藤井光/Hikaru Fujii(@fujiihikaru)さんの人気ツイート(新しい順)

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ブコウスキーの死後に出版された詩1,600篇の相当数が、編集の手が入ったせいで別物になっているという記事です。原稿と出版された作品とを比較してみれば、大掛かりな削除やブコウスキーが一度も使わなかった単語などが加えられ、元々の美しさが失われているとのこと。 lareviewofbooks.org/article/charle…
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逆境に立ち向かう世界の図書館が五つ紹介されています。言論の抑圧が厳しいカイロの個人図書館、老朽化するカブール公共図書館、ソマリアでは現代的な図書館が登場予定、ドミニカでは屋根を失っても移転して寄付本で開館、イラク国立図書館は炎と略奪の後も開館中。 theguardian.com/books/booksblo…
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リトアニアからスペインまでの学校が協力した調査により、各国を代表する児童書を選出して地図にした記事です。フランスやフィンランドは一目瞭然、スイスとイタリアも、残りは...と思ったら、最後に作品・作家リストがありました。付録は「本」を指す各国の言葉。 bookstr.com/childrens-lite…
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スコットランドの医学部を卒業する学生およそ900名には毎年、新人医師のための詩集が贈られるそうです。ポケットに入るサイズの小さな本で、仕事に励ましや支えをもたらすことが目的と書かれています。リンクの下部から、実際に収録されている詩の多くを読むことができます。 scottishpoetrylibrary.org.uk/shop/catalogue…
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表紙の革を長く伸ばして製本してある「ガードルブック」の写真を初めて見ました。帯やベルトにたくし込んで吊り下げてどこでも読めるほか、おしゃれアイテムでもあったらしく、15~16世紀中盤のオランダとドイツではよく見られたそうです。 flickr.com/photos/2530031…
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一定数の教師が武装していれば乱射事件を防止できる、という大統領の発言に対して、教師たちが各SNS上で#ArmMeWith(私が与えてほしい武器は)で抗議を始めています。求めている「武器」として挙がっているのは、「銃弾ではなく本」「生徒たちを知る時間」「生徒たちの精神的サポート」「時間」など。
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ジェーン・オースティンの未完成の小説The Watsonsの草稿から、ワープロも修正液もなかった彼女の推敲法がわかるという記事。修正したい箇所や加筆したい箇所に、新しい文章を書いた小さな紙切れをピンでとめていたそうです。17世紀初めにまで遡る編集技術とのこと。 openculture.com/2018/02/jane-a…
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映画化したら悲惨なことになること間違いない小説15冊。いきなりのキャシー・アッカーに続き、カルヴィーノ、ナボコフ、紙葉の家などメタフィクション系、ペレックなどの実験小説系も納得です。ボラーニョの2666は舞台化したら五時間超えだったというエピソードも再登場。 lithub.com/14-great-books…
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教師が学生のコピペレポートを発見するためのソフトを使って、シェイクスピアが劇作にあたって参考にした草稿を新たに発見した研究者のニュースです。16世紀の未刊行の原稿を探し出し、それがシェイクスピアの11の作品に活用されていると突き止めてみせたという...。 nytimes.com/2018/02/07/boo…
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史上最も短い学術論文として紹介されているのが、1974年に出版された「執筆スランプという症例の自己治療の失敗」。本文・参考文献0語、脚注に「本論文の一部は**学会で口頭発表されませんでした」とあり、査読評は「構成・文体に全く欠陥なし」。著者も雑誌も最高です。 openculture.com/2018/01/the-sh…
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ル=グウィンが亡くなったそうです。今年は彼女の作品をなるだけ読もうと思っていた矢先に... nytimes.com/2018/01/23/obi…
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トルコの首都アンカラでごみ収集の担当者たちが捨てられた本の収集を始めたところ、寄贈も含めてかなりの数が集まり、ついに図書館として開館したという記事です。目下蔵書は6千冊で、学校への貸し出しも実施中。本を救い出した本人たちの勇姿が眩しい。 edition.cnn.com/2018/01/15/eur…
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ドナルド・トランプに“shithole"扱いされた各国から登場した作家たちが特集された記事です。ダンティカのエッセイ、アディーチェ『アメリカーナ』、ブラワヨ『あたらしい名前』、カステジャーノス・モヤ『無分別』など。こうした反応が即座に出るのはいかにもアメリカ。 electricliterature.com/11-incredible-…
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2018年に発表される予定の、小説からの映画化・テレビシリーズ化企画が一堂に会しています。ピーター・ラビット、華氏451度、シャーリイ・ジャクスン、ディック、若草物語、キング、シェイクスピア、サッカレーと、後半はなんだかお祭り状態。監督と俳優も豪華です。 lithub.com/35-literary-ad…
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ロサンゼルス郡では図書館の返却が遅れると罰金が科せられ、10ドルを超えると利用凍結になるそうです。そこに、21歳以下であれば、図書館で一時間読書するごとに罰金5ドルを減らせるプログラム"Read Away"を導入したところ、半年で3500人の凍結が解除されたという記事。 mentalfloss.com/article/522641…
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2017年の英語圏における本のベストデザインをデザイナー別にまとめたページが出ています。日米で表紙の美意識がかなり違うのが常とはいえ、2017年は色彩・デザイン共に充実していたことがわかります。個人的に欲しくなったのはヘミングウェイのボックスセット。 paperdarts.org/blog/2017/12/2…
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「古本自販機」が、トロントにある古書店Monkey’s Pawに設置されていることを知りました。2ドルを入れると、古風な起動音とベルの音とともに、古本が一冊出てきます(何が出てくるかは分かりません)。動画では自販機内部の手作り感も見ることができます。 craigsmall.com/portfolio/the-…
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あの本は出版されるまでに何回断られたのか?というリストです。却下数二桁前半あたりでベケットやキングといった馴染みの名前が出始め、キャッチ=22が22回というのは出来過ぎだ思っていると、最後には意外なあの本の名前が。下手をすればどれも世に出なかったかも。 lithub.com/the-most-rejec…
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ドナルド・トランプ大統領の発言にファクトチェックをかけてきたニューヨークタイムズが、「他の大統領だって同じくらい嘘をついている」という批判に応え、バラク・オバマ大統領との比較データを公開しました。いくぶん不正確な数字や曖昧な情報などを除いてもこのペース。 nytimes.com/interactive/20…
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クリスマスシーズンに向けて、アメリカ合衆国では本好きのためのギフト紹介が活発になっています。20ドル以下で買えるグッズのなかでは、発禁処分を受けた本のタイトルが印字されたマグ(熱い飲み物が入ると黒塗りが消える!)。人にあげるよりも自分が欲しい。 pastemagazine.com/articles/2017/…
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ニューヨーク・タイムズも今年の100冊を発表しています。小説部門ではソーンダーズ、ミン・ジン・リー、オースター、ユージェニデス短編集、ハミード、ウォード、アリ・スミスに混じって、さりげなくジュンパ・ラヒリ翻訳によるスタルノーネ、横山秀夫の64も。 nytimes.com/2017/11/22/boo…
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あの英単語の意味は昔はけっこう違ったんです、という25単語。"girl"にはもともと性別がなかった、"queen"は女性一般を指す単語だった、"thrill"は穴を開けるという意味だったなど。しかし"nervous"が「筋肉質」だったというのが新鮮な驚きです。 mentalfloss.com/article/505181…
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ソ連の軍部が密かに作成し、ソ連崩壊後に破棄されたはずの世界各地の詳細な地図がラトビアで見つかり、The Red Atlasという本になって刊行されたという記事。古い調査データに頼った箇所や、偵察飛行やスパイなどの情報源の存在が見えてくるなど、地図好きにはたまりません。 citylab.com/life/2017/11/r…
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このたび天津市で開館の図書館の記事が出ているのですが、蔵書120万冊に加えてこのSF空間ぶりは強烈です。記事タイトルにあるように「息をのむ」つくり。 boredpanda.com/tianjin-binhai…
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ベイルートで最も幅の狭い建物の写真を見かけました。一番狭いところは1メートルもないようですが、人が住める構造だそうです。1950年代に兄弟の諍いがあり、片方の土地から海の見晴らしなくす目的で建設されたそうです。もう小説になっていてもおかしくない話かと。 twitter.com/Emilydische/st…