現在認可されている市販のものはコロナの抗原検査キットのみですが、発熱外来に行かずしてどうやってインフルエンザを診断するのか?診断もせずにどうやって電話でタミフルを手配してもらうのか? 接触歴があってインフルと臨床診断できる人はまだしも、そうでない人はどうやって診断するの?
『田代の子なら悪化しても、コネ使ってすぐ入院できるでしょ』って思う人が多いと思いますが、全く関係ないです。 現場にいる自分でもこう言う怖さを感じているのが現実です。やばい。
今日も「自分でやった抗原検査で陰性。しかし、病院で再検査すると抗原陽性」という事例が。今日“も”ということなので、こういうケースは少なくない。 一般の方が恐る恐る自分の鼻をこちょこちょする検査と、我々の様なプロが行う技とでは、結果の信頼性に大きな差があります。
この国では苦しんでいる人がいっぱいいます。 旅行業界をはじめ経済界の方々。 そして、患者さん、医療・介護従事者。 そのどちらにも救いの手を差し伸べようとするのではなく、医療現場から見ると、どうも「経済界のことしか見てないんじゃないの?」って感じてしまう。
酸素3L吸入でSpO2 80%という大変厳しい状況で救急隊にこんなにも繋がらないとは、かなり厳しい。
【新型コロナは風邪とは違う】とツイートすると、「恐怖を煽るな」とDM来ますが、僕は見たまま、感じたまましかツイートしません。 自宅療養中の方には病床に臥しつつも「1人でも多くの人に厳しい状況であることを知って欲しい」と話される方が少なくない。そうした想いをお伝えしています。
昨夜は、コロナ診断時に重症感が強く、基礎疾患などから「すぐ搬送せねば命が危ない」と判断される患者さんがいました。 夜遅くにも関わらず保健所も全力を尽くし搬送先を見つけて下さり、無事入院できました。本当に良かった。ありがたいです。 病床機能が戻りつつある感触を確かに感じています。
「自己検査でコロナ陽性と分かりましたが、職場から『病院で確定検査して、発生登録して』と言われました。体は元気。」 という20-40代がそこそこいますが、いまだにそんな職場があるんですね。 意義の乏しい検査のために来院して寒い外で待機してる方が体に悪いので、上司の方の理解を求めたいです。
患「旅行先でPCRしたら陽性だった。発生届を出せますか?」 田「今どちらですか?」 患「東京です」 田「😨」 目眩がしそうなこんなやりとりは頻繁にあります。。 沖縄「観光客が陽性」増加 検査結果待たずに飛行機搭乗か 広がる困惑(テレビ朝日系(ANN)) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/6761c…
「暖房なんて、付けてられんよ。」 明日は気温が下がるので、患者さんに「温かくして下さいね」とお伝えしたら返された一言。咄嗟に言葉が見つからず、苦し紛れで「重ね着だけでも」としか言えず。 すでに冷え込んできました。明日は雪が降るかもと。患者さんたちが無事明日を乗り越えられますように
多くの場合発症から5-7日間たてば、熱や咽頭痛、倦怠感は良くなっていきます。 『諸症状は薬を飲んだからと言って一発で症状が消えるわけではなく、時間と共に軽快すること』をご理解いただくのが大切です。 呼吸状態に注意しながら無理なく内服や食事をしながら療養されて下さい。
深夜往診を終えました。 人生の残りの時間が短くなってくると様々ことが起き、特にご家族は不安になります。そんな時は、一見些細なことでもすぐに駆けつけて、不安を安心に変えられるように全力を尽くします。 「来てくれてよかった」と思ってもらえるようにがむしゃらに頑張るのが訪問診療医です。
新規感染者は減っていますが、コロナでひどく消耗した高齢者は多く、“立て直し中”です。その多くが「コロナでここまで弱るとは...」と溢されます。 突発的な類型移行やマスク緩和の指針。医療体制の整備なくこれらが進むことで、「国に見放されるのか」と不安に感じる社会的弱者を、多く目にします。
①発熱 “数字そのもの”に神経質にならず、“しんどさ”に重きを置くようにしましょう。 熱があってもしんどくなければ解熱剤は必要ありません。 逆に微熱でもきつい時は解熱剤を服用してみましょう。市販薬もよく効きます。 寒気がある時は葛根湯や麻黄湯を飲んで体を温めると不快感が軽減しやすいです。
この惨状のリアルを目撃してもなお【コロナはインフルエンザと一緒】【コロナは風邪】だと一括に主張するのはお花畑だと言わざるをえません。 一般の方が主張されるのはま表現の自由もあるので気にしませんが、そこそこ偉い立場にある人でも平気でそう主張してしまうので、嘆かわしいものです。
五輪の時に『開催に反対している人も、いざ終わったら反対していたことは忘れてしまうだろう』と関係者はうそぶいていたと。 今回は二階さんが堂々と日本人の国民性を軽視する発言をされたのは注目に値する。 どうせコロナの時も「波が過ぎれば忘れてくれるよ、日本人なら」って思ってたんでしょうね。
コロナで衰弱した高齢者がたくさんいます。 「それは老衰だ」「年だからしょうがない」と言う人が少なくないですが、ご自身や家族でも同じことが言えるのでしょうか。 人はいつか死にますが、コロナによって尊厳と命を奪われる人や家族を間近で見ていると、「仕方がない」なんて到底思えません。 twitter.com/homecare_hinat…
「何も食べられずぐったりしてると保健所に相談したが、“酸素96%なら大丈夫。今が頑張りどころ”とだけ言われて切られてしまいました」 東京都外の方からの訴えですが、これまでの基準・感覚で健康観察し続けるのは厳しい。 特に臨床経験豊富とは言えない保健師さんに、オミ株の判断は重荷だろう。
東京都のコロナは、少なくとも発表の倍はいる感触です。 「低リスク層は受診控えを」と促しても、辛い症状でお悩みの方はどこかめてくれる病院は無いかと四苦八苦しています。 コロナの診方(みかた)も随分わかってきた頃合いですから、より幅広い医療機関で対応できるようにして欲しいものです。
③長引く咳 感冒後咳嗽(がいそう)と言って、治癒後も咳が長引くことがあります。実は、、、咳止めはほぼ効きません! “時間”が最大の薬です。 夜間強まり寝苦しくなることがありますが、日を追うごとに良くなります。うつ伏せが効くこともあります。症状によりステロイドを検討することもあります。
往診に明け暮れた年末年始も終わりが見えてきました。 他の職員は「明日から仕事だ」と気が重くなっているかもしれませんが、僕にとってはスタッフが増えるので「少し休めるかな」という気持ちです(笑)年末年始に稼働したスタッフは本当にお疲れ様でした。
予想できた事態だが胸が痛む。緩和策、無策の尻拭いは地域医療の現場に押し付けられているのが現実! 【独自】「起こるべくして起こった」救急車の“居眠り”横転事故 隊員は約17時間ぶっ続けで活動…コロナ第8波の過酷な勤務実態(TBS NEWS DIG Powered by JNN) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/29f33…
コロナ患者増を感じる毎日ですが、最近は受診が遅めでこじらせかける方が散見。 発熱外来が混んでいて受けられなかったのではなく、「コロナは終わったと思っていた」と話される方が少なくない。多くの方は入院は要しませんが、カゼよりも体力を削られる方も少なくないので、多少は用心されて下さい。
最近も #コロナ2019 未対応の先生に「5類になりますし、先生も準備されるんですか?」と“嫌味なく”尋ねたら、「アメーバ赤痢とかHIVとか、クロイツフェルト・ヤコブ病とかも5類でしょ。僕、こういうの診られないもん。コロナも一緒」とのことでした。 5類になれば自然に門戸が広がるというのは夢物語。
「苦しがってて救急呼んだけど、搬送先はないと言われてしまいました。どこにも繋がらない。助けてください!」って言われたら、こんな時間でも往診する以外の選択肢はない!!🏃‍♂️ #コロナ