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僕「夢占いによると妊娠、出産の夢は幸運の予兆らしいよ。何か幸せなことが起きるかもって意識して生活してみると良いかも」
彼女「マジで!そういえば夢で出産するとき陣痛なかった!それにいきなりお腹からバッて子供が出てきたのに母子ともに健康だったよ!ラッキー!」
僕「夢でかよ…虚しい…」
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彼女「お腹が大きくなる夢見た!」
僕「デブだからね」
彼女「違う!赤ちゃん!お腹をバッてすり抜けて出産した」
僕「エイリアン?!」
彼女「しかも、産まれたときから小洒落た服着てた」
僕「えっ」
彼女「目を確認したら綺麗な二重で一先ず安心したよ!」
僕「不安なことだらけだったよ!」
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彼女「見て!私、髪伸びたよね!ポニーテールにしてみるとよく分かる!」
僕「どれ?」
彼女「ほら!」
僕「…ああ、そうだね」
彼女「シュッ」
僕「何で顎引いたの?」
彼女「お前にこいつ顔丸くなったなデブって思われたからだよ!だろ?」
僕「すごい!正解!」
彼女「オラァ!」(腹パン)
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彼女「チッ…こいつマジでヤバイやつだ…それはやったらダメだろ…クソがぁ…」
僕「?」
彼女「こいつは一度冷静になって自分のことを見つめ直した方が良い…思い止まれよ…イライラする…」
僕「さっきから物騒なんだけど何事?」
彼女「…」
僕「ねえ!」
彼女「親知らずが超痛い…」
僕「」
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僕「トイレにトイレットペーパーの芯が転がってる!使い終えたなら捨てて!お前が捨てなかったら俺が捨てることになるだろ!」
彼女「違うの!あれはトイレのときに望遠鏡ごっこして遊ぶやつだから捨てずに取っておいてるの!」
僕「えっ」
彼女「理由も聞かずに怒るの良くない!」
僕「ええっ…」
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彼女「こしあん5kgだって!これ枕にして寝たら美味しい夢見れそう!買っちゃう?」
僕「発想がデブ」
彼女「あ?」
僕「(この感じ…腹パン!)」
彼女「オラァ!」(ビンタ)
僕「痛い…腹パンじゃなかった…」
彼女「顔はヤバイからボディを殴れって聞いたことある気がしたから顔殴った!」
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ピンポーン
彼女「何かの勧誘だ」
僕「窓開けて声漏れてるし俺出る」
彼女「何で?」
僕「いるのバレてるしばつが悪い」
彼女「一方的に来る奴を無視して何が悪いの!こういうのはいるのバレてても居留守!出ないで!」
僕「相手に聞こえてる」
彼女「だから何だよ!今いません!」
僕「強い」
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彼女「上脱いでこのキャミソール着て」
僕「?」
彼女「いいから」
僕「…はい」
彼女「ブラジャーかぶって」
僕「…はい」
彼女「すごい!まるで変質者みたい!」
僕「変質者そのものだよ!」
彼女「ズボンも脱いでみて」
僕「…はい」
彼女「こいつはやばいぜ!すごい破壊力だ!」
僕「」
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僕「今日はキスの日なんだって」
彼女「はぁ?キモッ!」
僕「えっ」
彼女「そんなことより夕飯何食べたい?」
僕「えっ?!この会話もう終わり?!」
彼女「キスの日が何だよ!」
僕「いや、よく知らないけどさ」
彼女「キスしたいならしたいときにしろよ!」(壁ドン)
僕「あ、うん…」
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彼女「私が心を読んでってふざけだしたとき面倒って思ったでしょ」
僕「そんなことない(そうだね)」
彼女「嘘!お前の心を読むのなんかイージーだぞ!おふざけできなくなったら日常から笑顔消えるよ!ちゃんと付き合って!」
僕「はいはい(うるさいし付き合うよ)」
彼女「チッ」
僕「はい!」
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彼女「次はお前の番ね!私の心読んでみて!」
僕「そうくると思った」
彼女「私のこと好きなんだからできる!」
僕「うーん(面倒臭いなー)」
彼女「しゃーなしやぞ?」
僕「は?」
彼女「私がお前の心を読んだ!ぎゅって抱き締めてほしいなーって思ってたでしょ?良いよ!」
僕「ちげーよ!」
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彼女「iPad貸して」
僕「待って」
彼女「早く」
僕「使ってるから」
彼女「もう!何でそんな自己中なの!」
僕「は?(そりゃお前だ)」
彼女「まあ、その通りなんだけど」
僕「?」
彼女「内緒にしてたけど、私お前のこと好きすぎて心読めるようになったから!ナイスツッコミだったね!」
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僕「また床にパジャマ脱ぎっ放し!何度も注意させないで!俺はお前の親か!」
彼女「またその台詞!お前は彼氏です!よく知ってます!注意するなら、片付けれるようになったら明日にでも結婚する!とかもっと私のモチベーションが上がるようにして!私が片付けれないのは一周回ってもうお前が悪い!」
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僕「痩せろよデブ」
彼女「はぁ?!うっせーなこの……ブス!!!」
僕「あぁん?!生まれてこの方ブスとか言われたことねーよ!」
彼女「陰で言われてんだよ!」
僕「えっ」
彼女「本物のブスに向かって正面切ってブスって言えるわけねーだろ!残念だったなブス!」
僕「酷すぎて笑う」
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彼女「私、ちゃんと良い彼女できたよね。おじいちゃん、おばあちゃんには気に入ってもらえたと思う。でも、私が勝手に思ってるだけだったらどうしよう。みんな表面上だけ仲良くしてくれてるだけだったらどうしよう。あ、やばい。急に心臓がドッドッドッドドド…ピタッ」
僕「死んだ」
彼女「死んだ」
918
祖母「結婚はいつくらいにとかはあるの?」
彼女「私は今すぐにでも!」
僕「今すぐってわけには」
祖母「良い子よ?」
彼女「良い子だよ!」
僕「うん」
祖母「こんな良い子早く結婚しないと逃げられるわよ」
彼女「逃げはしませんよ!」
祖母「ほら、良い子!」
彼女「ほら、良い子!」
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祖母「あら!刀!」
僕「彼女が持ちたがってたからおじいちゃんに出してもらった」
祖母「それ庭木の剪定に使おうとしたらおじいちゃんが隠しちゃったの!」
僕「そりゃそうだ」
彼女「おばあちゃんは私に似てるとこがある!友達になりたいです!」
僕「はぁ?」
祖母「嬉しいわ!」
僕「?!」
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スタンプに続き彼女が描いたLINE着せかえが発売しました。→bit.ly/1TbArdI 今回は僕も彼女のを参考に描きました。→bit.ly/1R1VvvG 酷い出来なので是非見てみてください!
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僕「前に日本刀振り回してみたいって言ってたよね。この家本物あるから持ってみなよ」
彼女「えっ」
僕「おじいちゃんの趣味」
祖父「抜くとき手を切らないように気を付けて」
彼女「重い!怖い!無理!もういい!」
僕「感想は?」
彼女「こんなもの振り回すなんて昔の人はみんな頭おかしい!」
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僕の実家
彼女「ちょっと気疲れしたから公園までお散歩しよ?」
僕「そうだね」
公園
彼女「真面目に振る舞いすぎたから今から頭おかしいことしてバランス取る!水くれ!」
僕「はい」
彼女「喰らえ!ブーーッ!」
僕「汚ねぇ!何すんだよ!」
彼女「今の私はまさに水を得た魚だから!」
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祖母「猫背なのね」
彼女「はい」
祖母「歳取ったら私みたいに背中丸くなっちゃうわよ」
僕「そうだぞ」
彼女「じゃあ、背筋伸ばすけど良いのね?」
僕「何で俺に確認するの?」
彼女「彼が背低いから少しでも大きく見えるように背中丸めてあげてたら猫背が癖になっちゃったんです」
僕「えっ」
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祖父「何で穴の空いたズボン穿いてるの?」
彼女「デザインです」
祖父「孫が甲斐性なしで嫁さんに新品を買ってくれないのかと…」
僕「いやいや。あと嫁じゃない」
祖父「何で結婚しないの?」
僕「何でと言われても」
彼女「甲斐性なしでは…甲斐性なしではないんですけどねぇ…」
僕「おい」
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彼女「おじいちゃんが私を金髪外国人かと思ったっていうのは冗談なのね?」
僕「うん」
彼女「外国人のふりしてアーハー!オーイエー!って喋ったらウケるかな?」
僕「やってみろよ」
祖父「もう結婚したの?」
彼女「ハッハー!ノー!」
祖父「…?」
彼女「早く薬局で黒髪戻し買ってきて」