上丸洋一(@jomaruyan)さんの人気ツイート(新しい順)

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どうしようもないものは、どんなに「丁寧に説明」しようと、やっぱりどうしようもない。そもそも、あなたは「丁寧に説明」したことなんて一度もないじゃないですか、菅首相。
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政府「危なくなるまでは自宅ですごして下さい」 患者「危なくなったあと、入院できるんですか」 政府「それはそのときの事情で……」 原則自宅療養。
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自宅療養。「今からでもコロナ患者を受け入れる医療機関を増やし、仮設の療養・医療施設を整備するなど、対策の強化に努めるべきだ」「その場しのぎの対応を繰り返し、漫然と成り行きを見守るだけでは、コロナの収束は見通せない」読売新聞社説。
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「日本は今度こそ真に非常になつて来たのに、コンな男を首相に仰ぐなんて、よくよく廻り合せが悪いと云ふべきだ、之に従ふ閣僚なるものは何れも弱卒、禍なる哉、日本」1937年8月20日、外交官石射猪太郎の日記から。日中戦争の拡大に手を貸す首相近衛文麿を批判した。 今また「禍なる哉、日本」。
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「命と健康を守るのが五輪開催の前提条件」から「五輪と感染拡大は関係ない」へ。感染急拡大で前提条件が崩れたとたん、因果関係に論点をすり替えた。これはずるいよ。
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「(感染を抑えて)国民の命と健康を守っていくのが開催の前提条件。これが崩れれば行わない」と国会答弁した菅首相。感染急拡大で一転「五輪と感染拡大は関係ない」と究極のちゃぶ台返し。 感染拡大(命と健康の危機)と五輪を関係づけて語ったのは首相自身だ。「関係ない」は論理のすり替えでしょう。
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こうなってみると、感染拡大やむなしで、あえて五輪開催を強行したとしか思えない。金メダルで世の中の雰囲気が変わる、支持を回復するにはそれにかけるしかない。感染拡大は五輪とは関係ないと言って逃げればいい……。「命と健康より五輪を優先させることはない」という首相のセリフは何だったのか。
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記者の質問をうけて、あんなに外れた答えばかりするのは、ひとつの能力なのか、それとも能力の欠如なのか。首相の記者会見。前の首相から引き継がれた一種の「話芸」というべきか。何でもいいが、もうウンザリだ。
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感染拡大と五輪開催を結びつけるのは「筋違い」と読売社説。論拠は無観客であることと「競技会場や選手村で大きな集団感染は起きていない」ことだという。しかし、五輪が社会に「楽観バイアス」を広げた影響は、むしろこれから大きく出るのではないのか。
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「コロナに打ち勝った証しとして五輪を開く」 「安心安全に開くことがコロナに打ち勝つこと」 「五輪と感染拡大は無関係」 安心安全が遠のくにつれて変わる政府のセリフ。そして今日の読売社説は「感染拡大と五輪開催を結びつける」のは「筋違い」と主張。政府の言いたいことを代弁するかのよう。
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東京の緊急事態宣言延長について、丸川五輪相は「大会とは全く別に判断されるもの」と述べた。日本テレビ。 コロナの位置づけがまた変わった。「打ち勝つ」対象から「全く別」のもの、無関係なものへ。「何がどうなろうと関係ない、安心安全もう無理」宣言。
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桜を見る会。検察審査会が安倍前首相の不起訴の一部は不当と議決。朝日新聞デジタル。
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ゆうべのニュースに登場したNHK政治部記者、市民と政府の間でコロナへの危機感が共有されていないと指摘しながら、オリンピックの「オ」の字も言わず。危機感が共有されない最大の要因は明らかに五輪開催でしょう。コロナと五輪は別物というのがNHKの大方針らしい。
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「今は金メダルの数より、病床の数です、総理」
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3000人は五輪のせいではないという声がある。なるほど、五輪のせいというより、緊急事態宣言下に開催を強行した政府のせいだろう。これによって政府の根拠なき楽観主義が、自粛に飽きた社会に広がった。「五輪が免罪符となってもう完全に緩んでいる」と政府関係者(毎日新聞)。責任は政府にある。
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記者「中止という選択肢は?」 首相「人流は減っているし、そこはない」 過去最多の新規感染者数というのに、首相の発言として「そこはない」はあまりに軽い。だったら緊急事態宣言って何なんだ。
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「コロナに打ち勝った証しとして五輪を開催する」と言っていたのが、「五輪を開催することがコロナに打ち勝つことだ」にいつのまにか変わった。しかし、残念ながら五輪は、感染を拡大しこそすれ抑止しない。いつのまにか菅首相、「安心安全」と言わなくなった。
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「Hanada」最新号のトップは「菅義偉総理独占インタビュー 国民の疑問にすべて答えます。……我が真意を全て語ろう」(読売新聞掲載の広告から)。 そんな雑誌で語るんじゃなくて、国会を召集して「疑問にすべて答え」たらどうですか。それが憲法(53条)上の義務なんだし。
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「市民にはパンとサーカスを与えておけば大人しくしていると施政者は思っただろうが、パンもケチられ、サーカスの損失まで負担させられるとなったらどれほど寛容な人でも施政者を恨み、呪うだろう。……熱狂もすぐに冷め、怒りの矛先は再び『ずるい奴ら』『嘘つき』に向かう」島田雅彦氏、毎日新聞。
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前の首相は「アンダーコントロール」という言葉で終わらぬ原発事故を隠蔽し、現首相は「コロナに打ち勝った証し」という言葉でコロナ克服をアピールしようとした。為政者は困難な課題や失政を隠蔽し、大衆の不満を拡散するために五輪という巨大イベントを利用する。多くの人がそのことに気づいている。
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米テレビNBCのインタビューに菅首相「世界中で40億人以上がオリンピックを観戦するだろう。そういう状況下で、コロナ禍を克服し、大会を開催することは、真の価値があると思う」朝日新聞。 ええっ、いつ「コロナ禍を克服」したの。選手村でも首都圏でも感染が拡大しているのに。
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「日本が何を貫こうとしたかが歴史に残る。東京大会で問われているのは、私たちの信念なのかもしれない」読売1面の編集委員論文。 あいかわらず「進め一億火の玉だ」ですか。問われているのは「信念」ではなく、このコロナ禍に開催すべきかどうかの客観的な判断力でしょう。
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過去をほじくりかえして云々といった言葉がみられるが、虐待を受けた障碍者にとって虐待は現在のことであって過去のことではない。家族を虐殺された人にとって虐殺は過去のことではない。「現在」のままであり続ける過去、過去にならない過去がある。
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仮にも首相だった人物が、「天皇陛下ご臨席」の開会式に出席しないのでは、右派の言う「不忠の臣」ということにならないのか。五輪招致を「成功」させた当事者であり、かねて「保守」を自任してきた政治家だけになおさらのこと。それともこの人だと右派は何でも許すのか、どうでしょう桜井さん。
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感染が急拡大しているのに、そのうえ五輪を開催してコロナも五輪もうまくいくと考えるのは楽観的にすぎる。五輪成功を総裁再選、衆院選勝利につなげたいという欲望のあまり、首相は客観的な判断力を失っているのではないか。精神論で困難な道を選ぶより「一番簡単」で合理的な道を選ぶのが政治だろう。