851
「綺麗事を並べたがる傾向があるが、わざわざ地球にまで出向く熱意のある、今はまだ何も持ってないけど企業連合の総裁になるかもしれない位置にいるお嬢さん」
コレと繋がる価値を見出せないアーシアン「代表」、まあダメでしょ。
失望の表明までは仕方ないにせよ、パイプくらい繋いどきなさいよ。
852
逆に創作側視点、視聴者視点として、「なのでもう彼ら個人のことは当面忘れていいです」なの、かなり思い切りがすごい。
853
ミオリネさん、「アーシアンにプレイヤーなし」を速攻で見抜いて、「ここは情緒に訴えて繋いで一人でもいいからその器に育てていく」に切り替えるも、ダメさの底がさらに抜けてて銃声一発でアーシアン「代表」全員揃って被害妄想大爆発で「これは無理だ……」
854
水星の魔女、ガンダム伝統の地球の民vs宇宙の民のパワーパランス逆転なのかな、と思って、でも双方のトップとか出てこないな?とおもってたら。
地球側は世代を超える教育格差でボンクラで、そこのテロリストも宇宙の議会の一派閥に使われる立場で、って、ほんと救いのない……
855
あー。
デリングは既に色々見て来てアーシアン側の教育格差のどうしようもなさを理解して、せめて次世代に種を蒔こうと、地球寮ができるくらいにアーシアン生徒を受け入れる方向で頑張ってきてた可能性あるのか。
卒業生の話とか出てないし最近のことだよな。
そしてミオリネ、やっとその視点に届く。
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まともに卒後どうするの話をしたのがグエルだけなの、これここまでは意図的に伏せてる可能性まであるな?
グエルだけは、ドミニコス隊に入りたい→卒業よりも子会社に行け→(家出してボブでこのまま生活できるっちゃぁできる)→会社を継ぐ、と多彩な選択肢だが。
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チュチュパイセン、あれでやっぱりアーシアンの上澄みだよな。
野生も残してるので帰ってから地元を纏められる可能性も高い。
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アーシアン代表、なんなら「スペーシアンを全て地球から退去させる」という「目的」すら徹底できてないの、ダメさのリアリティが強い。
仮にそうしたいなら、「ではどう手順を踏むのか」などを考えねばならないのに、全くそこは何一つ考えてない。
ミオリネに言って「はい分かりました」となるとでも?
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たぶんかなり意図的な描写なんだよな……なんというかダメさの方向性が多彩なんだけど有機的に「ありそう」に組まれてる。
握手拒否などの無駄な礼儀の欠落から、代表といいつつ無駄に数がいることまで。
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逆に水星の魔女、この終盤で「アーシアン側には物語を左右するような能力あるネームドキャラは登場しません」と明示してくるの、ストーリー圧縮手法として凄いな。
普通にやってたら地球宇宙の全面戦争の可能性とか視野に入れなきゃならないけど、「シャディクが勝ったらあるいはね?」に留める。
861
水星の魔女で「物語の上で名前を与えられない大人たち」が少し気になりだしてる。
学校の先生たち、厳しいことを言う投資家、アーシアンの代表交渉団、まだ顔出してないけど宇宙の議会……
「あんま気にしないでいいです」を視聴者に伝えるのに「名前を与えない」を意識的に使うというテクニック。
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いわゆるファンタジー世界で、何かと王権の強い王国になりがちなのは、ひとつには大衆の動きとか貴族政治とかは片手間に扱うには重過ぎて、面倒な政治パートを「頑固親父を説得せよ」程度の御家庭内ミッションに置き換えられるため、との仮説を持ってるけど。
この観点で見る水星の魔女、面白い。
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やっぱミオリネの優秀さ描写、相手側の代表として「思ってたんと違う」層が出てきた、と認識した後に。
「休憩」を挟んで短い作戦タイムを確保して、小道具を用意して、相手のレベルに合わせた違うアプローチを試みて、実際に一度は握手まで漕ぎつけた所だよな。
「休憩」「仕切り直し」を選べる能力。
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第二次世界大戦で双方の陣営がやった都市空爆は、当時は「それによって相手国の士気が落ちるだろう」「すなわち早く戦争を終わらせられるだろう」という期待で行われてたんですよね。
第二次世界大戦後にやらなくなったのは、別に士気が落ちる訳ではないと明らかになったから……なんだけども。
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要するにウクライナで起きてることはその具体的な姿で、かつ、ロシアは第二次世界大戦前の世界観のままでいる、だと思うんすよねコレ>キーウのマクドナルド
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都市空爆とか都市ミサイル攻撃で、安全地帯はないと思わせればビビるだろうっての、どうも人間の素直な発想であるようで、実行されなかったものも含めて何度も「再発明」されるようだ。
今のロシアの実態はどうだか知らんけど。
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「意見の違いまで届かない人」の類型の中に、どうも「どっちが悪いか」の話「しか」出来ないタイプって居るんだよな。
誰の責任かとかじゃない部分の話してるのに、そっちに持っていくやつ。
あと、どうもこのタイプ、能力の高低の話をしてると、「低い」を「悪い」と指していると思い込むようだ。
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狂犬病に対する社会の防衛としては、「媒介する可能性のある生物を皆殺しにする」になるので、「ワクチン接種の証明できないペットは泣こうが喚こうが処分」になるんすよね。
ましてや、実際に日本で流行ってから慌てても、需要多過ぎて打てる訳がなく。
ほんと対応して動くなら「今」だよな。
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人間用ワクチンがもう少し使い勝手良ければ全然状況も違うんだろうけどなぁ……
まあ、現状を踏まえるとこうなる。
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台風の時の「田んぼを見に行く」、要は自分の田んぼを守るために「他所に水を流す」、つまり下手すると行かなければ自分の田んぼが他所を守るための犠牲にされかねないと聞いて震えた記憶がある。
いやお前らちゃんと仲良くしろよ、と思うし、ちゃんと仲良く互いを守ってる所の方が多いとは思うが。
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デーモンコアとかの話題からの連想で、昔の雑な放射性物質の実験の話とか色々思い出すんだけど。
キュリー夫人ことマリ・キュリーも、雑な実験の果てに最期は放射線の影響で亡くなるんだけど、一方で推定の被曝量を考えると彼女個人が意味不明なほどに放射線障害に強い個性があったらしい、って話好き
872
なんというか、どういう偶然なのか、然るべき人に然るべき身体的特徴と、頭脳的な特性と、人との出会いが全部揃ったおかげで、科学史がチートなほどに爆速で進んだっぽい感じがあってね……
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残したノートとかが今でも放射線を放ってて迂闊には近づけないんだぜ……。
じゃあ当時それ書いてた人はどういう状態だったのよ。
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シャディク、ほんと無茶苦茶にだけして去ったな……
その一方で、「自分がダメならそれはそれで世がまとまる」を自覚してたの、ほんとにな……
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今回の事態、シャディク視点。
・前話の時点で、ミオリネは望んだ形ではなかったがスペーシアン側の支持を得る形になった
・グエルが居たらああはなってない
・逆説的にグエルはもうあそこを離れた
・何故?グエルが地球で「何か」を掴んだ。こちらの計画の致命的な何かを知った。具体的には不明。