空想科学研究所(@KUSOLAB)さんの人気ツイート(リツイート順)

お待たせしましたー! 登場人物が「自分たちの行為を科学的に理解している」マンガ『あるある空想科学』の第5回だよ。 今回は「コロコロ」に載ってそうなスポーツマンガ! 作画は、黒城ろこさん。このシリーズで描いたら面白そうなジャンルがあったら、ぜひ教えて!#あるある空想科学 #空想科学
戦隊とウルトラマンの勝負予想。たとえば獣電戦隊キョウリュウジャーの場合、ある回では5人が変身するのに44秒かかった。その後の名乗りに49秒。ロボット3体の出動に20秒。それらの合体に63秒。つまり巨大ロボ登場まで計2分56秒。制限時間3分のウルトラマンが戦える時間は4秒!(柳田)
『わけあって絶滅しました。』の「進化が進みすぎて絶滅した動物」の項を読むと、怪獣が心配になる。グドンは両手がムチ、グロンケンは両手が回転ノコギリ、マグマゴンは両手がドリル。日常生活が不便で、絶滅しないだろうか。ガメラと戦ったギロンに至っては、アタマが包丁。絶滅がモーレツに心配だ。
星の王子さまが住んでいた星はとても小さい。本のカバー絵で測定すると、彼の身長が140㎝なら、星の直径はわずか3.5m。この星は、重力がモーレツに弱いはずだ。王子さまは花に水をあげていたが、花とジョウロの高低差を30㎝とすると、ジョウロから出た水が花にかかるまで、なんと12分39秒を要する。
『美女と野獣』の野獣は、アタマに2本のツノが生えていている。でも自然界で角があるのは、ウシ、ヤギ、ヒツジなど、すべてウシ目の動物。草食動物なのだ。べルはあまり恐れなくても大丈夫。ただし「反芻」をしたり、睡眠時間が極度に短かったりする可能性もあり、交際はちょっと大変かも…。(柳田)
広島カープ「℃℃℃」は、摂氏温度の記号が使われてて、科学的にも嬉しい! 同様に考えて、日ハムは華氏温度の「℉℉℉」、西武は体積の「LLL」、巨人は加速度の「GGG」、阪神は磁束密度テスラの「TTT」、ソフトバンクは誘導係数ヘンリーの「HHH」をキャッチフレーズにしてくれ。(柳田)
『ジュニア空想科学読本20』明日発売です。このシリーズ、とうとう20冊目です! 『地縛少年花子くん』の蒼井茜の3624回告白って、どんなペース? パインのIQ100億って? などなど、新しい作品から懐かしい作品まで取り揃えて科学しています。 amzn.to/2C5nWiB
『ポケモン』グラードンは、マグマを生み出して陸地を広げたという。まことに科学的な方法だ。7500万年前、インドネシアの火山が噴火、7兆tのマグマが噴出した。グラードンが同量のマグマを噴出させた場合、2兆7千億tの海水が蒸発、マグマが固まると2万㎢(本州の9割ほど)の陸地が増える。(柳田)
『ルパン三世』石川五エ門は、飛んでくるピストルの弾丸を、斬鉄剣でスパスパ切る。銃弾は230kgほどの力で切れるから、切断することは難しくない。しかし、時速400mで飛んでくる銃弾に230㎏の力をかけても、速度は秒速382mにしか落ちない。つまり弾丸は2つに分かれたまま飛んでくる! 危険!(柳田)
眠らせ対決。プリンは相手が眠くなる波長で歌う。息継ぎをしないから、相手が寝ないと命がけになる。スリーパーは振り子を使い、起きたばかりの人も3秒で眠らせる。スリーパー有利に思えるが、プリンが目を閉じて歌えばいいのに対し、振り子を持つスリーパーは両耳を塞げない。プリンの勝ちか?
注目の一戦、ヘラクロス対カイロス。カイロスは2本のツノで自分の体重の2倍もある相手を持ち上げ、ヘラクロスは100倍の相手を投げるという。両者の体重はほぼ同じだから、計算ではヘラクロスが50倍も怪力だが、カイロスは相手がちぎれるまで離さない。ヘラクロスは挟まれる前に投げるべし!(柳田)
『新世紀エヴァンゲリオン』のセカンドインパクトでは、南極の氷がすべて溶けた。南極大陸は面積1392万㎢、氷の総量は3京4千兆t。もし、爆発が別の場所で起こり、エネルギーの半分が大気を暖めたら、地球の気温は1400℃に上昇する。人類滅亡! 不謹慎だが、南極だったことが不幸中の幸い。(柳田)
『新世紀エヴァンゲリオン』南極大陸の面積は日本の39倍で、氷の厚さは平均2450m。これだけの氷がすべて溶けたら、地球の海水面は80mほども上昇する。日本の場合、都道府県庁所在地47のうち、海没を免れるのは盛岡、山形、長野、甲府、宇都宮、前橋、大津、奈良の8都市のみ。大惨事となる!(柳田)
⚡️ "空想科学研究所とは、何をやってるところ?" twitter.com/i/moments/1053…
『ウルトラセブン』最終回。正体を告げたダンにアンヌが「人間だろうと宇宙人だろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの。たとえウルトラセブンでも」。感動の場面だけど、ダンは仮の姿である。「バカ殿だろうと志村けんだろうと、バカ殿はバカ殿に変わりない」と言うのと同じような気が…。(柳田)
気になるといえば気になる、マルノームとカビゴンの大食い対決。カビゴンは1日に400㎏を食べる。マルノームは口に入る大きさなら自動車のタイヤでも丸飲みにする。乗用車のタイヤは直径65㎝で、同じ直径の球形の肉は144㎏。マルノームがこれを日に3回以上丸飲みにできれば、勝利は彼のものだ。(柳田)
『ケリ姫スイーツ』ケリ姫のキック力はすごい。彼女の身長を160㎝とし、ある画面を測ると、兵士は地面から50度の角度で蹴り出された。そのまま水平に29m飛び、上空9.6mでモンスターに剣を一撃。計算すると、兵士は時速72㎞で蹴り出されたことになる。姫は自分で戦えば、メチャ強いと思う。(柳田)
『ドラゴンボール』で悟空は、人工重力装置で重力を100倍にして特訓していたが、恐るべきことだ。そこではあらゆる重さが100倍になる。250gのスマホが25㎏になり、体重60㎏の人は6tに。また落下の衝撃も100倍増。高さ20㎝の段差を降りると、高度20mから落ちたのと同じ衝撃を受ける。めちゃ危険!
貝殻ブラ問題、余談。映画『それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ』のサニー姫は、ヒトデをブラにしてたけど、柳田によれば「絶対にやめたほうがいい」。ヒトデは肉食で、体の中心に口がある。噛まないけど、口から胃を外に出し、消化して体に取り込む…。うわー、胸が消化されたら大変!(所長)
アニメ『超特急ヒカリアン』では、新幹線がロボットに変身して敵と戦っていた。ロボットになるのは先頭車両で、残りの車両は停車したままだが、急がないと次の列車がやってくる。例えば18時台に新横浜駅に到着する下り新幹線は、06分、09分、12分、16分、19分…と約3分おき。戦うなら3分以内。(柳田)
『ポケモン』カイリューは16時間で地球を一周する。地球一周は4万㎞だから、時速2500㎞=マッハ2。ジェット戦闘機くらいの速度だが、戦闘機は航続距離が4千㎞しかない(旅客機でも2万㎞を超えるくらいだ)。「マッハ2で飛ぶうえに、航続距離が4万㎞」という存在は、現実の世界にはないのだ。(柳田)
『サザエさん』の髪型はどうやって作るのか? 美容師さんに聞くと「頭のてっぺんと両サイド、後ろにセットローションをつけ、ホットカーラーを3つずつ巻けば、ああなります。料金は4500円です」。ただし一晩寝ればカールは取れるという。毎日通えば、月に13万5千円。おしゃれなサザエさん!(柳田)
植物で最も伸びるのが速いのは若い竹、つまりタケノコだ。1日に1mも伸びることがある。普通の植物は、茎のいちばん上だけが伸びる(成長点)。ところが竹には約60の「節」があり、その1つ1つに成長点がある。タケノコは節のあいだが広がって成長するが、それが60ヵ所で起こるから伸びが速い。(柳田)
『きかんしゃトーマス』のトーマスたちの顔は機関車の前面にあり、並んで話していても相手の顔が見えない。それゆえモメ事が多いのでは? そこで筆者は、走行中にすれ違う際に、顔を見ながら会話することを提案したいのだが、そのとき心配なのは「ドップラー効果」だ。添付にシミュレーションを記す。
ゼットンの1兆℃の火球が直径1mで、1秒間燃えた場合、発生したγ線の影響で、半径402光年以内の生物は全滅する。ジャミラの回によれば『ウルトラマン』の舞台は1993年。γ線は光速で広がるから、たとえば地球から27光年離れた織姫星=こと座のベガに達するのは、2020年。えっ、今年!? わ~織姫さま~。