毛丹青(@maodanqing)さんの人気ツイート(古い順)

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何気なく携帯で撮った踏切の映像を中国のソーシャルメディアにアップしたら、たちまち一千万回以上のアクセスを獲得した。不思議だった。しかしコメント欄をよく読むとそのほとんどの感想は「日本のアニメによく登場するシーンを彷彿させるものがあった」というから、さすが納得することができた。
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昨夜大阪の繁華街で中国からの遊学団一行と会食したときに次のようなやり取りがあった。「日本に対して、どのようなイメージを持っていますか」との質問に、年配者の一人が少し考えてから口を開いた。「監視カメラが少ないのは、一番印象に残りました。幸せな国ですね」これはさすがに想定外の回答だ。
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新型肺炎はなぜ患者数が急速に増えてきたかと思うと中央政府が疫病を認め、解禁命令を出したからのではないか。しかも各省の情報隠蔽は許さないとも発表したからだ。しかしこれは約22日間も遅れたという指摘があり、後手に回ったことは間違いない。中央テレビ(CCTV)の報道にはその緊張感を伝えていた。
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上層部のゴーサインがなければすべては動かないという社会システムにはやっぱり危険性をはらんでいる。2003年中国広東省を起源としたSARS(重症急性呼吸器症候群)とは初期段階で情報開示の遅れによって世界的規模の集団発生まで突き進んでいた。その当時の社会システムは今もまったく変わっていない。
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幸いなことで、SARS(重症急性呼吸器症候群)からの教訓として、今の中国でそれを活かそうとしている。やり出したら速いという中国だから、期待感も高い。ただ、今週の週末から民族大移動の時期に入り、新型肺炎の流行を重ね、悪化する方向に転じるかどうか、たいへん心配だ。
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つい、武漢は全域封鎖に追い込まれた。23日午前10時から市内のバスや地下鉄はすべて運休するという。特別な事情がない限り市民は武漢を出るのも禁止で武漢を出発する航空機や鉄道も停止。春節直前のタイミングで大きな決断だが、いったい何がこのような実態を招いてしまったのか、逆に知りたくなった。
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武漢海鮮市場は、新型肺炎の発症地と認定されている。そこへの出入りを繰り返した人々の動向を詳しく把握するためにアリペイやウェチャートペイなどのデータまで駆使されていたという。これは事実であればQRコード決済の情報がこのような緊急の場合において有効に利用されたことになる。興味深い話だ。
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中国のソーシャルメディアに流されていた本日午前10時頃の映像。新型肺炎の発症地と認定された武漢市の駅前の風景だ。警察も出動していて乗客たちが足止めとなった。空港でも同じような映像も多数アップされていたらしい。これは中央テレビ(CCTV)よりリアル的で話題になった。情報統制は無理のようだ。
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新型肺炎の感染で「言論の自由」とはなにかという問題まで飛び火した。初期段階で感染したという情報をネットで流した人々はデマ拡散者として事態の拡大を恐れる当局によって行政処分され、防御のためのゴールドタイムを失った。言論の自由が人間の命に関わるときもあったということは証明された。
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中央テレビ(CCTV)のニュースをみているが、新型肺炎の感染について、その関連報道はわずか数分しかなかったのに対し、中国のソーシャルメディアにおける情報にはそのほとんどが新型肺炎のことだ。この大きな落差はいったいなんなんだろうか。怖いぐらい不思議で仕方がないのは僕だけではない気がする。
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これは今日、中国のソーシャルメディアに拡散されている映像だ。武漢を支援するために、軍用機に乗り込む上海の軍医学校の生徒たちだ。空気が張り詰めていたような緊迫感も伝わってきた。
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2008年の四川大地震も今回の武漢新型コロナウイルスによる肺炎多発も日本の対応はいずれも中国で高い評価を受けている。それは政府レベルではなく民間レベルでの世論評価が非常に目立っていた。ソーシャルメディアにおける日本への称賛はまるで嵐が巻き起こっていたかのようだ。どうしてこうなった。
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中国のソーシャルメディアに拡散されている重慶市万州駅の消毒風景だ。BGMが神っている。#新型コロナウイルス肺炎
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武漢への日本支援物資に貼られた文字は中国で話題になっている。天宝元年、日本僧の栄叡と普照が鑑真のもとを訪れ、受戒システムがない日本仏教を救うために誰かを派遣してほしいと懇願したと同時に仏国を目指した長屋王が唐に贈った袈裟千枚の話を聞く。「山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁」。
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「山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁」英訳: Across the mountains,streams and foreign lands, The Sun and moon, all beneath the same sky. Hope is placed in children of the Buddha, To create the future together as one.
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新型コロナウィルス肺炎の感染拡大で中国各地から武漢への支援が続いている中、『詩経』の一文が注目されるようになった。日本からの支援物資にも貼られた。「岂曰无衣、与子同袍」。邦訳で「誰が服がないっていうんだ、諸君と同じ服を着ればいいのさ」というが、「みんなで一緒に闘うぞ」とのことだ。
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新型コロナウィルス肺炎の流行初期に警鐘を鳴らしその後公安に警告された李文亮医師がウイルス感染で死去。中国のソーシャルメディアにおびただしい数の嘆きと公安への怒りが爆発している。記録として手帳にも描いてみたが、描く時間は今まで一番長かった。どうぞ安らかにお眠りください。#ほぼ日手帳
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現に常連の中国人の友たちはすでに東京マラソン参加への取りやめを決めた。それだけではない。僕にぜひ発信してほしいという願いも届いた。東京マラソンはすぐにも中止するかまたは延期するべきだという。猛威を振るっている新型コロナウイルス肺炎は日本の皆さんが想像した以上に強いからだ。要注意。
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これほどはっきりと分かったテレビ解説があったのか。ダイヤモンド・プリンセス号から下船が続いていたが、日本以外の皆さんは空路でそれぞれの国に戻った後、14日間の経過観察が必要としているのに日本だけは普通にバスや電車、マイカーなどで帰宅している。あまりにも大き過ぎる落差は一体何なのか。
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この中国語には主語が見つからない。場合によっては、「中国へ感染をしにくるな」という真っ逆な意味でもあるから、何とも言えない滑稽さだったりして。asahi.com/articles/ASN2P…
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今の時代では中国も日本のニュースをリアルタイムで伝えている。しかもソーシャルメディアにおいて瞬時に拡散されていく時もある。「検査受けずに職場復帰の日本の官僚たち」という直訳されたタイトルで、中国に大きな衝撃を与えている。「嘘だろう」というコメントは爆発中。news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne…
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昨日、母は北京市内の病院で亡くなった。享年85歳。いつか死別すると頭で理解しても、いざ失うとショックが大きく、何もできなくなった。この時勢のため、一時帰国することもできないまま悔しい気持ちがいっぱいだ。母を思うことしか僕にはできない。悲しすぎる。母は歴史家でメディアにも速報された。
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中国武漢の現実がつづられた新型コロナウイルスに関する日記が世界中から注目されている。方方日記(ほうほうにっき)というタイトルだ。それはアメリカとドイツでも出版される予定、驚異的なスピードだ。しかし日本語版の話をまだ聞かない。中国の話題作は昔日本が一番乗りだったが、今は衰退したのか。
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日本語でいう「遠隔授業」は中国語で言い換えれば「雲講堂」という言い方のようだが、この頃すごく流行っているらしい。もともと「アイクラウド」というアップルが提供しているクラウドサービスから由来していたと言われ、とても文学的だ。漢字的に大きな魅力も対象物の機能性を重視するときのそれだ。
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南京の少女MIUMIUのギター弾き語りはただいま中国で大人気だ。聴く者の心をつかんで離さないという評判だ。音楽とは、本当に不思議なもので、「こういうときには、これだ」というふうに決ってしまうときもあるから、甘美な柔らかい音の波が、われわれの周囲をきらきらと光りながら走り抜けた気がする。