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大砲は射撃の度に砲身や駐退機が熱くなるので長時間の射撃では発射速度に制限が設けられるものですが、そこで戦間期フランスでは交互射撃で加熱を抑える「連装砲身の野砲」が検討されたこともある、とな。陸の大砲で連装砲は大抵まずいアイデアなのですが(対空砲除く)、実は意外に利点もあるのだとか
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チャーチルAVREの29mm(290mmの誤植ではない)スピゴット砲の装填、発射の様子。そういや実際動画で見たのは初めてかも。装甲の外に手を出して18kg弾を押し上げるのは敵前ではやりたくないなあとか、弾道がハッキリ目で追えるような低初速とか、色々難儀さが見えてきますわね twitter.com/ArmouredSapper…
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ライフル銃が実用的な武器になるのは人類がある程度大きい生き物だからではないかしら、などとふと思いつく。仮に人類のサイズが1/100だったら空気の粘性が大問題になるので、水中銃めいた長矢弾タイプでないと使い物にならないのでは
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なるほど可動部品アリならエア回路制御は普通に実用されてる……と検索してたら「紙製の空気圧回路による加算器」とか出てきて眩暈がした。人類はあらゆる道具を使ってコンピュータを作りたがる
youtube.com/watch?v=yvANcR…
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1918年ドイツの統計では大砲の損失理由はこんな感じ
自然消耗 46%
砲身断裂 11%
戦闘で破壊 19%
戦闘で鹵獲 24%
砲身断裂には寿命と事故どちらも含まれそうですが、まあザックリ半分以上は戦闘による直接的な損害以外のところで失われていたわけです
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一方APFSDSはまた別の迂回路になります。なんやかや呪文めいた説明がされる事の多い弾ですが、大事なのは「弾の先端が削れる」ということで、これが傾斜装甲に対しては「先端が逸らされても弾全体の進路は逸れない」ことに繋がって、傾斜の恩恵を大きく削げる。だから傾斜に頼り切った防御設計には強い
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大傾斜装甲はAP弾に対して非常に効率的な防御が出来ます。いっぽうAPDSはより発展した弾という印象があるけれど、極論すれば小さくてより速いAPの変種に過ぎない。なので在来型AP弾の究極形みたいなドイツ長8.8cm砲への対抗を目指して作られたIS-3は、初期のAPDSにも耐えても不思議でなはない訳です
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戦車の砲身というのは実際、大戦期のマニュアルなんかを見ると狙い目の弱点とされている事が多いです。ほとんどどんな戦車でも防護されていない、かつ重要な部品ですからね
#マシュマロを投げ合おう
marshmallow-qa.com/messages/e05fe…
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おいでよ火砲趣味。榴弾砲のことを「野砲」と言ってしまったりしても、「戦車」や「戦艦」と不適切に呼んだみたいな事にはならずに誰も気にしない平和な惑星だよ
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