51
さんま御殿に出た時。新婚の私は「一緒にお風呂に入ります」と話した。するとさんまさんは「湯船に入るとき正面からは絶対あかんで!背中を向けないと!男はロマンチストやから恥じらいが大切なのよ」と。今はお風呂は別だし鬼嫁化したけど、すこーし残っている可愛い妻でいたい気持ちを大切にします。
52
「マスクを外していいよ」と体育の授業で言われても取りたがらない子がほとんど。娘のクラスで取ったのは3人だけだったらしい。感染対策というより顔を見られるのが恥ずかしいんだって。もはやマスクは洋服感覚。『顔パンツ』なんて例えもあるくらいだもんね。これがコロナが招いた切ない現実なんだ。
53
「勉強って意味あるの?円周率とか元素記号なんて使わないし」中学生の頃、保健の先生にこんな話をした。すると先生は「そうかもね。でも100しか知識がない人と1万の知識がある人は、普通に会話をしていても人間として幅が違うのが分かるよ」と。スッと腑に落ちて四の五の言わずに勉強しようと思った。
54
小さい頃、母からよく指摘された。食事中「お茶」と言う私に「お茶がなぁに?私はお茶って名前じゃないよ」と。「お茶をください」慌てて言い直す。正直面倒くさかった。時は経ち。母と同じセリフを今度は私が娘に言っている事に気が付いた。ウザいだろうけど伝え続ける。いつか分かる時がくるから。
55
何度か直接お会いしたことがある。髪型が変わったことに気付いて褒めて下さったり、ボートに乗るロケではサッと手を差し出して下さった。狙っているものではなく自然と溢れ出る優しさ。老若男女問わずモテるに決まってる。団長も優しい人だけど、こういうタイプではないの。優しさにも種類があるよね。
56
よゐこ濱口さんと南明奈さんのインタビューを読んだ。明奈さんが疲れているのを察したら濱口さんは「○○食べたいから外食しない?」と声をかけるそうだ。「外食でもいいよ」と言われるより気兼ねせずサボれるのだと明奈さんは言っていた。“夫婦円満”って難しいようでちょっとした言葉選びなんだよね。
57
いつも私を褒める次女。「ママは欠点1つもないよ」と言ってくれる。「たくさんあるよ。家事も苦手だし抜けてるしお昼寝ばかりするし」私が返すと「完ペキじゃないからいいの。それは欠点とはちがう。ママの愛すべき所なんだよ」とニッコリ。私が40年かかっても自分自身にかけてあげられなかった言葉。
58
新橋駅。視覚障害のある男性が人波の中で立ち尽くしていた。彼は白杖を高く掲げている。“SOSシグナル”だ。勇気を出して声をかけると「点字ブロックの場所が分からない」と話してくれたので案内した。このSOSはあまり浸透しておらず使う人が多くないらしい。知る人が増えて当たり前になったらいいな。
59
ロッチ中岡さんが好き。新婚の頃ロケで手料理を振る舞ったんですが、下手すぎて我ながらまずそうでした。多分まずかったと思います。みんな最低限しか手を付けない中、中岡さんはカメラが止まってからも食べ続けて完食。そして「準備とか大変やったでしょ?ごちそうさまでした😊」と。一生応援します。