126
反ワクチン団体「神真都Q」の代表理事の初公判、起訴罪名は詐欺なのに、弁護側はワクチンの是非について多く主張。
「殺人ワクチン」といった言葉を刑事裁判で弁護人から聞くとは思わなかった。「公訴権の濫用」「反ワクチン運動の弾圧」との主張も。法廷にはノーマスクの現役信奉者たちが20人ほど。
127
3) 救いがないように思える話だけど、被害を受けた本人が名乗り出た。シドニーさん、という女性。笑顔で写真に写っている。
クラファンで多くの寄付があったが「私は1㌣もいらない。本当に必要な人に渡します」と。強さを感じるとともに、「動画がなかったら」とも感じる。
twitter.com/_legless_wonde… twitter.com/_legless_wonde…
128
1) 行動には責任が伴う。「若気の至り」で許されない一線がある。そんなことを考える。
米国のクラブで、車いすを階段から意図的に落とす若い男性の動画がとらえられた。動画は胸糞が悪くなる、という表現しかできないほどひどい。プロホッケーチームのGMの息子だった。
129
2) 動画にうつる3人はすぐさま特定され、所属するマーシーハースト大学は声明を発表。3人は学生アスリートでもあり、部活動は当然一時活動停止に。
そこには本人の弁も記され「善悪の判断の深刻な欠如」「本当に申し訳ない」とのこと。警察は動かないのだろうか。
twitter.com/mercyhurstu/st… twitter.com/MercyhurstU/st…
130
ここ数日、大きな話題となっていたリネカー氏のBBC番組降板騒動が決着。スカイ速報によると、番組に復帰することが決まったという。
公共放送とは何か。政治的中立とは、不偏不党とは。いろいろ考えさせられた。少なくとも、重要なことの一つは情報の透明性だろう。
asahi.com/articles/ASR3D…
131
マスクの着用がきょうから「個人の判断」に委ねられます。「やっぱりマスクなんて意味がなかっじゃないか。私たちが正しかった」という主張が出てくるでしょうが、それは論理の飛躍です。
医療機関や高齢者施設、通勤ラッシュの公共交通機関では着用が推奨されています。 asahi.com/articles/ASR3B…
132
『母親を陰謀論で失った』。記事に出てくる男性が原作を務めた漫画です。とても読みやすく、絵はとても優しくて、内容はとても怖いです。
「お母さんが家族を失ってまで信じる『真実』って、なんなんだよ」。男性の悲痛な叫びが、陰謀論を信じてしまった多くの人たちに届きますように。
133
60代の母親が陰謀論を信じてしまった――。それも、とても深く。「コロナは茶番」とか「世界はDSが操る」とか事実認識の差があまりにも激しく、打つ手もなく。
そんな息子の話です。「時間がかかってもいい。目を覚ましてくれないか」。こうした家族は日本中にいます。
asahi.com/articles/ASR3C…
134
リネカーのBBC番組降板をめぐり、BBC記者がBBC会長（元保守党）に取材。「政府や保守党の圧力に屈したのか」と質問。否定されると、「リネカー氏が政策に賛成だったら…」とさらに質問。
その様子が放送され、ウェブでも公開され、すぐに日本語に訳される。これぞ公共放送。
bbc.com/japanese/video…
135
"私が受けているような差別や攻撃が、彼女たち（他の女性研究者）に向いてしまっても、「これっておかしいよね」と思える人が増えるように。今ここで踏ん張らないと"
東野さんに今後も貴重な知見を共有してもらえるよう、中立を装う「傍観者」にはならないようにしたい。
asahi.com/articles/ASR36…
136
揺れるジョージア。
外国から20%以上の資金提供を受けるNGOやメディアに「国外エージェント」として登録を義務づける法案が議会を通過
→親EU派らが「ロシアの法律のようだ」と強く反発。大統領も「拒否権使う」と反対。が、議会は覆せる
→数千人が抗議デモ。逮捕者も
nytimes.com/2023/03/08/wor…
137
「売れてる人に関しては感謝の気持ちはいっぱいあると思う。それと性犯罪は別。僕も思うんです。なぜ、言わないのかと。日本はすごい優秀な国って思ってますけど、でも全然違うんだろうなと」
ジャニー喜多川氏に関するBBC番組。「性的虐待を受けた」と証言した男性の言葉。
bbc.com/japanese/featu…
138
コオロギ陰謀論については、その筋の専門家の雨宮さんが観察した結果を詳細にまとめています。
「小さなウソ」が「大きなウソ」になり、やがて一部の人にとって「真実」になり変わる過程がよくわかります。反ワク、反マスクと反コロオギがセットで訴えられる流れがしばらく続きそうです。 twitter.com/caffelover/sta…
139
Qアノンの派生団体「神真都Q」から、分派がうまれた。《子ども達を守るQ会》。デモが今月、浅草で開かれる。
ビラの中心人物はトランプ。脇にプーチンとJFKジュニア、モディ、サウジ皇太子。MJやダイアナも。最近流行りのコオロギ陰謀論にも乗っかってきた。闇鍋感がしつつ、「子ども」がキーワード。
140
取材を担当したのはBBCのSNS・偽情報専門記者。興味深いのは、TWでアンケートを実施したこと。マスク氏の「民の声は神の声」のパロディー。
お題は「マスク氏は私のインタビューを受けるべきか」。4万5千人が回答し、9割近くがYes。マスク氏はもちろん取材を受けなかった。
twitter.com/mariannaspring…
141
BBC調査報道。マスク氏買収後のツイッター変化。
-荒らし、国家関与の偽情報、児童の性的搾取からユーザーを守れず
-捜査機関への報告減少
-女性ヘイトが増加
現役従業員「TWは全てのパーツが燃えている建物のようなもの。外から見れば大丈夫だが、何も機能していない」
bbc.com/news/technolog…
142
石川議員「性的指向や性自認は自らの意思で選べない。私はいつ、愛する人と結婚できるのか」
首相「社会の理解や議論の深まりで時期が決まる」
「同性婚認めるべき」は日経65%、共同64%、朝日72%。自民過半数も賛成。「社会の理解や議論の深まり」より、政治決断ではないか。
asahi.com/articles/ASR36…
143
豪シンクタンクASPIが重要技術の国別競争力ランキングを公表。44項目中37項目で中国が1位、残る7項目で米国が1位。
日本が5位以内に入ったのは4項目のみ。「日本はかつて技術大国だったが、世界的な優位性を保つためにやらなければならないことがある」と報告書の筆者。
asahi.com/articles/ASR32…
144
ツイッターが暴力的な投稿に関するポリシーを改訂。脅迫はもちろんのこと、たとえば他者の危害を望むような発言や暴力の扇動、称賛も禁じられる。
違反した場合、即座に、恒久的にバンされる。そこまでひどい違反でなくても、一時的に凍結される。どのように運用されるか。
help.twitter.com/en/rules-and-p…
145
1) 昨年、日本国内で生まれた子どもの数が、統計のある1899年以降、初めて80万人を割り込むことが確実になった。1982年は151.5万人で、40年間でほぼ半減。
80万人を割り込むのは従来、2033年と見込まれていた。少子化が加速。シュリンクする日本。思い出す光景がある（続
asahi.com/articles/ASR2X…
146
BBCが3月7日夜、「プレデター：Jポップにおけるシークレットスキャンダル」と題したドキュメンタリーを放送する。
紹介では「50年以上、日本はジャニー喜多川氏の闇を秘密にしてきた…目をつぶってきたことの残忍な帰結をさらす」とのこと。1時間番組。@Mobeen_Azhar
bbc.co.uk/programmes/m00…
147
今回の戦争は「スマホ時代」に起きた戦争なのだということを改めて感じる。現場のリアルな映像が瞬時に地球の裏側にまで伝わる。そして残念ながら、それを逆手に取る偽情報も。
SNSがいかに戦場を伝える「現場」になってきたのか。それを読み解く記事はこちらになります。
asahi.com/special/russia…
148
見逃し配信もしているようなので、関心のある方はぜひ。
大統領妻のゼレンスカさん、イエルマク大統領府長官、レズニコフ国防相、ポドリャク長官顧問、ダニロフ安全保障担当トップ、アレストビッチ大統領府顧問らにも直接取材。ロシアの見立てがいかに甘かったかがわかる。
www3.nhk.or.jp/news/html/2023…
149
ロシアによるウクライナ侵攻開始から72時間を掘り下げたNスペ、圧巻。
ロシア軍は簡単に勝てるだろうとウ大統領府近くのレストランに200人の予約を入れていた。その店にも取材。予約の際の電話番号が残っていて、店員はカメラの前でかけ直す。すると「後で」とメッセージが。そこで出たセリフ↓
150
『発行されなかった卒業証書』。そんな名の展覧会が、東京・狛江で開催中。17-22歳の8人の人柄と、写真が飾られている。
ある学生は妹とよく映画館に行った。ある学生は義父とチェスを楽しんだ。双子の母はマフィンを焼くのが得意だった。みんな学生で、その全員が、ロシアによる侵攻で亡くなった。
朝日新聞記者。札幌→岡山→京都→東京→NY→東京。NYでは国連とアメリカ社会を担当。Reporter for the Asahi Shimbun (Japanese Daily Newspaper) based in Tokyo. gakushifujiwara@gmail.com