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服部半蔵は忍者でないから城の庭で待機してない。でも家康が「半蔵どこだ」と叫んでたぶん城詰めの人が呼びに行き、夕方に登城してくれるんだから勤勉だと思います。 #どうする家康
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「某国の独裁と覇権主義を非難する」と言うべきところで「某国を非難する」と言ってきてしまったため、某国国内の民主化運動を支援する話が出た時に「何で某国に金を出さなくちゃいけないんだ!」という間違った解をはじき出してしまう。あれとちょうど鏡合わせ。
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「『侵略』はいけない」を「戦争はいけない」と言い換え「『戦争にボロ敗けする』悲惨さ」を「戦争の悲惨さ」と言い換えて、耳ざわりのよい間違った入力で何十年も平和教育をしてきた結果「戦争するくらいなら占領されよう」という意味不明な解がはじき出されてしまった。
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ブラッドレイ大総統、現代日本で喩えたら「国家元首、首相、外相、防衛相、統幕長、公安委員長」を兼任する位の仕事量をこなしてたと思う。同時に計画的に戦争して軍部野心家や議会や裁判所や秘密を知る者たちを掣肘する。常態化した戒厳司令官。ホークアイ中尉が言う通り無茶苦茶仕事できたはずです。 twitter.com/prime46502218/…
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本作のお市の方、嫁ぎ先の浅井や柴田に「信長を超えろ」「猿の風下でいいのか」と焚きつけて結果的に破滅させるタイプの女に見えるし、秀吉は貴婦人・お市に密かに憧れて肌に触れた男は出世後に全員粛正するタイプのムロツヨシに見えます。松平元康、紙一重で弾丸をかわした。 #どうする家康
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「推しが解散したドルオタ」「推しの出てくるソシャゲがサービス終了した」はよく聞きますけど「推しの軍隊が消滅したミリオタ」は初めて見ました。
たぶんソ連崩壊やユーゴ紛争や湾岸戦争の頃を知る古参軍事マニアなら、そういう人をかつて見たことあると思います。おれの共和国防衛隊が。 twitter.com/prime46502218/…
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今川氏真が松平にロクに援軍を送らない理由が吝嗇や悪意ではなく「当主討死に後の急な継承で領内が大混乱中、余裕がないなか心やすい幼馴染に無意識に負担を振ってしまった」なの大変に生々しいです。 #どうする家康
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箱一杯の金貨で贅を尽くしといて「呪いが解けたら真っ先に食べるぞ」と夢みるのが安いリンゴなの、飢えと病から生還した旧日本兵の「贅沢な料理より最後は白米の飯を夢に見た」という話とつながります。
バルボッサたぶん若いころからとくに好きという自覚もなくリンゴ食べてたんだろうな。
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バルボッサがエリザベスにリンゴをすすめる場面、「イブに知恵の実をすすめた悪賢い蛇の暗喩か?高い知能を感じる」と初見では思わせておいて、
「好物のリンゴを10年も食えてない。せめて他人が美味そうに食べる場面だけでも見たい」なの笑えてしまいます。呪いが解けたら飽きるまで食うぞ。
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』は「魔法の船を得た直後に反乱で追放され奪還しようと10年もつけ狙ってた元船長」
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「呪いの金貨を奪い調子こいて使い果たしたら呪いが想像より苦しくて10年ががりで回収してた海賊」
というアホ二組の壮大な戦いと、巻き込まれた人たちの話でもあります。大好き。
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「防備を固めて軍を再編する方針でうまくやっていた将軍を、軍事に無理解だけど口出しする独裁者が解任した。後任は独裁者の昔からの廷臣」
>スロビキン解任、ゲラシモフ総司令官、プーチンが任命
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ロシア国民の「戦死や徴兵はイヤにしろプーチン体制を打倒する気もとくになく、変な過激派や街のイヤミな金持ちがブーブー言ってるらしいけど、俺が兵隊に取られる前に敵が折れてくれねえかなって全員が思っている」様子の既視感がすさまじい。大日本帝国じゃん。
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#大河オタクにしか通じないフレーズ選手権
「首桶」 例:推しが首桶になった。
「早〇」 例:早鎌したので死ぬ人知ってる。
「ナレ死」例:乱がカットされ皆ナレ死した
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頼朝公、息子と後見人を妻の実家一族に殺されるし、息子を孫に殺されるし散々です。
仮に頼朝公が死ぬ寸前「一番強いやつが次の鎌倉殿だ」といっていたら「腕づくで覇王を決めろ(格闘漫画)」じゃなく「俺が何言っても死後すぐ内輪もめ始めるんだろお前ら(諦念)」という意味だと思う。
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「アレキサンダー大王は後継者を決めないまま死んでしまったので側近らが戦争して版図はめちゃくちゃになった」という話、
「後継者をばっちり決めてたのに御家人が喧嘩して側近義弟に子孫みんな殺された」源頼朝を一年かけて見てきたので疑念が生じてきた。
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日本は今びっくりするぐらい世界を相手に外交してるんだけど「軍事的な連携は外交にカウントしない」「親米外交はポイント半減」「ドル建て経済援助は外交にカウントしない」みたいなローカルルールのせいで国内的には全然外交してないことになってる。
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学芸員「キーワードは『石垣』です」
タモリ「...あ、この辺りの地層と違いますね、石が。これは上流で切り出した? あ、そっかだから船で」
学芸員「全部言われてしまいました」
草なぎ剛「さすがタモリさん」
という視聴者の99%には違いが分からない例の流れを『新しい戦前』でやってる。
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タモリの「戦前の国際情勢」への解像度が一般より高いから齟齬が生じてる印象。
タモリの言う「新しい戦前になるかも」は「国際秩序が根底から変わってしまう波乱の世が来るかも」くらいの意味だけど、
たいていの人は戦前イメージがずっと貧相だから「日本の戦争準備が進行中!」と誤読する。