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ただでさえ気の重い月曜の昼間っから、ズドンとくるようなツイートを連続で投稿してごめんなさい
あの事件の息子さんやお母さんのことを思うと、ただただ悲しくて悔しくて、つらかっただろうな、もっと楽しいことしてすごしたかっただろうなと思うとやりきれない…。悔しい。悲しい。涙が止まらない…
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SOSを出す事、SOSを待ってる事が支援のスタートじゃ遅いんだよね。アウトリーチ。困ってるであろう人に足を運び具体的にアプローチする
そして大切なのは「福祉・支援側が責任を持って行動を起こそうとする」こと。そう意識しないと”申請待ち主義”はなくならず社会的弱者はいつまでも弱者のままだから
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書類の申請の仕方がわからない人に「甘えないでそれくらい自分でやれ」じゃなく付箋を貼って書くポイントを示したり一緒に書く時間をとってみたり
支援は相手の立場にたって考えることがスタート。「困ってるなら行動を起こせ」「行動しないなら困ってないとみなす」態度は強者のおごりでしかないよね
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「福祉事務所に相談すれば?」じゃなく
「福祉事務所に事情を話してみました。お母さん一人じゃ説明が難しいでしょうからSWに同行を依頼しましょうか?」
「息子さんの得意な事や向いていそうな仕事、必要な支援を書き出したので相談に持っていって」だと事件のお母さんも救われたんじゃないかな…。
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困ってる人やSOSに対して大切なのはアウトリーチと具体的な支援だと思う。困ってる人の多くは行動にうつせないから困ってる
「こうしてみたら?」といった提案はあくまでも強者視点。それを普段仕事でしてる人には簡単でなんでもないことでも、初めての人にはハードルはとてつもなく高くなるんだよね
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「もう終わったな…」と呆然としてた時に副園長が声をかけてくれ親身に話を聞いてくれた。そして話をきくだけでなく具体的な提案をしてくれた
「今週の土曜日のシフトを変えて私が入るようにするからチャビ君連れておいで。大丈夫、私が責任取るから。お母さん、気兼ねなくゆっくりしたらいいよ」と。
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追い詰められてた時にレスパイト利用可だった土曜保育に初めて予約しようとしたら断られた
「チャビ君には手がかかって困ってる。昼寝しないから一人手がとられ休憩もできないの知ってる?。そういう事をふまえて遠慮すべきでは?」と逆に追い詰められた
「すいません」と絞り出すのが精一杯だった…
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息子と死のうと思った事は何度もある。でも一番危険が差し迫った時に思い留まれたのは副園長の「お母さん大丈夫?今話をしよう」の一言だった
SOSを出し続けてもそれが届かず断られ続けるともっと失望しSOSを出すのをやめる。切り捨てた人はその重さに気付かない。もっと追い詰める結果になってるのに
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息子が幼い頃、ミニカーを一直線に並べるのが大好きで、寝転がって横からタイヤを眺める息子は本当に楽しそうだった
でもある時支援者に「適切な用途でおもちゃで遊べない」と指摘され傷ついた…。今ならわかる、その「適切な用途」って誰視点なの?
息子にしたら「適切な用途」で遊んでたんだよね。
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大学の時250人のクラスで度々アプリ(リモコン)を使って全員が4択の問題に答え、正誤のデータを直後に表示してくれる教授がいた
正解率が悪いと「教え方が悪くてごめん。もう一回説明するわ」と。こんな風に授業中の生徒の反応は「生徒にちゃんと教えたいことが届いてるか?」の確認に使ってほしいよね
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院の友達が「授業で発言しない子」の研究をしてて、リモート授業ではチャット機能で発言が増え、特に今まで発言しなかった子がプライベートチャット(先生だけに送る形)で発言する様になったと
「積極的に参加してない子は理解してない」とは言えず、挙手する以外の子供の考えを聞く機会作りが大切って
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アメリカでは空気を読まなくていいっていうのはよく言われるけど、実はそうでもない。ただ日本と違うところは「対応」
息子の友達は息子の予想外の対応に「チャビは〇って受け取ったかもしれないけど俺が伝えたかった事は△だからさ。よろしく」「そうなの?教えてくれてありがと」
これでよくない?
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場の空気を読むのが苦手なアスペルガーの人に対して、その苦手さをわかった上で「空気読めない」とバカにする人もいたりするんだけど
空気をよむのが難しいアスペルガーの人の思いを察知して、あなたが空気を読んで対応して下さってもよくってよ、よくってよ~っていつも思う次第です。よろしくです。
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自閉症の人って「他者の立場にたって物事を考えるのが苦手」って揶揄されたりするけど
じゃぁ自閉症じゃない人達がいつも相手の立場にたって物事を見極めて適切に判断して相手の事を思って行動できてる?っていうとたいていのケースでそうじゃないんだよね。特に自閉症の人に対しては頑なにそうしない
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これは私の持論だけど
メンタルの健康を崩してる人は
「理想・こうありたい・こうあるべき自分」と
「現実の自分・(周りから見たらそうじゃないんだけど)その人には悲観的にしか捉えられない自分」
とのギャップに苦しんでるからなんだろうなぁと。その溝を埋めるのが健康を取り戻す手がかりかな
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自閉症の子達の偏食の事は本当にたくさんの人に知ってもらいたい。
味覚・嗅覚・噛んだ音への聴覚等の感覚過敏の問題もあれば
「同じ物」に絶対的な安心感を抱く特性も相まってある企業のある製品しか食べないケースもあるのを食品会社の方にも知って頂き突然の廃盤等に考慮して頂けたらと願います。
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息子はずっと散髪をいやがった。理由は感覚過敏だと思ってたんだけど、最近息子が本当の理由を教えてくれた
「幼い頃は過敏のせいで髪を触られるのが痛いのもあったけど、小4くらいまでは散髪後の自分の顔を鏡で見ると吐き気がした」と…。理由は、あまりにも醜かったから。だから散髪が怖かったと。
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するとその先生が「その自分の強みを忘れるな。将来きっとよく似た配慮をお願いする機会があるはず。そういう時に”僕はアスペルガーだから”なんて言うな。
こういう事が苦手で、でもこうすれば皆と同じかそれ以上の事ができる。その為にその配慮が必要だ”と説明するんだよ」と。息子は大切な事を学んだ
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高校のIEP会議で、パワポ資料等の授業前配布の合理的配慮を申し出た時、化学の先生が「チャビ、どうしてそれが必要か説明して」と。
息子は「事前配布で見通しをもって授業に参加することで学びが深くなる事、板書が苦手でそれをする事で得意の”耳から学ぶ”が阻害され学びの機会を逃す事を説明した→
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合理的配慮っていうのは、”学びの障害になってる事を取り除いてその子の学びを保証しましょう”なんだよね。手抜きをする為じゃない。「学びやすくする為」
「苦労してないと学んだとは言えない」みたいな考えにはもう引退してもらいたいな。効率よく学んでも学びは学び。そしてそれは子供によって違う
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書字が苦手な子がタブレットを使ったり、板書が苦手な子が黒板の写真を撮ったり。そういうことに対して「楽して学ぼうなんてもってのほか」と拒否されるケースがまだまだ多いみたいだけど、
そういった要望は本人が「学ぼうとしてる」からなんだよね。学びの邪魔をしていることに気付いてほしいな。
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そもそも「障害のある子だけが困ってる」「診断名のある子だけに特別な手立てをする」と考えてる所から変わってほしい
本来は「子供一人ひとり皆それぞれ得意・不得意な学び方があって個々に手立てを考える必要があり、その延長に障害のある子の支援がある」はず。ラベルじゃなく”その子”をみてほしい
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ここ数日「グレーな子を白にする?黒にする?」的なツイートを散見するんだけど、
そんな風に子供を色分けして学びの場を決めるんじゃなく「その子の困ってること・得意なこと・望んでること」等に目を向け耳を傾けて、その子がその子らしく学べる場を大人が提供しようとする世の中になってほしいな。
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子がパニックを起こすと周囲の大人は慌てちゃって声を大きくして落ち着かせようとしがちだよね。でも息子が言うにはそれは火に油を注ぐ行為で、その刺激がもっとパニックを大きくしちゃうと。周囲の焦りはもっと自分を焦らせるとも
だからどっしり構えて静かに寄ってきて静かなトーンで話してほしいと
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息子がパニックして大声で泣き叫びながら学校から電話してきた。話を聞こうにも全くだめ…
だからまず「話を聞きたいから落ち着いてほしい。まずは意図的にすごくゆっくりソフトな声で話してみて」と提案。そうやって話してるうちに自分を取り戻し「ありがとう、センソリールーム行くわ」と。よかった