「かかりつけ医から『コロナにかかった後はワクチンは打たなくて良い』と言われたのですが、、、」とご相談されることがとても多いですが、これは誤った助言です。 感染で得た免疫と、ワクチンで得た免疫ですと後者の方が“質”が高いとされています。
当院で診ている方にも半年以内や場合によってはもっと短い間に複数回感染している方は少なくなく、再感染の方が重症化している場合も多々あります。 『コロナに罹った人はワクチン不要』と言うことはないのでご留意ください。
「急性の呼吸障害→コロナ陽性」という事例が身近で散発しています。 発生届見直しなどで真の流行状況が把握しにくくなっている気がします。 報告数からは減少している印象が強いですが、現場の感覚だとコロナは収束に向かっているのではなく、まだ横ばいで隙を狙って潜んでいるような印象があります。
世の中は対策緩和モードまっしぐらという感じですが、特に身近に体力の落ちている人(病気療養中の方など)が近くにいる方は、ご自身の予防はもちろん、ウイルスを持ち込まないような対策を続けることが重要です。 対策は基本的なものでよく、過剰にやりすぎて神経質になりすぎなくてもよいでしょう。
今日はコロナ続くなあ、、、
マジで終わってる 発熱外来、高齢者や小学生以下などに限定 同時流行備え政府呼びかけ(朝日新聞デジタル) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/ad600…
発熱外来の門戸を広げようとするのではなく、受診する層を限定するなんて、医療の敵前逃亡じゃないか。 誰がこんなことを考えたのか。 医者としての矜持はどこにいったのか。 ほんと日本の医者は実力がないヤブばっかだな。
「インフルと自己診断したら電話でタミフルを送ってもらう」取り組みも愚策。 僕たちはコロナ禍で、低リスクそうなら抗ウイルス薬がなくても自分の免疫でコロナを治癒させられるという成功体験を得たはずだ。 無差別的なタミフル処方により耐性化が進んでいる現状を知らないのか? (添付源は厚労省)
うちのドライバー(若くて基礎疾患なし)発熱、咽頭痛あり。僕がみれば「溶連菌性扁桃炎では?」となり検査をして陽性となり、抗菌薬を処方して治療しました。
仮に当院の職員でなく、発熱外来が制限されていたら、彼は自分でコロナ・インフル抗原検査して陰性で、その後どうすることもできずに溶連菌はスルーされ、治療もされずにリウマチ熱という重い合併症を引き起こしていたかもしれません。
「体調を崩したら医者が診てくれる」というのが医療の基本なので、「小児、高齢者以外は発熱しても病院に行かない様に」という旨の提言を医者側がしちゃうのは違和感を覚えます。 発熱外来が足りないなら増やす努力をして欲しい。
これだけ各社から記事が出ている以上、“誤報”とするのには無理がありますね。 ただただ虚しい。 発熱外来、高齢者らに限定 コロナとインフル同時流行備え 重症化リスクで区分・厚労省(時事通信) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/ce13c…
狂ってるわ。 発熱外来、高齢者らに限定 コロナとインフル同時流行備え―重症化リスクで区分・厚労省:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2…
現在認可されている市販のものはコロナの抗原検査キットのみですが、発熱外来に行かずしてどうやってインフルエンザを診断するのか?診断もせずにどうやって電話でタミフルを手配してもらうのか? 接触歴があってインフルと臨床診断できる人はまだしも、そうでない人はどうやって診断するの?
高山先生の投稿が事実とすると、専門家から異論が多々あり合意形成に至らなかった(稚拙な)政府案が、押し通されたということか、、、 ほんと終わってる。。。 facebook.com/10000130548907…
日本ではセルフメディケーション文化が根付いていないので、「自分の体調は自分で判断」と国が促しても機能しない。 これまでも受診の目安が提言されても実効性はほぼ無かった。 今回の政府方針も「やった感」を出しただけで、結局の所、「何の対策も思いつきませんでした」と開き直ってるのと同じ。
「対象外の層は電話やオンライン診療の利用を」ということだが、発熱時の非直接診療には限界があるし、診療費を取りっぱぐれることもあるし、現場感覚無しで方針出してるな コロナ・インフル同時流行、難題だらけ…患者自らリスク判断・オンライン診療しづらく(読売新聞) news.yahoo.co.jp/articles/9bbe2…
同時流行に向けて国がどういう方針を出してくるか注視していましたがあまりにお粗末。 こんなんじゃ、国民も、医療者も、誰もついてこないよね。
今日も「自分でやった抗原検査で陰性。しかし、病院で再検査すると抗原陽性」という事例が。今日“も”ということなので、こういうケースは少なくない。 一般の方が恐る恐る自分の鼻をこちょこちょする検査と、我々の様なプロが行う技とでは、結果の信頼性に大きな差があります。
国は「コロナ自己検査陰性→病院受診」と考えている様ですが、自己検査結果を真に受ける医療者は少ないので、うまくいかない可能性が高い。 患者さんが「自己検査でコロナ陰性だから外来に行こう」と思って医療機関に連絡を入れても、すんなりと「はいどうぞ」と迎え入れてくれるとも限らないのです
ですから、そもそも発熱外来のキャパシティを増やさなければ、本質的には何も変わらずに、同じこと(=医療崩壊)がただ繰り返されてしまうだけでしょう。
幼稚園でついにその存在を知ってしまった息子にせがまれて、先日、人生で初めて行った某テーマパークでの出来事を思い出した。 ヘルプマークを付ける高校生が切実な訴え「どうかデザインの再考を」(まいどなニュース) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/95404…
パレードの時に、僕の前方に「車椅子+腕と足にギブス」の方がいました。 しばらくは特に気になりませんでしたが、その方はパレード終了後にサッと立ち上がり、同行者と談笑しながら両方のギブスを外し、荷物と一緒に上に乗せ、車椅子を押して歩いてその場を離れて行きました。
私事ですが、昨日悪寒が来て40℃の発熱が。 症状は筋肉痛、関節痛のみ。コロナ・インフル抗原は陰性(再検査予定)で原因不明。倦怠感強く動くのもやっとですが、水分を摂れているので経過観察としました。 僕は医者なのでセルフアセスメントできますが、一般の方ならとても不安になったでしょう。
もし一般の方から僕と同じような症状で相談があれば、「お近くの病院を受診してください」と促すと思う。 対面診療無しで、「若くて基礎疾患ないから、家で大人しくして、熱が4日間続いたら受診を」と言う勇気は僕にはありません。 コロナインフル以外にも見逃せない病気の可能性は多岐に渡ります。