151
よしわかった。君がそんなに上映中にスマホを見たいというなら、私は君の隣の席でチンチンを出そう。どうだ？スマホを見ようとするたびに私のイチモツが光に照らされて視界に入ることになるぞ。それが嫌なら大人しく映画を見ていなさい。
152
私はね、別に学生の頃に戻りたいなどと言ってるわけではないんだよ。ほんの少し過去に戻れればいいんだ。2019年12月27日の仕事納めの日に。9連休が始まる前日に。そんなに難しいことかい？
153
保育園に子供を預ける際、他の園児たちが「おはよー！」と元気に息子に挨拶してくれるが、なんと純粋な“おはよう”なのだろうか。社会人である我々の使う“おはようございます”は、「今日も生きて出勤してきやがったか。この死に損ないめ」という意味が多分に含まれているので、ヘドロの如く汚い。
155
鬼ヶ島、ゴツゴツした岩でできた島として描かれがちだけどそんなわけないと思うんだよな。鬼たちは金銀財宝を集めるような派手好きなんだから、もっとリゾート感あって様々なアクティビティが楽しめる島に住んでるよ。B級サメ映画でアホ学生たちが遊びに行って殺されるちゃう、そんな島。
156
100万円欲しいな。しばらく履いてなかったジーパンのポケットに100万円入ってねえかな。「あ、思い出した！ラーメン食った帰りにおろした100万円だ！こんなところにあったのか！」とかなんねえかな〜
158
ロボット欲しいな。優れたAIなんていらないんだ。私が“ロケットパンチだ！”と言ったら、頭蓋骨を粉砕できる勢いで拳を発射してくれる機能だけでいい。職場に持ち込み、「やだなあ部長、たかが仕事で熱くならないで下さいよ。おい、ロケットパンチだ」と笑いながらロボットの肩をポンと叩く。
160
「労働→帰宅→睡眠→労働」のループはもうたくさんだ。「フワフワした動物撫でる→酒→睡眠→フワフワした動物撫でる」のループにしてくれ。それで月給50万。
161
三連休最終日、人間は「連休がもう終わるので明日に備えて早く寝よう」と考えるタイプと「連休が終わるのが嫌なので夜中まで起きていよう」と考えるタイプに分かれますが、両者ともそんなに違いはありません。100年後には土の中です。
162
雪の中に埋もれてチンチンだけを出してみよう。オコジョと間違えて女の子たちが寄ってくるかもしれないぞ
163
帰る間際、残業中の上司の周りに水を張った茶碗を並べ、「今夜はこの結界から外には出ないことです。出れば命の保証はありません。ではお先に失礼します」と言い残して立ち去ると、「急に怖いこと言うのはひどいぞ！おしっこはどうすればいいんだ！」とドアの向こうから悲痛な叫びが聞こえました。
164
亡き夫の頭が浮かんできて私に言うの。「クレア……たすけてくれ……クレア……」って。私はごめんなさいと何度も謝りながら夫の頭を鍋底に押し沈める。今でも自分の行為が正しかったとは思わない。でもね、あの時はああするしかなかったのよ、ああするしか……。
165
後輩に「バタフライエフェクトって知ってます？」ときかれ、「人を刺したらおまわりがやってくるみたいなことだろ？」と答えたら、なんか違いますしこわいですと言われた。
166
竹槍でB29は撃ち落とせないけど、上司の目は貫けるんだ。部長、おはようございます！チェストォォ！
167
息子が新生児を卒業してしまうので悲しく泣いてる。新生児が終わると全身にゴワゴワの毛が生え、ミルクの代わりに麦焼酎を飲み、酒焼けした声で男泣きをはじめるそうじゃないか。
168
後輩に注意する際、オリジナルことわざを使うようにしている。
「こういう状況をなんて言うか知ってるか？“カッパの皿にお湯をかける“というんだ。次からは気をつけろよ」
後輩、頭上にたくさんのはてなマークを出しながら首を傾げて去っていった。
169
通勤途中に白ウサギを見かけた。懐中時計を何度も見て時間を気にしながら急いでいる。不思議に思った私は彼のあとを追いかけ、東京メトロ日比谷線に乗り込んだ。そして職場のある駅で降り、足取り重く歩き、出勤してタイムカードを押した。席に着いて隣を見ると、白ウサギも陰鬱な顔で座っていた。
170
今日はお仕事はやめて、みんなでお芋掘りにいきましょう。一番大きなお芋を掘り出せた子には先生が折り紙で作ったこの金のメダルが贈られます。がんばってくだ……あ、部長おはようございます。え？何やってるのかって？仕事中止してお芋堀りに行こうかと思って。部長も行きます？お芋堀り。
171
そんなことを言って、助けを求めてきたんだ。あたしの嫌いなお涙頂戴話でね。我慢も限界ってやつさ。だから絶命するまで足先から小さく切り刻んでやった。このぬいぐるみの中身は奴なのさ。おい、お前はこれを奴の家族のもとへ届けろ。誰がこの土地のボスなのか思い知らせてやる。
172
ライオンのマスクを被った大男に捕まり監禁され、「おはようからおやすみまで、あなたの暮らしを見つめる！」と言われました。私は一体どうなってしまうのか……。
173
「カッパ巻きて名前はどうなのかね？実在しない生き物の名前をつけるなんて変だよ。そう思わないか大将？」
「え、ええ……そうですね。ハハハ……」
本当は私も知っているのだ。調理帽の中の皿が冷や汗で濡れ、水掻きを隠すために拳を握り締めている大将の出生の秘密を。
175
おれは今、あたたかい布団の中にいる。寒空の下にいる大富豪よりも幸せだ。大富豪が帰宅するまでは！おれのほうが幸せなのだ！！
夏休み