ヘリウム価格高騰関連のニュースをいくつかぶら下げとく。 まず風船休止の話 nikkei.com/article/DGXZQO…
水道水の検査ができなくなった話 google.com/amp/s/www.yomi…
ヘリウム買い負け nikkei.com/article/DGXZQO…
で、アメリカでは以降このセラーズネジが普及し、これをベースに少しずつ改良して今のインチネジにつながる。滅ぼしたい。 なのでアメリカのネジの起源と言われてる。滅ぼしたい。 でも、実はこのセラーズネジより前にアメリカでは別の規格のパイプネジが普及してしまっていた。
このNPTネジがなかなか厄介で。 出来や相性があって、かなり漏れやすい。ちょっと漏れる、とかではなく、かなり漏れる。 なぜかというと、図を見てほしい。 ネジが平らなせいで、らせん状に空間ができてしまう。 これをspiral leakという。 これじゃ使えない、と思うんだが、そこは流石のアメリカ。
彼らは「その辺の枯れ草」や「ボロ布」「ほつれた麻縄」等をオネジに巻き付けて脂で固め、その上からメネジをねじ込んで使った。 その「ゴミ」達が上の図の隙間を埋め、spiral leakを防いだ。 なんの問題もない… これがアメリカの開拓魂( これなGraet America!
彼らの開拓魂は今でもキチンと引き継がれてる。 驚くべきことに、ネジに巻くための麻縄は普通にamazonで買える。 21世紀も四半世紀過ぎた今日、パイプに麻縄を巻き付けて漏れを防ぐ民族がアメリカ人です。 Thread Sealant Hemp Flax 100g UNIPAK for pipe fittings a.co/d/21R6E88
なので、元スレの「変なシールテープの巻き方」の理由そのものではない。あれはメネジにしか巻いてない。 ただ、アメリカ人は平気でネジにモノを巻く民族だというのは覚えておいてほしい。 今後の人生できっと役に立つ。
ついでにもう一つ。 上記のような事情で、アメリカではしょっちゅうパイプが漏れてたんだが、ネジは補修が大変だった。 全部外して麻縄巻いて締め直さないといけない。 そこで発明されたのが有名なダクトテープ。巻くだけで漏れがとまる。 これもGreat Americaな一品。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80…
仕事でウェブサイト作ったら「昭和っぽい」って言われた
昭和っぽいウェブサイトって何だよ💢 世界初のウェブサイトが1991年8月、平成3年だぞ。 馬鹿にしやがって
これは違うな。 画面が大きいからじゃなくて余白がないから読めない。 QRコードは周りに4ピクセルの余白が必要だし、そもそもいちばん大切なファインダパターンが切れてる。 twitter.com/rokuzouhonda/s…
QRコードもバーコードも「余白」がとても大切。 QRは誤り訂正入ってるけど、あくまでパターン内側だけ。 特にファインダパターンの周りは余白がないと読めない。 バーコードも左右に余白が要る。 デコーダー書いてみりゃわかるが、余白がパターン検出のスタートを示すので、削ると全く読めない。
そうそう。切り取ってしまう人が多い。 なので「QRコードやバーコードを出力するときは余白の外側に枠を書け」と指導してるんだが、なかなか普及しない。 枠があれば切るときはその枠で切ってくれる可能性が高いので。 twitter.com/featherogs/sta…
バーコードやQRコードの解析の話はもちょっとするか。 まずバーコードだけど。 画像を2値化してバイナリにすること自体はとても簡単。閾値で分ければいいだけなので。 問題はバーの太さがわからないこと。 センサー上で、10ドットで1本なのか、20ドットで1本なのか。 これを判定するために
フーリエ変換など周期を判定する方法を使うんだが、次はこの変換を何処から始めたらよいかがわからない。 画像やバーコードリーダーで得られる濃淡の一次元情報をフーリエ変換するのは何処からでもできる。 それをもとにバイナリに治すこともできる。 バーコードでない情報でもできてしまう。
もちろんバーコードを読めばその情報をバイナリとして吐けるが、バーコードでなくてもメチャクチャなバイナリを読めてしまう。 これを防ぐために、コントラストの最低値を設けたりするが、 強力なのがフーリエ変換の強度で閾値を設ける方法。 で、これをやるためにはある程度の余白が必要になる。
フーリエ変換がわかってると簡単なんだが。 余白なしのデータは突然ビットが立つわけで、高い周波数を含んでしまって、正確な周期がみつけられなくなる。 なので余白がないとバーコードは読めない。 余白のおかげで「ここがバーコードなのかどうか」が判定できると言ってもいい。
前後するが、バーコードリーダーは読もうと思えばバーコードでなくても読めちゃうので、 バーコードリーダーで大切なのは「バーコードを読んでない」というのを判定すること。 そのために余白が大切。 QRの場合はもう少し高度で。
二次元でも画像をバイナリにするだけなら簡単にできる。 QRは「誤り検出訂正」があるので、メチャクチャなデータの場合は破棄すれば、「QRコードを読んでいるか」という判定はできる。 できるが、それを画像の全領域、全方向でやるのは負荷が高くてできない。
どこにどの向きでQRが写ってそうか、あたりをつけてから変換する必要がある。 そのために使うのがファインダマークとその周りの余白。 バーコードと同じように、フーリエ変換(のようなもの)を縦横に使って、周期を検出する。 だから、同じように余白がないと見つけられない。
一般に、この手のバイナリをアナログに埋め込む技術では、埋め込まれたバイナリを復元することより、「そこに埋め込まれてる」ということを検出するほうが難しい。 なので、検出に使う余白を削ったら読めない。 一方で、検出に関係なくて誤り訂正が入ってるQRの真ん中辺りは削っても普通に読める。
これは余談なんだけど。 よくあるQRコードリーダーはファインダパターン(角にある四角)を見つけるとそのあたりをデコードしてQRコードかどうか確認する。デコードは結構負荷が高い。 なので。 ファインダパターンだらけの画像を読ませると処理が追いつかなくて止まったり落ちたりするケースが多い。
ある人を写真に撮ろうとするとアプリが異常に重くなったり落ちたりして写真とれない怪現象に遭遇したことがある。 スクエアドット柄のスカートが原因で、スカートを写さなければ問題なかった。 原因はQRコード読み込み機能のバグではないかと思ってる。
うーん。これは間違いだろ。 グリコーゲンはグルコースがグルコシド結合という「脱水縮合」で重合したもの。 糖類は水分と結びついてグリコーゲンになるのではなく「水分を失って」グリコーゲンになる。 つまり、糖類がグリコーゲンになるとき、「水」が発生する。 トイレが遠くなる話と矛盾する。 twitter.com/kengyoguitaris…