアだったりといった想像力の場があったのだけど、新海誠なり細田守なりがそういった地理的想像力において羽ばたかないのは、作家個人の問題ではなく、時代の問題なのかもしれない、という仮説を検証してみたいような。
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唯一値上げしない商品:労働力
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なぜここまで「政治」があからさまに生活を左右している局面で投票率がこれほどに低迷するのか、というのはきっちりと理解したいところ。
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これは異論が出そうだけど、小山田圭吾の件について、今まで分かっていたのになぜオリンピックだけで問題になる?といった主旨のことを言っている人がいましたが、オリンピックの「理念」が有効に作用したんじゃないでしょうか。理念というのはそういうものです。
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みなさん少し、「稼げる大学」というフレーズに引っ張られすぎで、今回決定的に重要なのは新たな「意志決定機関」というのが大学の自治権を決定的に奪う目論みであることと、大学ファンドで大学の原資が投機対象になってしまうことですよ。
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いまだにマスク2枚も10万円も届かないのは、今の政治のせいというよりは、長い時間をかけて行政がやせ細っていったことにも原因がある、ということは強調されるべきだと思います。
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「世界を京都から守ろう。」京都が何をした! twitter.com/ninja_padrino/…
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大学の講義で「LGBTQの人が増えると……」という表現をしている学生コメントに、「LGBTQは増えも減りもしません!(見えるようになるか否か、です)」とかなり強く応答してしまったのだけど、そういう時に、経験の個別性を想像させるような何かは重要だな、と思う。文学とかですが。
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身の毛がよだつ暴力が展開された。 twitter.com/shintak400/sta…
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BLMについて学生と会話(チャット)していて改めて気づくのは、学生の多くには間違った平等や公正の観念が染みついてしまっているということ。この世には不公正、圧倒的な権力の非対称性があって、それを是正することが必要なのだという理解がないと、「逆差別」といった言葉に飛びついてしまう。
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「生きる意味を見いだす」物語が多すぎる。「意味がなくても生きていける」道を示す物語がもっと必要かもしれません(至難の業ですが)。これは物語だけではなく。役割なんかなくても生きていける社会を。
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そういえば、学生の卒論発表で知ったのですが、『もののけ姫』についての海外での研究は、たたら場を「西洋化」と説明しているものばかり。古代〜近世日本のたたら製鉄を知らない、それ自体非常に帝国主義的な読みですよね。
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百歩譲って、「教員は市民としての模範を示さねばならない」なら、むしろストライキはしないといけない。
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というか、とっくの昔にお縄になっているべき人間に対してこんなこと言わなきゃいけない異常さよ。でも、最後に一押し、#安倍はやめろ
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アマプラで『サザエさん』の第1回を見ようとしたら、レーティングに「暴力」と出てきたので、身構えて見ているところ。
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もうこのマスクの有効性とかどうでもよくて、自分の国の政府が、一ヶ月かけても国民にマスク2枚を配ることができない、というか3%しか配れてないという事実にただ恐れをなしている。→「アベノマスク」440万枚配布 まだ全戸の3% カビなど不良品見つかり遅れる - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20200…
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論破文化は育ったけれども熟議文化は育たなかったことは、まともに反省すべきなんでしょうね。間違いを認めたり、考えを変えたりすることへの(自分と他人両方に対する)不寛容。
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そこまでして中曽根康弘を追悼したいなら、例えば彼の1983年の国会答弁を尊重するといった敬意は示さなくていいんですかね。日本学術会議の会員任命は「形式的任命」であるという答弁ですけど。
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ここのところの諸々で、18歳で大学に、卒業して一斉に就職または大学院、といった硬直した教育とライフコースが生んでいる不幸は本当に大きいなと思う。学びを多様化させるためにはライフコースそのものが多様化されなければ。
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山口に縁もゆかりもない杉田水脈がヘラヘラと「地元」に帰りましたとツイートしている。こちとら、母が独り住むその山口に帰りたくて帰りたくて、でもタイミングを逸してこの夏も無理か……と思っていたというのに。ふざけるな。
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『MASTERキートン』の第一話で、キートンの大学非常勤講師の給与明細が出てきて、手取り24,720円と、非常勤一コマ分としては非常に現実的なんだけど、第一話は1988年に発表されてるのよね。30年以上経っても変わっていない給与とは。
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なんで教員だというだけで、「教員もまたいち労働者なのだから」といった言い訳が必要になるのやら。給与の不払いとか、言語道断な状況が前提なのに。堂々とストライキはすればいいし。生徒・学生はそこから学べばいい。
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イギリス最高裁が「Uber運転手は(個人事業主ではなく)従業員」という判決を出しました。ギグ・エコノミーの問題をケン・ローチが『家族を想うとき』で訴えたのが一年ちょっと前。ローチ監督へのインタビューと私の解説はこちらで聴いていただけます。tbsradio.jp/436607
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研究者の仕事って、誰も読まないようなものを読む(それはだいたい無駄になる)というのがあって、参考文献表からたぐり寄せて注文したボロボロの古書を「ああ、これは日本では自分しか読んでないんだろうなあ」(でも多分無駄になる)と思いながら読んでいるという瞬間は多いのです。