子どもでも感染者がとても多い状況となってきますが, 子どもの感染に関する確かな情報は決して多くありません. そんな中, 子どもの「自宅療養」でのポイントについて, 最新の状況を基づいて改訂されたようです. わかりやすく, とても参考になると思います. twitter.com/ncchd_pr/statu…
繰り返しになりますが, 子どもは小さな大人ではありません. それぞれの子どもとしての特性を考えず, 大人のものをそのまま子どもに当てはめようとすると失敗することも少ないので, よく考えるべきでしょう.
うちの子どもの幼稚園での感染拡大から逆流してきて, わが家もほぼ陽性となり一家全滅となりました. 状況的にもうんのよさ勝負だったので仕方がないですね. 幸い私も子どもも無症状なので, 時間ができた分でTwitterで有用な情報発信に力を入れられるとポジティブに考えたいと思います.
【全国における小児の感染性胃腸炎の発生状況】(第3週) (1月17日〜1月23日) 最新のデータが揃ったので共有します. コロナの流行の話題に隠れていますが, 全国レベルで感染性胃腸炎も流行が続いています. アルコール消毒ばかりでなく手洗いも, というのが今の時期は特に重要となってきていますね.
コロナに感染しても小児では大きな問題は起こらないと未だに思われていることがありますが, 実際には日本でも発生しています. そしてこれは日本で様々実施された対策下で起こっているということも重要です. twitter.com/SatoshiKamidan…
若干忘れられがちなこともありますが, 医療は医療従事者と呼ばれる「人」によって提供されております.
市のページでリンクがあり紹介されている映画の予告編でも明確に「アトピー・アレルギーが改善されていく」と記載されています. この趣旨の内容を自治体の事業として用いながら「アレルギーが改善されるという考え方を伝える意図はない」というのには無理があると思います. twitter.com/kisarazu_city/…
食事のあり方によってアレルギーが改善される, といった記載がありますが, 私の知る限りではエビデンスが乏しいと思いますし, この内容は少なくとも自治体が紹介すべきではないと思います. twitter.com/kisarazu_city/…
明日から長期の休みに入る方やそれに伴って帰省される方も少なくないと思います. そういう時は普段と異なる医療機関に受診することもよくあります. なので, いつも以上に ・母子手帳 ・お薬手帳 をどこでも忘れずに持参してください. その方がいろいろ助かるので, 今一度よろしくお願いします.
以前にも紹介した「水で膨らむボール状の樹脂製玩具の誤飲」に関して, 消費者庁から注意喚起が出ています. 最近になっても報告が相次いでいるとされており, 私自身も相談された事例の経験もありますので珍しくはないと推測されます. 今一度, 管理や使用についてよく検討しましょう. twitter.com/caa_kodomo/sta…
【商業施設のキッズスペース】 消費者庁からキッズスペースで遊んでいた子どもの事故情報が寄せられているということで注意喚起が出ています. こういう所も気をつける場所の1つであることを知っててもらえればと思います. caa.go.jp/policies/polic…
大事な話ですね. 現在の日本の20代半ばから30歳代の女性では, サイトメガロウイルスに対する抗体を保有していない割合が30-35%とされており, 決して少なくありません. サイトメガロウイルスも珍しいウイルスではないので, きちんと対応をした方がいいと思われます. pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26277571/ twitter.com/doctor_nw/stat…
供給不足が続いていた「日本脳炎ワクチン」に関して, メーカーから供給が再開された旨が発表されました. すぐに供給量が十分になるわけではなく出荷調整は続きますが, 徐々に不足感はなくなってくることが期待されます. takedamed.com/medicine/detai…
麻疹は感染力が非常に強い感染症で明らかに有効な抗ウイルス薬はありませんが, ワクチン接種が有効です. 非常に少なくなりましたが, 今でも国内では散発的に発生しているので, 常に備えている必要はありますね. www3.nhk.or.jp/tokai-news/202…
半数の人が下回る値を中央値として設定しているので「半数の人が中央値を下回った」というのは当たり前だと思うのですが, どういった意図なのでしょうか? www3.nhk.or.jp/hiroshima-news…
【定期】 日本小児科学会が作成した一般向けの「こどもの救急」というページがあります. 1か月〜6歳までの児を対象として, 様々な気になる症状を調べられたり, 事故の対策についてなど豊富なコンテンツがあるので, ぜひ参考にしてみてください. kodomo-qq.jp/index.php
【手足口病⑩】 手足口病の主な原因ウイルスはアルコール消毒は効果がありません. 手足口病に対しては手洗いが感染対策効果として有効であることを示唆する研究が報告されているので, 特に地域で流行している場合や感染者と接触した場合には手洗いを心がけた方がいいでしょう.
【手足口病①】 手足口病がニュースでも出ていたので, 一般小児科レベルで, 最新の情報も交えつつ改めて簡単に紹介したいと思います. 手足口病は「手のひら」や「足の裏」の発疹, 口の中に病変がみられることが特徴的なウイルス感染症で, 夏かぜの1種として知られています.
北海道出身で1990年代半ば以前に生まれた方は日本脳炎ワクチンの定期接種と対象となったことがないため, 未接種の方々が多数いると思われます. 長い目でみたら, どこかでこれらの方々を対象とした指針が出されるべきだと, 個人的には思うわけです.
停止していた側のメーカーのおたふくかぜワクチンの供給が10月25日から再開されることが公式に発表されました. 再開後, 徐々に供給が安定してくると思われるので, 徐々に接種しやすくなってくると思われます. news.yahoo.co.jp/articles/174f1…
パンは窒息のリスクの高い食べ物で, 目安の年齢を過ぎているといっても乳幼児期ではリスクはある点は気をつけるべきでしょう. またこういった製品は子どもの手元に届く範囲に置いたままにしてしまいやすい気がするので, 置く場所の管理は徹底すべきでしょう. news.yahoo.co.jp/articles/7a5f7…
今年はこれまで日本脳炎の発生は報告されていませんでしたが, 引用RT先の通り大分県で発生が報告されました. また長崎県でも最新週で日本脳炎の発生が報告されています. (いずれも高齢者です) 日本脳炎の患者さんの発生地域は感染リスクの高い地域と判断されますので, 特に注意が必要だと思われます. twitter.com/mainichi/statu…
水痘の話題が盛んになっていますが, 水痘ワクチンではOka株(岡株)という日本で開発された弱毒化水痘帯状疱疹ウイルスが用いられています. これは1970年代に開発されたものですが, 今でも日本のみならず世界中の水痘ワクチンは基本的にこのOka株ワクチンです. 先人の功績をありがたく享受しましょう.
当たり前ですが, 人体は体に入ってきたものを自然か人工かでは区別しません. 区別するのは自己か非自己かです.
日本においても, 昨年でもワクチン未接種の幼児における水痘罹患後の脳梗塞が症例報告として報告されています. 詳細は省きますが, 現在の日本でも重篤な合併症併発例は十分に起こり得るということを示唆していると思われます.