@kerorinrin1 実際に患者をみているひとは、コロナは風邪だとか、一度かかって免疫をつけたほうがいいとか、あるいはワクチンは毒だなどと無責任でいいかげんなことは、絶対に言えないものなんです。
救急体制が危機的で、コロナ以外でも熱中症など救える命が救えなくなる可能性。わたしたちひとりひとりにできることは、マスク手洗い三密回避などの基本的な努力、そして今後2週間のスケジュールの中でさきのばしにできるものはさきにして、とにかく接触機会を減らすことです buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
オミクロン流行期のワクチン4回目接種の有効性について,今度はイスラエルから報告がありました.医療従事者約30000例を解析したところ,3回接種者にくらべて4回接種者はコロナ感染が65%すくなかったとのことです. jamanetwork.com/journals/jaman…
反ワクチン派は世界中で狂気じみてきており,オーストラリアではとうとう犠牲者が..... 「オーストリアで先月29日,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種反対派から嫌がらせや脅迫の標的とされていた36歳の開業医が,診療所内で自殺した.国内には衝撃と怒り」 news.yahoo.co.jp/articles/9b721…
無責任なワクチンデマが跋扈しています。ワクチンうてば入院確率が3倍になるとか、副作用による死亡が増えているなどすべてデマです。妊娠中の安全性も確立しており、産科医として妊産婦さんには接種を積極的に勧めています。ワクチン推奨は生命倫理的な義務とも考えます。 buzzfeed.com/jp/kotahatachi…
昔から妊娠に気がつかずワクチンをうったという妊婦さんはたくさんいて、そういったかたたちの分娩帰結を調べた研究もたくさんあります。すべてのワクチンにおいて奇形が生じたり、母体死亡がおこったという例は知られておりません。コロナワクチンではなぜそういったデマがでまわっているのでしょうか
妊娠しても20%は流産します。また一般に生まれた子の3-4%はなんらかの病気をもちます。妊娠してお産するとは、そういった自然の摂理を受容するということです。不安で宙ぶらりんでいることに耐える力が必要であり、それを乗りこえれば、わが子との真の出会いが生まれます。ワクチンは受けるべきです。 twitter.com/makinori28/sta…
反ワクチンは「治験」を理解しているのでしょうか.コロナワクチンは,第3相試験でその有効性と安全性が厳格に証明され承認されました.抗体の持続性評価のため第3相試験参加のひとの一部が追跡調査され,また市販後調査とよばれる第4相試験が続くのはすべての薬剤に共通です. cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0082.html
将来後悔するのがこわいから妊娠中にワクチンを打たないなどまちがい.理性的にいえば,可能性のほぼない何年も先の副作用をおそれ,有効性が証明されているワクチンを忌避するなどありえない.感情的には,不安で宙ぶらりんでいることに耐える力が人生には必要であり,それを乗りこえてこどもに逢える
ワクチン接種に反対する「ワクチン忌避(反ワクチン)」運動は、WHOが2019年1月に「世界的な健康に対する脅威トップ10」に選んでいます。新型コロナの流行前の話でした。かねてから世界的な脅威でした。反ワクチンの拡大は「メディア報道が原因の1つ」との指摘されています。 gigazine.net/news/20210814-…
270例の妊産婦がワクチンを受け、10%弱で流死産、4割弱になんらかの合併症か早期破水、早産、1-2%の児になんらかの異常、1例で新生児死亡というのは、まさにふつうの妊娠分娩と同じか、むしろ頻度が低いかもしれません。ワクチンはまったく影響ないか、むしろいい影響を与えるという結論がでそうです。 t.co/BX0YRilxgV
妊婦さんは一般人以上にコロナワクチンが必要です.①妊婦は重症化しやすい,②重症化すれば児を娩出させ母体救命をめざすが,22週未満では中絶,それ以降は超未熟児のリスクが負う,③妊娠中に接種すれば児にも抗体が移行しメリットが高い,④胎児への害作用が知られているワクチンは過去に存在しない
コロナ対策の政治的な問題として「誤った世論の感情論」とは一切喧嘩しないという責任放棄の姿勢があることです.選挙で信任された政府なのだから,勇気をもって丁寧に説明すべきなのに,それをしようとしません.その典型が「子をもつ親の感情的なワクチン忌避」には一切さからわないという態度です.
コロナ前の2018年にでた本で,これまでの反ワクチン運動の歴史をまとめています.まず最初に短絡的な悪影響を主張をする扇動者が現れ,それにあおられて過剰反応する人が生まれます.その後きちんとした研究で最初の扇動者のうそが明らかにされても,デマはのこり続けるというパターンの繰り返しでした
反ワクチン派の主張はおおよそつぎの4つにまとめられ,昔からそれをこえるものはありません.①ワクチンを接種するよりも感染症に自然罹患したほうがよい,②ワクチン接種によって深刻な副反応がおこされる,③ワクチンの効果を実感できない,④医師や製薬会社の陰謀で本来不要なワクチンを打たされる.
②MMRワクチンで自閉症になるという主張は,その後データ捏造が証明され否定されました.デマはその場の思いつきで簡単にでっち上げられますが,それを科学的に否定するには時間がかかります.原発事故の被曝影響がないという証明も10年かかりました.デマ側はとっくに別のターゲットにうつっています.
反ワクチンの根底には医師や製薬会社は邪悪との思いこみがあり,都合の悪い事実はすべて「陰謀論」として解釈されます.しかしHPV ワクチンの副作用が否定された名古屋スタディの例は,もともと被害者団体によりそう形で行政と大学が企画しものであり,ネガティブデータがでてはじめて陰謀とされてます
HPVワクチンの「副作用」のほとんどは偶発的なものです.たとえば急に歩けなくなると本人家族は大きなショックを受けますが,時間はかかっても適切なケアでかならず治ります.しかしだれかがそれはワクチンのせいだとささやけば.それにとびつきワクチンを悪者にして心の安定を得ようとするでしょう. twitter.com/junmurot/statu…
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長 「僕が診た限り,3人がデマを理由に,ワクチンを打たずに,コロナに罹患して亡くなった」 twitter.com/XSWzlZTzIxhot4…
世界ですでに80億回以上のコロナワクチンが投与されました.文献検索でワクチン接種と関係する死亡例が55例あり,そのなかで因果関係が推定されたのは30例でした.原因は血栓性血小板減少,心筋炎,心筋梗塞などです.これは致命的な副作用がいかにまれであるかを示しています.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…
この50年くらいの世界の医療と衛生の普及はおどろくほどのもので、とくに子どもの健康状態は劇的に改善しています。何百万人もの命を救ったのはなんといってもワクチンの普及でしょう。世界中の子ども全体のワクチン接種率は、1980年当時の20%から、2020年には86%まで増加しています。
子どもたちはワクチンによって、はしかや破傷風、ポリオなどさまざまな病気から守られてきました。最近は新型コロナのパンデミックで世界各地の子どもたちがワクチンを受けづらくなっていますが、これまでワクチンの接種のあとおしをしてきたいろいろな団体は、コロナ前の状態に戻そうと努力しています
すでに根絶された病気もあります。天然痘です。天然痘は三千年間世界に蔓延し、何億人もの命を奪いました。ワクチンができたのは1796年だから根絶するまでにほぼ200年かかりました。1976年にWHOが基本計画をうちだし、各国がそれに協力して事業を進め、1980年にとうとう根絶宣言がなされました。
ポリオも根絶まであと少しのところにきています。日本でも1960年の大流行は有名であり、5千人以上の子どもたちが感染し、死亡からおおきな後遺症までさまざまな爪痕を残しました。1988年には125か国で35万人の感染者がでましたが、2019年には世界でわずか2か国、40人未満まで減少しています。
BSEのときを思い出してください。国民はパニックになって、科学的にはなんの意味もない「全頭検査」をはじめざるを得ませんでした。一度はじまってしまえば関係者から見直しの同意をえることがむずかしく、いつまでも税金の無駄づかいを続けました。福島の甲状腺調査もほぼおなじ状況になっています。