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妻「女は凹んだとき、誰かに『そんなことないよ』って言って欲しくて、『私なんて…』と自分を否定することがある」
ぼく「何それ難しい」
妻「…」
最近、妻が「私はどうせダメな子だもん…」とか言ったあと、小声で「はい、ここで『そんなことないよ』」って合図するようになった。妻が優しい。
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「貯金のコツ?先に給料から貯金する金を抜いて、残った分で生活してみろ、すげぇ貯まるから。生活して残った分を貯金しようとか考えてると、結局使い切っちゃうんだよ」と新人に語る先輩の「根拠?だって国が先に税金抜いてから俺らに給料渡す理由、それだろ?税金取りっぱぐれないようにさ」の説得力
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新人くんが書いた稟議を「誉めるところが見つからない」って突き返した上司も上司だけど、それを「本当ですか?もっとよく探して下さい。ここら辺とか」って再度突きつけた新人くんのメンタルタフネス見習いたい。
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電車の中で男子高校生が「女子はすげぇよな。ブラジャーってワイヤーとか入ってるから超締め付けられるのに、毎日つけてるんだもん。すげぇよ。あんなん俺なら5分でギブアップ」とぽつりと言って、友人に「お前…まさか試したのか…」って言われ顔真っ赤にして否定してる。車内が若干ざわざわしてる。
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電車の中で大学生男子が「トトロは死神でさつきとメイは死んでるんだぜ」って得意げに都市伝説を披露→隣の女子「そんなガセに踊らされてるの?むしろトトロの声は宮崎駿監督だって豆知識の方が驚くに値するのに」→驚く男子。(まじで!?)って顔する周囲の客。ググるぼく。違った。みんな釣られた。
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電車で男子高校生が「好きな胸のサイズ」談義してて、まぁ思春期らしく過激なアルファベットが飛び交う中一人が「俺は好きな人の胸なら特にこだわらない」って言って隣にいたお姉さんがおっ?みたいな顔をした所で「最低でもDあれば」ってまさかの倒置法が発動してお姉さん解せぬ…って顔になってる。
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スーパーでレンジ調理OKな冷凍うどんを見て、うどん県出身の同期が「レンジ調理は風味が落ちる」と→「本当?」と同期らで茹でとレンジでブラインド試食するも見分けられず、でも香川出身の彼だけ百発百中で「こっちが茹で」と見抜いてて彼の適職は銀行員ではなくうどんソムリエなのではという疑惑。
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百貨店のホワイトデー特設会場で、社会人男女。
男「どのチョコがいい?」
女「こんなに高くなくていいよ!」
男「でも給料の3ヶ月分だろ?」
女「え?」
男「あ、違う。こっちは3倍返しだ」
女「こっちは?え?」
男「今のは忘れて」
周囲(この男、近いうちにプロポーズする気だ…!)
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カフェで店員さんがコーヒーをこぼして勉強中の高校生男子のノートにかかってしまう→店員さんが一生懸命におしぼりで拭くも結局落ちなくて「すみません…」って謝ってたら彼が「大丈夫です。僕は受験生なので逆に縁起がいいです」って微笑んでて女性店員が「対応がイケメン過ぎる…!」って顔してる。
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電車で綺麗なお姉さんが「結局の所、世のオトコが言う『ありのままの君がみたい』の裏に隠れた本音は(服脱いで)だし、『俺の前では飾らなくていいよ』は(服脱いで)だし、『本当の君を知りたい』は(服脱いで)なんだよね…」って言ってて、車両にいた全男性が一斉に視線を逸らした。
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外出先から会社に問い合わせしようと自席に電話したら、ビジネスマナーを叩き込まれて配属されたはずの新人くんが出て元気よく「はいマクドナルド○○店です!あ、やべっ!」って言って光の速さでガチャ切りされたので知らない間にうちの銀行がマックに買収された可能性残ってる。
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センター試験の新聞記事読みながら先輩が「俺の弟、センターで失敗してから引きこもって『花ムコ修行中』なんて言ってネトゲばっかやってたんだけど、三年後にそのネトゲで出会った子と結婚していま元気に専業主夫やってるから人生って面白いよな。俺は独身で休日出勤だし」って乾いた笑い浮かべてる。
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休憩室で先輩がうつらうつらとしてたので、起こすのも可哀そうだなと思って隣で静かにコーヒーを飲んでたら同僚女性から「○○さんどこに行ったか知らない?」って電話が来て、何も考えず「先輩なら今ぼくの隣で寝てますけど」って小声で答えたら「なんてっ?え?もう一回言って!」とせがまれる事件。
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休憩室での「どんな肩書きが欲しいか」談義で、年輩の部長クラスは「頭取」やら「CEO」等を挙げ、中堅社員は「会計士」やら「MBA」を挙げ、ぼくら若手層が「課長」等といった現実的な肩書きを挙げる中で東大卒新人男子が言い放った「ぼくは女子高生になりたい」発言からにじみ出るこの大物感。
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後輩男子が「週末デートなんですが、どこかオススメあります?」って先輩女子に恋愛相談して、「映画でも高級フレンチでも相手がイケメンじゃないとつまらないからなぁ」って滅茶苦茶な回答され「酷い!」って笑ってるけど、
先輩が後輩男子に想いを寄せてる件について知ってるからひたすら胸が痛い。
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電卓に大量の金額を入力する際、ベテランのおばちゃん職員が手元を見ない超絶技巧で高速処理する姿に思わず「変人速攻…」って呟いたら、打鍵の手がピタッと止まり「娘がハマってるわ。ハイキュー」って言ってまた入力再開してて仕事のみならずアニメまでカバーするその守備範囲の広さに動揺隠せない。
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新人女子「どうして私の指示通りにやらなかったの?ここにやり方が書いてあるよね?ちゃんと読んだ?」
上司(女)「……」
新人女子「黙ってちゃ分からないでしょ?」
上司(女)「…ごめんなさい」
ってお菓子作りに失敗した上司をパワハラ口調で責める新人女子の姿が休憩室で目撃される事件。
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カフェでカップルが喧嘩してる。彼女の「あんたなんてどうせ目の前に裸の女の子がいたら好きになるんでしょ!?」攻撃に対し、彼氏が「ふざけんな!そんな美味しいシチュエーション、いままでにお前しかないし、お前のことは裸見る前から好きだったわ!」って。彼女、顔真っ赤で口をぱくぱくさせてる。
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帰宅したら、妻が「くそー、お母さんロボ動け!」と言いながらソファに横になってて。
ぼく「どうした?」
妻「つわりで動けないんだけど、お腹の子が私を操縦している設定なら動けるかなと思って」
ぼく(可愛い)
妻「お父さんすみません。お母さんロボは電池切れです」
ぼく(暴力的に可愛い)
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カフェで女の子が「歩くと痩せるって言うからここ最近徒歩で大学行ってるんだ。三駅分。でも運動したらいつもよりもお腹が減って、そしていつもよりご飯が美味しくて、結果気が付いたら2kg増えてたwこんな私を笑ってw」という発言に対し彼氏が「でも肌はキレイになったね」と。イケメン過ぎる。
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頑張ってるのに結果が出ない→自分の努力が足りないからだ→もっと頑張ろう!…なんて思いがちですが、君の努力はもう十分過ぎるほど。ここは一度落ち着いて「他の方法ないかな?」とやり方を見直してみよう。その方が、結果的に上手く行きますよ。
という昔の上司の言葉に、たびたび救われている。
98
妻とデート中。
ぼく「荷物持つ」
妻「重いからいいよ」
ぼく「重いから持つんでしょうが」
と、半ば無理矢理うばいとります。
妻は「うちの旦那は優しい」と嬉しそうに笑ってくれますが、別に優しいからじゃなくて、実は、空いたその手をぼくとつないで欲しいからなので、遠慮しないで下さい。
99
ぼく「ママが少しお出かけ中ですね」
息子「だぁ」
ぼく「せっかくの機会です。少し大事な話を」
息子「だぁ」
ぼく「君のママは、ぼくにとっての妻です。君一人のものではないので、独り占めしないこと」
息子「だぁ?」
妻「…忘れ物を取りに戻ってみたら…0才児相手に何を…」
ぼく「!?」
100
「部下のミスは上司の責任だ。お前らのために頭を下げる事で、俺は高いサラリーをもらっている」って言ってた課長でさえ、アラフォー女子の「あー、カロリーと有給だけは死ぬ程余ってるのに使い切れないなー」発言に対して真顔で「そのようですね」って失言を放った新人男子をかばい切れずにいる。