西森英行(@nishimori__hide)さんの人気ツイート(リツイート順)

1
演劇は、俳優スタッフ、そしてお客様が、心を通わせて作り上げる、砂の城です。その城を、徒らに踏み付けにしてはいけないのです。お客様の夢を壊したくない、という一念で全てを呑み込んできました。作品も、配信も途絶え、これ以上尊厳を冒涜されれば、全てを、詳かにしなければなりません。
2
次回「メサイア 黎明乃刻」にて、シリーズ演出を卒業させて頂くことになりました。メサイアシリーズに携わらせて頂いたことは生涯の宝です。全てのキャストスタッフの皆さん、製作委員会、高殿先生、何よりお客様には本当に感謝しております。次作、幕が降りる瞬間まで、精魂を込めて作り上げます。
3
【メサイア】②自分で人生の決断の舵を切ることが出来る人は、決して多くはない。華々しい経歴に身を委ねず、自分自身の人生を歩み出したダイスケは、清々しかった。 皆が稽古場に来たダイスケを慕い、ダイスケは皆と溶け込んでいた。なんて美しい瞬間だろうと思った。
4
【メサイア】③演劇は人が創るもの。心からの信頼は、作品に滲み出る。そこに血が通う。この作品は、現実にも似た殺伐とした世界の中で、誰かが誰かをひたむきに思う、願いと祈りで紡がれている。俳優、スタッフ、様々な人の信頼に満ちた稽古場。残りの数日、作品のために、力を尽くしていきたい。
5
【メサイア】①稽古場にダイスケ(廣瀬大介)がやって来た。彼が声優への道に進むことを聞いたのは昨年のこと。彼がその決断をするために、どれほどのエネルギーをかけたかを思って、目頭が熱くなった。ダイスケは、何事も深く追求し続け、捨て身で挑む。そんな彼が、人生の決断をした。力強い決断だ。
6
【メサイア②】挨拶を終えた勇貴と抱き合った。「育てて頂いてありがとうございました」そう勇貴は言った。楽屋で顔を合わせた大志は、抱き合うと声を上げて泣いていた。初めは一演出と俳優の出会い。しかし時を経て思う。こんな日が来ると思わなかった。魂の絆。私は生涯二人を応援し、肯定し続ける。
7
配信を楽しみにして下さっていた皆さん、本当に申し訳ありません。このような状況で、それでも演劇を楽しみにして下さっている皆さんと作品を共有したい。そんな思いで、作品の「晴れ舞台」を俳優スタッフ皆も心待ちにしていました。皆さんと再び演劇の喜びを分かち合える日のため、精進を重ねます。 twitter.com/messiah_projec…
8
【メサイア黎明】①DVDに寄せて。ラストの卒業生3人のシーンは、当初台本には無かった。読み合わせを終えて、この作品を支えて下さった皆さんを思い、毛利さんに相談させて頂いて、現場で製作を決めた。しかし、白崎=燈、有賀=勇貴、加々美=大志、皆多忙な現場の只中。暗礁に乗り上げかけた。 twitter.com/messiah_projec…
9
4年前の今日2月26日、『メサイア暁乃刻』大千秋楽でした。キャストスタッフの愛情、お客様の愛情を心から感じた日。大介を前に崩れ落ちた座長燈の姿。今も脳裏に焼きついている美しい瞬間でした。感謝と共に振り返るあの日。 今も僕の大切な心の礎です。
10
【メサイア①】悠久乃刻千秋楽。有賀=勇貴、加々美=大志の最後の挨拶。舞台袖にいた御池=崚行が、そっと幕の後ろに立って、二人の姿を見守っていた。その光景が、物語の世界の出来事なのか、現実世界の出来事なのか…、その境目が溶け合っていた。メサイアらしい、美しい瞬間だった。
11
『メサイア黎明乃刻』初日から今日で2年。座組みとお客様とで、共にたどり着いた地平。未だにあの劇場で見た景色は忘れられません。写真は舞台模型とテーブル稽古のメモ、ラスト台詞メモ、そして、黎明を創り上げた愛するキャスト陣。今なおメサイアを愛して下さる皆さんに、心からの感謝を捧げます。
12
2月26日。 『メサイア暁乃刻』大阪大千秋楽からちょうど6年。 あの作品を皆で創り上げたことは、今も自分の大切な礎です。 今も変わらぬ、感謝をこめて。 #メサイア
13
【メサイア黎明】④「「御池を、離したくない」と言う思いも抱えながら、精一杯、御池の背を、押してあげて欲しい」。おっきーのその時の顔は忘れられない。涙ぐみながらマイク前に立ったおっきーは、あの台詞を、一度で決めた。あの情感は、彼にしか出せない。役には、演じ手の、愛が宿る。
14
タッキー(滝口幸広)の突然の訃報に衝撃を受ける。人柄そのものが圧倒的な魅力を放つ俳優さんだった。どんな理屈も論理をも超越して劇場を包みこむ無邪気さ。溢れ出る大らかな優しさ。 人間性こそ俳優の根幹。そう感じさせた人だった。 また会いたかった。 悔しい。 そして、とても、さみしい。
15
【メサイア】悠久乃刻、銀河劇場にて本日開幕。有賀=勇貴、加々美=大志の卒業を巡る物語。どんな結末であったとしても、どうか二人の雄姿を見届けて欲しい。メサイア舞台に携わらせてもらって三年。戦争と平和。最も「今の世界」を鋭利に描く作品だと感じる。勇貴、大志、いよいよ始まるぞ。
16
【メサイア黎明】③柚木=おっきーの声録りも忘れ難い。おっきーはあのセリフの為に、事前に御池=崚行、レネ=頌利、舞台上でやり取りする二人の姿を見守った。まさに、御池の心の奥から、二人のやり取りを見つめるように。私は録音の前に、一つだけおっきーに、ある演出的な「お願い」をした。
17
【メサイア】⑥今日はジェーが観客席に。 終演後、ジェーと語った輝馬がぽつりと。 「最後のシーン、ボスホートの誓いのポーズをしてもいいですか?」 「…最高」 これが『メサイア』。人の思いはキャラクターの思いと溶け合い、劇場空間を彩り続ける。 『メサイア黎明乃刻』、残り、3ステージ。
18
ミュージカル『憂国のモリアーティ』台本執筆中。ウィリアムの孤独を想う。もしウィリアムが、心の孤独の部屋に、同志である仲間たちを、大切に思っているが故に入れることがなかったのだとしたら…。その孤独の部屋に、ただ一人、柔らかな風を吹かせる男が現れたとしたら…。そんなことを、夢想する。
19
【モリミュ】⑤しゅんりー(高木俊)の劇場を一つにする力は見事だった。対話も抜群に上手く実に隙が無い。出会えたことが嬉しくてならない。コナン(小南光司)は全力の正直者。演技に嘘がつけないという強烈な武器を持つ。ジッパー全開で役の変態性を表現した時には、度肝を抜かれた。
20
【メサイア黎明】②そんな時、一報が届いた。三人は多忙な予定を工面し、公演や稽古の間隙を縫って、一堂に集まってくれると言うのだ。撮影当日。直前まで談笑していた彼らは、カメラが回る刹那に皆、豹変した。そこには、紛れもない「サクラ」がいた。皆一発テイク。彼らの心意気と気迫に、痺れた。
21
御池に、会った。 出会ってからの時を振り返り、 幾つもの稽古を思い起こし、 そして、柚木の話をした。 りょうき(長江崚行)は、たくましくなった。 空は青く、時は進んでいく。 生きていくことは、何かを負って、 それでも歩んでいくことなのかもしれない。
22
【メサイア】②悠久乃刻の時に、御池(凌行)・柚木(山沖)・小暮(真一)・雛森(一慶)と揃って写真を撮った。メサイアスーツ姿にもまだどこか初々しさが残っていた彼ら。あの頃は、彼らにこんな運命が待ちうけているとは思ってもいなかった。
23
【メサイア】トワイライト終幕。精神と肉体のギリギリを駆け抜けるような作品。シリーズの新境地に、キャストスタッフ、お客様も一緒に挑んで頂いた、そんな作品だった。振り返り、ただ皆への愛情と感謝が溢れるばかり。役としての最後の表情。2人のその生き様、男として最高にシビれた!リスペクト!
24
エンダース役のコナン(小南光司)は、常人とはかけ離れたところを持っています。ベテラン俳優でも恐れる転落シーンの練習を、彼だけは毎回、「楽しい!」「楽しい!」と嬉々として転落し続けていました。そうした点も、エンダースの変態性と深く共鳴していたのでしょう。#おうちでモリミュ
25
【続・11人いる!】①モーニング娘。‘16佐藤優樹は、演技が苦手だと言った。そんな優樹の台本は、メモ書きでびっしり埋まっていた。話を聞けば、彼女の役や心情のイメージは、おおかた緻密で的確だった。僕は優樹をひたすら観察し、指摘し、肯定した。彼女は直感的に、深く「分かって」いた。