1201
彼女「おみくじとか全く信じてないけど大吉じゃないのは気分が悪いから出るまで引く!」
僕「金の無駄だ」
彼女「大吉を引くだけで気分良く一年を始めれるのに金の使い方を知らない奴だな!運は自分の力で掴み取るんだよ!」
僕「どうぞ」
彼女「もう小銭無いからお金出して!」
僕「俺の力だな」
1202
僕「今年は積極的にお前を甘やかすのを目標にする」
彼女「難しい目標だ」
僕「何で?簡単だよ」
彼女「私がクソぐうたらしてても甘やかせる?」
僕「あー。それは難しいな…」
彼女「でしょ?でも、心配すんな!お前が甘やかしたいと思う女になってアシストしてやるから!」
僕「助かります!」
1203
僕「ストーブの灯油切れそう。入れてきて」
彼女「ピーッ!甘やかせてないよ!甘やかして!」
僕「ピーッ!俺が甘やかしたいと思う女になれてないよ!アシストして!」
彼女「ぎゅっ」
僕「…」
彼女「はい!私はこたつで体を温めておくから続きは灯油入れてきたらね!」
僕「ナイスアシスト!」
1204
僕「ただいま」
彼女「良いとこに帰ってきた!台所すごい綺麗に掃除した!見て!」
僕「靴脱いでない」
彼女「土足で良いよ!」
僕「良いわけあるか」
彼女「早く!」
僕「コート掛けさせて」
彼女「先に見て!どう?綺麗でしょ?なっ?なっ?」
僕「うん」
彼女「早く褒めて!なっ?なっ?」
1206
僕「あけよろ!」
彼女「今年もよろしくお願いします!」
祖母「新年から2人の顔を見れて今年は良い年になるわ!」
彼女「おばあちゃん達の一年を祝福しに来ました!」
僕「神様かよ」
祖母「福の神ね!」
僕「ふくよかな神だよ」
彼女「罰が当たるよ!」
祖母「与えといてね!」
僕「えっ」
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彼女「ジジ、花札する?彼と朝まで遊んでルール覚えたの!」
僕「(ジジ呼び…しかもタメ語…!)」
祖父「よし!相手になってやろう!」
彼女「じゃあ、ババも入れて4人で!」
僕「お前、めちゃ馴染んでるな」
彼女「孫力高いでしょ!お前もちゃんとジジババ孝行しないと私に孫の座を奪われるよ!」
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彼女「昔からずっとジジババって呼んでるの?」
僕「うん」
祖母「語尾を伸ばしたらババアみたいになるから直すように言ったんだけどね」
彼女「確かに」
僕「だから、ババー↑って上げ気味に呼ぶのが大切」
彼女「ちょっとそれでママって言ってみ」
僕「ママー↑」
彼女「お前、タラちゃんじゃん!」
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彼女「ただいま」
僕「おかえり」
彼女「お高いお菓子あるけど食べる?」
僕「良いね!」
彼女「はい!」
僕「ただの駄菓子にしか見えないんだけどどういうこと?」
彼女「1100円した!」
僕「?」
彼女「UFOキャッチャーって取れないと引き際わかんなくなるよね!」
僕「良くない!」
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僕「ちょっとストップ…」
彼女「どうしたの?」
僕「何か股関節が痛い…」
彼女「大丈夫?歩けないやつ?」
僕「いや、歩けはするけどゆっくりで…」
彼女「もう独りで 歩けない〜♪」
僕「…」
彼女「でも、私達は2人だから歩けるよ!」
僕「うん」
彼女「Forever Love〜♪」
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彼女「何か今日テンション低いね」
僕「うん」
彼女「ぎゅっ」
僕「…」
彼女「今日は楽しい日でしたか?」
僕「ううん」
彼女「ぎゅっ」
僕「…」
彼女「今日は楽しい日でしたか?」
僕「ううん」
彼女「ぎゅっ」
僕「…ふふっ」
彼女「今日は楽しい日でしたか?」
僕「楽しかった!」
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彼女「もし私が先に死んだらお前落ち込んでダメになると思うんだよね」
僕「うん」
彼女「それは嫌だから私はお前より先には死なない」
僕「頼む」
彼女「でも、お前より長生きして独り残されるのもつまんないから嫌なんだよなあ。何とか同時に死ねないもんかね?最後は一緒に自殺する?」
僕「えっ」
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笑うwwwwwwww twitter.com/goccoge/status…
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彼女「ほら、今日の最後の仕事だよ。私のこと寝かし付けてあげて」
僕「ぎゅっ」
彼女「スマホいじりながらじゃん!子供ってのは敏感だから片手間に相手されてるの分かるんだよ!」
僕「ごめんごめん」
彼女「それと今日はぎゅっの気分じゃない!」
僕「と言うと?」
彼女「ヘッドなでなでプリーズ!」
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2/9(金)肉の日
「#僕の彼女は最高です!」第2巻発売!
●2巻の彼女は、甘い!可愛い!超イケメン!!
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彼女「セールで服買った!」
僕「どれ?」
彼女「まず太いデニム」
僕「うん」
彼女「ニット」
僕「うん」
彼女「ベレー帽」
僕「うん」
彼女「トータルコーディネート考えて選んだんだけどどう?」
僕「可愛い!明日はそれ着てデートしよう!」
彼女「だよね!私そうなると思ってました!」
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彼女「ネイルしてきた!可愛かろう!」
僕「うんうん」
彼女「もっと見て!」
僕「アニメ見てるから」
彼女「…何それダルい…ネイル見て元気出そ……あーやっぱりこれ可愛いー!ほらほら!」
僕「アニメ…」
彼女「(モニターの前に手を置いて)可愛い私の指の隙間から見させてやるよ!可愛いねー!」
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彼女「怒らないと誓って聞いて」
僕「?」
彼女「とりあえずお前のゼリー食べた」
僕「は?」
彼女「ダメって分かってたけどお腹空いてて食べずにはいられなかったの!その証拠にちゃんと罪悪感を持ちながら全部食べたよ!」
僕「うん」
彼女「だから、許せ!」
僕「何で終始態度が上からなんだよ!」
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彼女「じゃあ、行ってくるね」
僕「本当に行っちゃうの?」
彼女「行くよ」
僕「行かないで!」
彼女「行くってば!」
僕「寂しい!独りにしないで!」
彼女「ちょっと実家に帰るだけじゃん!」
僕「ちゃんと帰ってくる?」
彼女「私の本当に帰る場所はお前の隣だけだろ!」
僕「!」
彼女「またな!」
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彼女「この漫画の結末は完全無欠のハッピーエンドが良いよね!」
僕「結婚とか?」
彼女「コンマ1秒のズレもなく一緒に老衰で亡くなるのが良い!」
☆40Pの描き下ろし
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『僕の彼女は最高です!』第2巻
2月9日 福の日発売
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彼女『もしもし』
僕「何?」
彼女『私いないけど一人で寝れるかなって』
僕「なめんな」
彼女『仕方ないから特別に私のクマのぬいぐるみと一緒に寝て良いよ!』
僕「はいはい」
彼女『あと私のパジャマまだ洗ってないなら着て寝るのもおすすめ!』
僕「着ないって」
両方ともすごい良い!癖になる!
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彼女『もしもし?夕飯何食べた?』
僕「マック」
彼女『栄養のあるもの食べなよ』
僕「自炊怠い」
彼女『せめて青汁を飲んでから寝て!』
僕「はいはい」
彼女『2袋飲みなさい!』
僕「親かよ」
彼女『親の気持ちにもなるよ!そんな生活続けるなら次会う時はおデコにチューになるよ!』
僕「改める!」
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僕「ただいま」
彼女「ちょっと待って!」
僕「?」
彼女「まだチョコ作ってたのに!」
僕「ごめん」
彼女「…もういいや。洗濯物取り込んで来て」
僕「うん」
彼女「…」
僕「ベランダに何か置いてあった!」
彼女「チョコだよ!」
僕「えっ?!…じゃあ、それは何作ってるの?」
彼女「フェイク!」