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監督省庁に期待される役割って通知通達を出したり補助金を分配したりってのも重要だけど、現場レベルではどう頑張ってもできないシステム作りってのをやって欲しいわけで。
コロナ禍から2年以上経過。救急医療逼迫も今回が初めてというわけでもなく。もちろん何か打つ手を考えているんですよね??
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救急隊がラクをするために言っているわけではなく「救急車も限られた医療資源」という視点からです。今回の第7波による逼迫はこれまで以上に軽症者による要請が多いです。事実、心肺停止事案に通常なら数分で到着できるところを、30分以上かかる…なんてことが起きているのです。 twitter.com/BottleHappy2/s…
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「豆腐メンタル」「もっと凄惨な現場があるだろ」などと言われていますが、マスコミもいる衆人環視の中での滅多にない銃創による心肺停止事案。しかも傷病者は元総理。『なんとかしなければ』という超絶なストレスを受けての活動を、簡単に他の事案と比較などできません。
blog.livedoor.jp/dqnplus/archiv…
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それでも河川敷ではバーベキューやって若者が酩酊していたり、出場した先の飲み屋も満席だったり…生きている世界線が違うのか??
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忽那先生の言うように医療が切り離されたんだろうな。。
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隣接県ではなく、さらにひとつ先の県の救急隊が管内の病院に搬送。
「転院搬送なんですけど、元の病院で転送先を探すのに2日かかったそうです。ぼくらも2時間かけて帰ります。」
命に関わる何かがあっても『治療』に繋がるまでに多大な時間がかかる首都圏の現状。これまでの波の中で最悪の状況。
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第7波になり救急件数は急増しましたが、不搬送件数も急増しています。救急隊が「軽症だから不搬送」にしているわけではなく、その多くが受け入れ先が決まらず「結果的に不搬送」にならざるを得なかったもの。
救急車はなかなか来ないし、来ても搬送できないことも。。ウィズコロナの代償は大きすぎる。 twitter.com/vr2idvyauOF8n4…
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医療に関わらない大多数の人にとっては大きな問題ではないんだろうけど、いざという時に医療へのアクセスが格段に困難になっていることは、ウィズコロナを目指す政府が周知すべき義務なのでは。
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猛暑と第7波が相まって過去最多の救急出動件数を連日更新。救急車が本当に足りていない。そんな中高齢者にひと言だけ
頼むから猛暑日が予想される日は外出を控え涼しい家で過ごして。『散歩中に卒倒』『ゲートボール中に気分不快』『自転車で外出中に体動困難』etc…炎天下で倒れる高齢者多すぎて🚑💦
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健康のためと言い日課をこなすことに全力で取り組む高齢者の多いこと。でもそれで救急車や病院のお世話になっていては本末転倒なわけで。
いまは災害時と捉え、高齢者だけでなく一人ひとりがリスクの高い行動を控えるだけで、救急の逼迫度は大きく変わるはずです。
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現場は回っておらず、出動件数過去最多で搬送できない傷病者、深夜まで1度も署に帰れず滞る事務処理、それを少しでも処理するため連日の超過勤務。当直24時間のうち20時間以上を救急車の中で過ごし、当直明けも昼まで残業。疲れが取れぬまま次の当直がやって来る…救急隊を取り巻くは負のスパイラル。
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いやほんと、こんな状況でも大きな事故を起こさず全国の救急隊はよくやっていると褒めたい。褒め千切りたい。
忙しくて大変なのは自分だけではない。だからこそ自分の隊員たちには不機嫌な顔を見せずに、みんなが下を向かず前を向けるよう朗らかに過ごすことが大切。文句しか言わない隊長は地獄ぞ…
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このままお盆休みに突入すると、救急要請しても救急車到着までに◯時間待ちってことがあり得そう。仕方ないよね。大人気のアトラクションはどこもそんなもん。
うぅぅ…毒しか吐けない。
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さらに毒を吐くと、コロナ禍以前に比べて給与が減っていること。
医療従事者には慰労金が出たり、保育士や介護職といったエッセンシャルワーカーも給与引き上げがされているのに、この激務の中でも何もなし。むしろ地方公務員という理由で一律減給。
あほらし。そりゃあ辞める職員も増えるわ。
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最近、成人のワクチン未接種者(0回)を取り扱うことが多く、爆発的な感染拡大から逃げ切れず次々と捕捉されている印象。肺炎による酸素飽和度低下、髄膜炎による意識障害など若くとも重症化している方も。
「感染しない自信」があった人やその家族が後悔している姿を、これ以上見たくはないな。
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「夏休み期間だからって感染対策を疎かにして感染したりするなよ。いまの状況で配置に穴開けたら分かってるよな?」と半ば脅しをかけながらミーティングで話していた主任が、連休途中から咽頭痛→発熱→抗原→妖精化が判明し飲んでいた牛乳吹き出しそうに。
まぁ誰でも感染する可能性があるってこと。
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実際辞めたい。
スト権があるなら行使したい。
でも辞められないのは『それでも待っている人がいるから』という医療者としての矜持が少なからず残っているから。おそらく現場で踏みとどまっている多くの医療者がきっと同じだと思う。SNSでの愚痴ぐらい大目に見てよ。 twitter.com/kuratamagohan/…
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人それぞれ考え方は違うけど、豊かな人生って人に何かをして喜んでもらえたことを自分の幸せにできることだと考えていて。医療に従事するってまさにそれ。そしてそれは「労働の対価」というモノサシだけでは測れないもの。そんな仕事をやはり易々とは放り出せないのだな。
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だめんずの人が何を言おうが気にならないのだけれど、元ツイにたくさんのいいねがついていたりリプライを見ると…医療者とその他の人たちとの分断が進んでいるのだと見せつけられたようで凹む。それでも仕事には行くけどさっ!
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消防学校を卒業して配属されたばかりの新人は21世紀生まれ。日韓W杯の盛り上がりを知らずAKBは小学生の頃に流行っていたと。消防の面接では「消防が大好きで志望しました。」と言うと面接官から「どのようなところが?」との質問に「好きに理由なんてあるんですか?」と問いで返したと。21世紀だ。
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朝の出場から日付が変わるまで1度も帰署できず食事をする時間すらなくもちろん寝る間もなく。出場しても搬送できる病院はなく、傷病者と狭い救急車の中で長時間に渡って病院を探す毎日。とてつもなかった第7波。そんな経験をしても「救命士になりたいです」と言ってくれる職員は超々貴重な存在。
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残念ながら第8波はやって来る。
もしかしたらこれまで以上に壮絶かもしれない。まさに「これから」という職員をその場しのぎの場当たり的な対応で使い潰すのではなく、どうやって守りながら育てるか…たぶん救命士だけでなく医療従事者全体の課題。
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救急車のドリンクホルダーにペットボトルが置かれているのを見て「救急車の中でジュースを飲むのは許されるんですか」と匿名でクレームが入ったり…え?救急隊員は業務中の水分補給すら許されないの??基本的人権ないの???そもそも身内を守る姿勢を見せない職場にもゲンナリしていたコロナ禍前。
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コロナ禍は救急隊にとって命を削るほどの忙しさだったけど、多くの人に救急隊は「安心して暮すための重要なインフラ」であることを認知してもらうきっかけになったのは事実。救急隊の業務に理解をしてくださる方々が増えたのはコロナ禍における怪我の功名よね。