1901
たとえ国がおかしくなっても、10年かけて少しずつ壊れていく場合はなかなか気付かない。不正や腐敗に慣れてしまうどころか、そんな腐った政権を何となく支持してしまう。正に茹でガエルになる。人々の倫理観は荒み、経済は衰退し、社会は荒廃する。この国は今、そうなるかの岐路にある。まだ間に合う。
1902
この国にとって大事なのは形式。一応三権分立、一応民主主義。形さえ整っていればいい。求められるのは融通無碍。基本は自民党政権がやりたいようにやれるのが望ましいと。そこには思想哲学がない。だから、この国の民主主義の基盤はとても弱く、成熟していない。民主主義を成熟させないと国が滅びる。
1903
80年もすれば日本の人口は半分になり、この国は崩壊する。あと20年もすれば、いよいよまずくなってくる。そうならないように、子ども手当や戸別所得補償等の国民のための改革に取り組んだ。ところが安倍政権以降、また選挙目当てのやってるふりと利権の分配が始まった。政治が先を見ないと国は滅びる。 twitter.com/nikkei/status/…
1904
日銀総裁と言ってることが真逆。極めて深刻な事態。加えて、今日のこの悪い円安が、この10年の自分達の異常な異次元政策の当然の結果であるという自覚が皆無。無責任の極み。財務大臣と日銀総裁がこんなことでは、ますます信用を損ない、円は売られ、物価上昇が進んでしまう。 nikkei.com/article/DGXZQO…
1905
⑤1ドル=130円も見えてきたという話も聞く。アベノミクスを10年も続けているため、政府日銀は一歩も動けない。金融政策を政治の道具にしたため、そのツケが巨大な爆弾になりつつある。いま必要なのは、アベノミクスの徹底検証と 大変困難ではあるが危機回避策の模索である。総理は逃げてはいけない。
1906
④つまり、アベノミクスとは、間違った思想による異常な実験であり、経済と国民生活を犠牲にして確実に失敗したのに、岸田首相も日銀総裁も当の安倍氏さえもそれを認めないどころか、自画自賛ばかりする裸の王様状態になっている。だからますます円は売られ、国力は低下し、国民生活は追い詰められる。
1907
③そして今、この10年の異様な政策の副作用として、円の暴落が進んでいる。当初、アベノミクスによる円安こそ経済にプラスと言われたが、海外シフトが進んだ現在、ほとんどプラスにならない。むしろ、円安で輸入価格が上がることで物価上昇が進み、賃金が上がらない中、家計が苦境に追い込まれている。
1908
②つまり、日銀にジャブジャブお金を刷らせても、世の中に出回るお金の量はほとんど増えなかった。結局、肝心の「改革」は全く進まず、日本経済を賭けた実験は失敗に終わった。逆に産業は活力を失い、非正規雇用は増え、賃金は先進国最下位まで低下し、格差は拡大、国民の生活は苦しくなってしまった。
1909
①全くやる気のない自民党に代わって、「アベノミクス」の検証をしたいと思う。アベノミクスはジャブジャブお金を刷れば景気が良くなるというそれだけのこと。それで日銀が直接出すお金のマネタリーベースは10年で約5倍になったが、世の中に出回るお金の量のマネーストックは1.3倍にしかなっていない。
1910
円安で家計が厳しくなり、企業関係者もマイナスが深刻と懸念を示しているのに、当の日銀総裁だけが日本経済にプラスとのたまう。要は、ここで悪い円安などと言えば、この9年のアベノミクスと日銀の政策が全否定されることになるからである。結局メンツだけ。中央銀行としては一番あってはならない姿。 twitter.com/tv_asahi_news/…
1911
中央銀行や検察、裁判所まで、本来権力と距離を置き、中立公平な立場で業務を執行すべき機関が、総じて総理に隷従する忖度機関に成り下がったのを、忠誠を美徳とするお国柄というのは容易い。しかし、それは封建主義の世界観で先進国の姿ではない。この10年の退化は凄まじい。刮目しなければならない。
1912
通貨価値の安定を理念とする日銀総裁が率先して総理の手下となり、ジャブジャブ作戦に奔走、10年かけて産業の足腰を弱め、結果を出せないまま金融市場のリスクだけは極大化。中央銀行の理想の真逆。ここまでくると、混乱する結末しか残されていない。政府・日銀はどうするつもりか、国民に説明すべき。 twitter.com/tokyonewsroom/…
1913
③肝心なのは政策の中身。組織遊びは百害あって一利なし。デジタル化も子ども施策も現行省庁で足り、総合調整のため内閣府もある。少子化対策をしたいなら、子ども手当の復活が不可欠。新しい組織はいらない。政治を変えないと、無駄な組織が増殖し、税金が無駄になる。国民は刮目しなければならない。
1914
②局長や課長の数をむやみに増やせない縛りがあるはずなのに、名前を変えればいいだろうと、局長級である統括官等のポストをどんどん増やしている。完全に行政改革の思想に反した抜け穴・インチキであり、時代に逆行する病理である。どうせ国民は関心がないだろうと高を括っている。救いようがない。
1915
①デジタル庁を作ったと思ったら、今度はこども家庭庁。一元的な子ども政策に取り組むことが狙いだったのに、幼稚園の所管は文科省に残るなど、縦割り行政は残り、看板を掛け替えただけ。要は「やってるふり」で、ポストや利権を増やしたいだけ。全て自分たちの都合。国民のことは少しも考えていない。
1916
結局この10年の自民党アベノミクスで末端まで滴り落ちてきたのは、富ではなく利権の膿だった。自民党政権により、子ども手当や戸別所得補償がバラマキだと廃止される一方、コロナ対策までが利権化され、意味不明なお金が無駄にばら撒かれてきた。真に必要な改革を行うためには利権の党を壊す以外ない。
1917
こども家庭庁設置法案は絶望的。看板を掛け替えただけで中身ゼロ。厚労省から子ども家庭局を分離し内閣府関係部局と合わせただけ。長官ポストが増えただけ。やることは変わらない。やってるふりの目くらまし。問題は組織ではない。子ども手当の復活のような根本的対策を打たない限り、何の意味も無い。
1918
安倍氏も麻生氏も菅氏も国民はすっかり忘れたと思っている。大した問題ではないと思っている。一人の善良な公務員が自殺に追い込まれたというのに。この問題は、この国の民主主義に刺さった最悪の毒針。このまま放置すれば、どんどん国を蝕む。国全体の倫理観が問われている。 sankei.com/article/202204…
1919
自民党とは日本の議会制民主主義にとっての一つの「試練」である。ここを乗り越えないと、日本の民主主義は永遠に成熟しない。この国の政治は利権的後進性から永久に脱却できない。全国に張り巡らされた利権、既得権益の網目は細かく岩盤はとてつもなく分厚いが、これを壊さなければ、国は変わらない。
1920
自民党とは一つの巨大な利権である。各業界の隅々まで網の目のように利権を行き渡らせ、この国をがんじがらめに縛っている。だから改革は不可能。結局また新しい利権が一つ増えただけの結果になる。だから日本の競争力は低下し、賃金も先進国最下位。政治を変えないと、あと少しで先進国ではなくなる。
1921
看板を掛けかえても変わらない。自民党は利権の分配装置。だからこそ、この10年間でこの国はここまで衰退し、社会の倫理観も崩壊した。政権が口では改革を叫び、裏では政権関係者が利権を獲得していく国。それが日本。皆がニコニコ笑って支持していれば、国は再起不能になってしまう。最後は国民次第。
1922
また始まったその場しのぎの選挙対策。必要なのは継続的に生活を支えるセーフティネットの構築。結局それをやりたくないから一時金でお茶を濁す、その繰り返し。焼け石に水。何も解決しない。税金をまともに使える政治に変えないと、国民の生活は破壊され、全てが無駄になる。 jiji.com/sp/article?k=2…
1923
本当におかしな国になった。一番問題なのは国全体が不正に寛容になったこと。昔なら糾弾され捜査されたようなことも闇に葬られ、元総理などはケロリとしている。この10年、不正が多すぎて慣れてしまい倫理観が蝕まれてきた。再生するのには時間を要するが、再生できない可能性もある。最後は国民次第。
1924
日々農業を破壊する自民党農政。今回の「水田活用の直接支払交付金」の5年後打ち切りは象徴的。現場の意見も聞かず、唐突に「もう止めます」で現場は混乱。農業基盤整備にも多大なる影響が出て離農される方も増える。結局、この10年で日本の農業は最悪の環境に。農政が農業を追い詰めてどうするのか。
1925
値上げラッシュ。食料品をはじめあらゆる生活物資が値上がりし、日々の家計を圧迫している。だが総理と日銀総裁は「物価上昇はまだ足りない」と、ひたすら異次元緩和を続けている。だから、どんどん生活水準は落ちていく。政治の暴走が家計をとことん追い詰めていく。そこに皆が気付かないといけない。