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流鏑馬の的が近いのは、敵の内兜(兜の内側に見える無防備な顔)を狙って射るためです。的も内兜の大きさ
敵も鎧を着ている想定なので他の場所に中っても、矢は裏をかきません(貫通しません)
こんな速度(おそらく50-60km/h)で突進して来て、顔を狙って正確に矢を射られたらたまらんですね twitter.com/kawakami_yu/st…
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騎乗大太刀
大太刀で何度も叩くだけであるから、馬上の剣術は非常に単純である。このような時代に後世の精妙無比な剣術が発達するはずはなかった「馬上武芸」
木曽馬「黒曜」で重さ3kgの大太刀を振るっているのは月刊秘伝で馬上武芸検証記事を連載している里山武芸舎の生田覚通師
#紅葉台木曽馬牧場
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馬上で太刀を抜く
まず腕貫の緒に手を通す。馬の首を切らないよう、太刀を鞘ごと外側上方に回す。で、抜く。馬上での安全確実な納刀は難しいですね
抜刀自体は難しいことではないので、映像の「常歩(なみあし6-8km/h)より速い「速歩(はやあし)12-5km/h」、「駈歩(かけあし)20km/h以上」でも簡単です twitter.com/kerpanen/statu…
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薙刀、槍、長巻、大太刀、馬上での比較映像
紅葉台木曽馬牧場の和式馬術研究家、菊地幸雄先生の指導によって、里山武芸舎を主宰する古武術家、生田覚通師が馬上での長物を比較演武
月刊秘伝に不定期連載されている馬上武芸復興企画「武と馬」のための取材映像である
馬は日本在来馬の木曽馬「黒曜」
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とんでもなく速い和種馬「銀次」に乗って長巻を振るう漆澤さんが表紙になっている小冊子「和式馬術探求ガイド1」は紅葉台木曽馬牧場で購入可能、1,000円
写真や図版をたくさん使い紅葉台木曽馬牧場の和式馬術研究家、菊地幸雄先生が和種馬と和式馬術について解説しています。B-5判フルカラー32ページ twitter.com/kerpanen/statu…
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大鎧武者による実戦騎射
左斜め後方の敵に対する騎射、押捩り(おしもじり)、正五位上大宰少弐@tono_mikado さんによる演武です
弓に自撮り棒カメラを取り付けての撮影です。他では見られない臨場感溢れる映像ですが、撮影後は腕が上がらなくなるくらい重くて大変だったそうです
#紅葉台木曽馬牧場
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日本古来の競馬・くらべうま
2頭によるマッチレースが基本です。竹の根や熊柳で作った鞭(長さは90cm前後)による進路妨害や、相手を殴り、摑んで落馬させるなど、なんでもありの騎乗格闘技で死傷者続出だったらしい
この日の優勝は「銀次」、時速50キロ以上は出てますよね twitter.com/Totpie101/stat…
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「馬上武芸」における長巻と槍の優劣論
長巻は槍を叩き折れる。平打ちすれば槍でも長巻を折れるが、長巻はそれを警戒しているから容易でない
長巻は辷り込んで斬れるが、槍にはできず攻撃の技が連続しない
槍は刃道が直線で狙いは一点だが、長巻は曲線で外しにくい
なぜ長巻が廃れたのか、それが謎 twitter.com/kerpanen/statu…
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長巻と薙刀
薙刀は長巻より先が軽く振りやすく、間合いもより長くとれる。しかし馬が遠慮なくどんどん間合いを詰めて行ってしまう馬上戦では、間合いの利が逆に不利になることもある
一方、長巻は敵が相当手近になっても打撃を与えることができ、この点、薙刀よりも小手回しが効く
「馬上武芸」より
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戦車第26連隊の連隊長として硫黄島で戦死した「バロン西」西竹一大佐がロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得した時の愛馬ウラヌスは、イタリアの騎兵隊で手に負えないとして持て余されていた悍馬だった
金子有鄰先生は日本の武人にはこんな悍馬を乗りこなす伝統があったのかも知れないとしている twitter.com/tono_mikado/st…
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最強の馬上打物、長巻
馬は紅葉台木曽馬牧場の日本在来馬「銀次」
小柄だが超パワフル。手綱を放すと、たちまち時速50キロ超まで加速する
長く(全長180 - 210cm、刀身90cm前後)、重い長巻に馬の速度が加わった一撃は恐ろしい威力
2017年、石和八幡宮例大祭の甲斐駒流鏑馬神事
#和式馬術 #馬上武芸 twitter.com/kerpanen/statu…
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馬の朱色の厚総、額は面懸(おもがい)、胸は胸懸(むながい)、尻は尻懸(しりがい)、併せて三懸(さんがい)と言う
騎乗で木刀を振ってみると、振り抜けた木刀の切っ先が馬の額や尻をかすってしまうことがある
もしかしたら面懸、尻懸は自分の太刀の切っ先除け?
胸懸は敵の徒士が横に払ってくる薙刀除け?
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長巻、最強の馬上打ち物
長巻は薙刀より刃先が重く打力が強い。薙刀のように広く縦横には振り回せないが、徒士戦と違い、接近馬戦では槍や薙刀の柄を叩き折れるほど打力が強く、小手回しが利き、槍に対しても辷り込んで敵を斬ることができる長巻に利がある
「馬上武芸」金子有鄰
#紅葉台木曽馬牧場
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名著「馬上武芸」で金子先生は概略、西洋の騎馬戦は一撃離脱の繰り返し、日本のは巴戦と述べている(もちろん例外も多い)。奇しくも空戦と同じだ
日本の騎馬戦は急旋回を繰り返して敵の後方を狙う。源氏の騎馬武者、熊谷直実は、零戦撃墜王の坂井三郎の捻りこみのように、鋭い急旋回で勝利を得ていた
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騎乗で馬を切らない太刀の抜き方
まず太刀の柄が鞍に当たらぬよう、馬の右側から乗る(西洋でも日本でも左から乗るのが普通)
金子有隣先生の「馬上武芸」に記されている通り、鞘ごと太刀を回して、刃を上に向けて抜く。こうすれば馬を切ってしまうことはない
#紅葉台木曽馬牧場 #和式馬術 #和種馬 twitter.com/kerpanen/statu…
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日本の在来馬(左)と、洋種馬(右)
同じ馬でもこんなに違う。日本在来の和種馬が消滅の危機にあるのは以前から問題にされてきたが、状況は改善されず、今も少しずつ減り続けている
和種馬に乗る人が増え、乗馬としての活用が広がり、飼育、繁殖が収益になることが唯一の対策である
#紅葉台木曽馬牧場 twitter.com/gatch1028/stat…
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金子先生は騎乗戦闘で太刀が役に立たないと言っているのではないので誤解なきよう。太刀は長物や弓には対抗し難いサイドアーム的に役割で、現代戦で拳銃しか持ってない時に突撃銃や擲弾発射器を持ってる敵に出会ったら不利、と言うのと同じ。かと言って拳銃が武器として役立たずとはならないでしょ
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騎乗木刀を試用
片手で振った時のすっぽ抜け防止の為、柄に滑り止めの革を巻き、柄頭に腕抜き緒を着けた騎乗用木刀を初めて実際の騎乗で試しました
面頬(めんぽう)には、騎乗で抜刀する際に馬を斬らないよう上に抜刀した時、自分の顔を傷つけないようにする役割もあると言います
#紅葉台木曽馬牧場 twitter.com/i/web/status/1…
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ようやく会心の音が出た
犬射蟇目(いぬいひきめ)、弓力16キロの弓で90cmくらい引いて30mほど飛ばした。蟇目鏑の胴体は朴の木からの削り出し。頭の部分は壊れやすいので丈夫なFRPで作ってる
木管楽器のような柔らかな音色が出ました
2023年2月11日撮影
#サドルバック牧場 #馬上弓くらべスクール
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鎌倉武士の箙(えびら)、矢束(やたばね)の緒の編み方
江戸時代の「止戈枢要」にある矢束の緒の編み方を元に絵巻物や、箙を使ってきた自分自身の経験を加えて推定した鎌倉武士の矢束の編み方
この箙では一段に4-5隻(本)の矢を編み込み、一段ごとに編み始めと反対側の端手(はたで)に緒の端を結んでいる