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いわゆるムズカシイお年頃の長男に対しては言いたいことも聞きたいことも100のうち1か2くらいにとどめるよにしている今日この頃なんですが、雷雨の中ズブ濡れで帰宅した長男に玄関先で「大丈夫だった?」って聞いたら「パンツ3枚とも濡れた」という答えで、着替え見てたら本当に3枚履いてたよ。
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食中毒事件の度に思い出すのは「こういう時(食中毒を出した直後)が一番安全なんだ」と得意げに言い張って食中毒を出したと地元で噂の焼肉屋さんに行き、不用心に生焼けの肉をバリバリ食べまくって翌日から一人だけ食中毒で入院した私の父親です。
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長く精神を患っている人が「満開の桜を見ると絶望して死にたくなるんです」と語った。桜の花を見ると大ハッスルするタイプの私は、満開を思い描きながら、わかったような顔をして頷くことしかできませんでした。完全にはわからない。でも、帰り道で桜並木を通ったら少しだけわかるような気もしました。
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アルコール依存症だろうなっていう飲酒事故を起こした人の報道で「飲酒のきっかけは元家族の写真をSNSで見て寂しくなったから?」っていうの見た。責任も関係もないのに別れた後まで持ち出される元家族が気の毒すぎる。相当の苦労したはず。依存症患者も患者の家族もケアの対象として守られてほしい。
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こないだ農村集落の仏教イベントに出席したら、ザ・農村の暗部って感じで結構キツかったんですが、お坊さんたちが乗ってきた寺クラウンのナンバーが全部7676だったのだけ面白かったです。
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30歳の時に清水寺の舞台から飛び降りるつもりで買ったコートがね、それはそれは素晴らしく暖かくて軽くて動きやすくて、初めて袖を通した瞬間わああ!って感激したんです。でも次の瞬間、お金持ちと貧乏人は同じ時を同じ場所で暮らしていても味わう寒さすら違うのか...って気がついて少し凹んだ。
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今、整形外科の待合室です。若くて美人な作業療法士さんが「○○さん、調子どう?」とか「前回すごく頑張ってましたね」とか「ご無沙汰ですね!来てくれてよかった」と明るい声をかけて、いくつか言葉を交わすだけで、ご高齢の常連さんたちが黙って座ってる時とは別人のように元気になる。魔法みたい。
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これは悪口なんですけど、私の大嫌いな同級生ママさんは毎年この時期LINEにお嬢さんの誕生日ケーキの写真を投稿して、おつきあい暦の浅い人から祝福の言葉をかきあつめた後「実は姫は双子です。出産時に片割れちゃんはエンジェルになりました(涙」って小さいケーキの写真をアップするんですよ。毎年。
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市内の老舗和菓子屋さんを「ものすごく感じ悪い店員さんが素晴らしいおまんじゅうを売ってくれる」と紹介して知人を連れて行ってきたところ、相変わらず仏頂面の店員さんが喧嘩腰だった。心の準備をしてても驚いた。それでいておまんじゅうはやっぱり素晴らしく美味しい。商売とは何ぞや、と思います。
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パート先で席替えする度に引き出しの中のお菓子が机の上に山積みになって毎回ヤギさんに叱られる。今日も「おいオメーは何しに来てんだ」とお菓子の山と交互に睨みつけられたので「仕事しに来てるとでも思ってるんですか!」とキレ返した。おやつ食べに行ってることくらいそろそろわかってもらいたい。
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昔、美人とカフェでお茶したら美人のドリンクの紙コースターに店員さんの携帯番号が書いてあって、お会計まで結構しつこくナンパされてたんだけど、店出た瞬間カフェの経営元に電話かけて顛末を話して「私、会社ごと訴えますね❤︎」ってやってた。もちろんその店員さんはすぐに見かけなくなりました。
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全身しまむらでしまむら行くのがなんとなく恥ずかしかったんだけど、昨日ズボンのウエストのゴムが切れちゃって、慌てて全身しまむらでしまむらに駆け込んだら店内に全身しまむらっぽい人がたくさんいて嬉しかった。勇気づけられてしまむら服をしこたま買い込んできました。毎日しまむら全身しまむら。
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毎年ちょっと肌寒くなるとババシャツ買ってるはずなのに、ちょっと肌寒くなった時に箪笥とか押し入れゴソゴソやっても絶対ババシャツ見つからない。結局ちょっと肌寒くなる度ババシャツ買ってるのに全然ババシャツ増えない。たぶん春になると渡り鳥みたいに一斉に北のほうへ旅立ってるんだと思ってる。
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拾った定期券を警察署へ届けたら手続きに小一時間かかって心底ゲンナリしたし、私の前に並んでたコンビニ制服姿の男性は「仕事中なんで権利も何もいらないんで!帰らしてください!」と半泣きで叫んでた。警察の職員さんが悪いわけでなく、届けた人に嫌な思いさせる事務のシステムが良くないと思うの。
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学校に提出する書類に子供の長所と短所を書く欄があって、親馬鹿だから、長女ちゃんの短所?どこだろ?あるかな?可愛すぎるとことか?っていうか短所なんかひとつもなくない?もしあったとしてわざわざ本人に見える形で担任に伝える必要なくない?などと悩んで悩んで、結局空欄のままで提出しました。
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突然ですが、ここで仕事中に車で移動してて見かける歩行者でテンション上がるランキング発表します。第3位 中高生カップル、眩しい!青春が甘酸っぱーい!第2位 すごくゆっくり老犬を散歩させてる人、こっちまで幸せ!第1位 お散歩カート満載の保育園児、文句なしに尊い光景で見るだけエネルギー補給!
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手足が火照って眠れないと悩むダンナにサプリメントとかアロマとかあれこれ試してて、先日せんねん灸を4つ試してみたところ、冗談みたいに即スヤスヤ寝ついて驚いた。ならばと私の足の冷えに試してみたらやっぱり冗談みたいに効いて、久しぶりに素足で眠れた。魔法を手に入れてしまったかもしれない。
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70代の父親が張り切って契約したもののちっとも使いこなせなくて箱に入れたまま放置してる、というスマホにLine入れて孫5名のアカウント登録した途端に老眼鏡と説明書を引っ張り出してせっせとスタンプ送り返してきたから孫パワーは偉大だな。
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アメリカのデカい会社のエラい人がめっちゃ早起きしてどうのってやつについては細けえこたぁいいから猫を飼いなよって思いました。猫を飼わないからダメなんだよ。冬の朝あったかいおふとんで15分かそこら猫とうだうだグズグズしてみ?人生マジ変わるから。間違いなく良くない方向に。でも最高だから。
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仕事で関わるその老婦人は長く私を拒み、いつも目を逸らしたまま手元のチラシを折り続けていました。ひたすら足を運び、仕事を済ませては彼女の作品や技術に賞賛を送って1年以上が経った今日。できあがった小鳥をうっとり眺めているところに彼女から無言でチラシを差し出されたんですよね。
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長男が大切に飼育していたスズメガの幼虫を小学校で同級生に殺されてしまった日、目が真っ赤に腫れるまで泣いた長男と一緒にボロボロ泣きながら「長男くんは自分が大切なものでなくても誰かにとって大切なものを傷つけないようにしようね」と伝えたら、絞り出すように「できない」と答えた長男でした。
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長男が爪を長く伸ばしていて、いくら注意しても「成長の証」「武器だから」「長いほうがカッコいい」などと言い張って切らなかったのに今朝「その爪で好きな子の体に触れたら傷つけちゃうね」と言って出かけたら、夕方には全部きれいに短く切って、ご丁寧にヤスリまでかけてあったからフフってなった。
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芸能界に疎いのでパート先の職員さんと話してて「あの人に似てますね。よくテレビに出てる、あの...」と名前が出せないでいたところ「あっ、ベッキーでしょ?よく言われるの〜!」と助けてもらえて、そうそうベッキーって済ませて帰ってきたんだけど私が思い出そうとしてたのはブルゾンちえみさん。
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私の母親は、若い頃に東京から田舎の漁村へと引っ越して、田舎では珍しい真っ赤なコートを着ているという理由で「子持ちのくせに派手な身なりして」「都会から来て女優気取り」「客でも引いてるのか」と陰口を叩かれハブられて以来、目立つことを極端に恐れ、地味な色しか身につけなくなってしまった。