添田孝史(@sayawudon)さんの人気ツイート(いいね順)

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事故の5年ぐらい前に、東電設計社員で、確率論的リスク評価(PRA)のプロが某大学でやった集中講義を聞いていて「外部事象(地震や津波)のPRAは、内部事象のそれと比べるとあてにならん(意訳)」と言っていたのが、とても印象に残ってました。(リカレント教育とても大事)
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福島県だけ突出して子どもの甲状腺がん手術が多いのは事実。過剰診断というなら、福島「県立」医大の手術をただちに中止させるべき。そうでないなら、なぜ福島だけ手術が必要ながんが多いのか、早急に解き明かすのが知事の役目。それをせず風評被害だと主張するばかり。www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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規制委は「削除した資料は国会図書館のHPで見られる」と訴える。 と締めくくられているのですが、国会図書館では大きなファイルは収集ロボットの設定のため、収集できていないことが判明したわけです。デジタル庁時代の、公文書を消し去る手法なのでしょうか(陰謀論)。
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《21年に新たにできた洋上風力発電所の発電能力は2110万6000キロワット。原子力発電所約20基分。累積導入量は5717万6000キロワットになった。中国2768万、日本5万》 やばすぎ。洗練された原発の利益配分システム(小判配るとか)から離れられない経産と自民。 twitter.com/kinoryuichi/st…
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日本沈没のドラマでは、サクサク避難計画が出来て動き始めてるけれど、入院患者だけで一都六県に約40万人、どうやって動かすのか、受け入れ先があるのか、皆目検討がつきません。双葉病院の400人でさえあれだけ大変だったのに。 twitter.com/kinoryuichi/st…
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「福島沖だけは、絶対地震が起きない」と相当確実な証拠で言えない限り、福島沖津波を想定しなければならない。日本海溝の北でも南でも起きているのに、都合よく福島沖だけおきない(土木学会)という予測に、強い根拠はない。今村・東北大教授さえ「調べてないだけ」と裁判で証言したほどだ。
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東電酒井が、高尾、金戸に送ったメール。貞観津波の扱いは、津波堆積物という、実際に津波が起きた証拠があるから「これについて、さらに電共研で時間を稼ぐ、は厳しくないか」と述べ、電共研が時間稼ぎであることを自供している。そしてこの後、東北電力の貞観評価をつぶしにかかる。
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高松駅の近くでうどん屋2軒はしごしてから、判決へ。東電原発事故で国の責任を認めたのは高裁では4件中3つめ。2017年の最初の地裁判決(群馬)前に、関係者は「国賠訴訟で勝つのは難しいよ」と結構悲観的だったころと比べると、流れが大きく変わったのを感じます。
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「リニア中央新幹線が、南海トラフ巨大地震に対して脆弱であるのに、世の中でほとんど認識されていないことを非常に憂慮しています」 16日(日)午後、石橋克彦先生の7年ぶり一般講演「リニア中央新幹線に対する地震学からの警告」。zoomの申し込み(無料)は14日締め切り。 takagifund.org/activity/2022/…
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プレス文も、錬金術の解説なみに怪しくて、歴史的行政文書指定したいぐらい。大阪府、市の中で、「こりゃ詐欺でっせ」と気づいた職員は多いと思うけど、それが意思決定にぜーんぜん反映されないようでは、府市あぶない。
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判決の読み上げで長期評価について「現実的な可能性」が無かったという用語が10回ぐらいでてきた(あとで数えたい)。現実的な可能性のある災害にだけ備えれば良い、というほど原子力規制の枠組みはゆるくない。そこまでやるか、そんなんおきんやろ、というような過剰なまでの想定を求めている。
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この現代の錬金術が、どんな過程で大阪市や府のチェックをすりぬけ、税金投入にまでつながったのか、誰か取材してくだされ。ポピドンヨードの反省はなぜ生かされなかったのか(そもそも反省しないか)。こんな科学センスで万博開いたらどうなるのか、こわいもの見たさ的な関心が出てきた。
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そのキホンのキが、裁判長にはわかってない(ふり)ようだ。残余のリスクが100万分の1になるぐらいまで、不確実性までカバーする想定が求められている。「現実的な可能性」棍棒で、原子力規制の枠組みをぶっ壊した、あるいは無視した今回の判決である。
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やっぱりありそうだな、統一教会を担当していた広告代理店。 news.yahoo.co.jp/articles/e4abc…
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判決は、土木学会の津波評価技術を全く無批判に持ち上げる一方、長期評価の細かいところをこき下ろす。同じ視点で土木学会をみたら、策定プロセスも内容もボロボロになるのだが、そんな公正さを日本の司法に期待してはいけないらしい。
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推本津波(15.7m)を否定する地震学的根拠はなく、否定できないなら、バックチェックに取り入れないといけない。しかしすぐに対策は難しいから土木学会を使って4年、時間を稼ぐ。対策が必要とわかっているなら、なぜすぐにやらないんだという世間の疑問には答えられない、とまで東電社員がわかっていた
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原子力規制委と法務省が、10月28日付けで同じ文書を開示した。規制委(左)は電力やサイトの名前を隠していないのに、法務省(右)は細かく海苔載せ。法の運用(墨塗り)がテキトーであることを示している。2006年に保安院が電事連にバックチェックの日程「福島第一も2008年度内」を指示した重要文書
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海苔かけ部分は、耐震BCで保安院の主査をしていた阿部教授と、津波分野トップの今村教授の見解が書かれている。阿部の欄にアンケート結果から「推本見解を否定することは不可能」、今村欄には「推本を無視することは困難」とある。
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結果回避可能性の観点から、2010年問題はあまり追及が進んでいない。裁判は2002年の長期評価(津波地震)が中心だ。しかし、2010年問題は、露骨な国の犯罪だから、あいまいにしたままではいけない。ちなみに森山審議官は現在、ゼネコン鹿島建設の執行役員。事故を起こして、天下り先で事故後始末で稼ぐ
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開示された文書はこちら database.level7online.jp/items/show/56 文書の画像をクリックするとダウンロードできます。
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情けない非論理的で空気を読んだだけの多数意見vs.真っ当な反対意見。 twitter.com/kenichioshima/…
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原発事故の教訓を伝えるのも目的なら、請戸小学校から数百mのところで2007年に見つかっていた大津波(869年)の堆積物も展示して(東北大に立派な標本がある)、専門家は東電に「もう調査より対策の段階」と事故の2年前には言っていた事実を紹介したらいいのではないか。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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会見生中継を、複数の専門記者が同時視聴し、資料も参照しながら大急ぎでチェックして、「あ、これファクトの裏付けない」と気づいたら会見場の記者にメッセージを送って質問させるぐらいのチームプレーはできそうなのに何か通信妨害でもあるんですかね。大メディアの力が活かせる数少ない領域なのに twitter.com/tcy79/status/1…
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更田さんの危惧は、たぶん現実になる。 《一方で、炉がどういう状態になったら運転しない方がいいと判断するのか、これはなかなか難しい話です。私がもし心配するところがあるとすれば、委員会がこれはやめた方がいいと判断した時に、それができるかどうかはなかなか難しいasahi.com/articles/ASR1N…
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意外に知られていないようなのですが、あれだけの津波に襲われても、福島第一原発の地下1階(床面は海抜1.9m)で、浸水したのは1mほど。(写真の出典:東京電力ホールディングス)