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昨夜『報道ステーション』で東京各地から大雪中継をしていて、「スリップ事故が起きた」「駅から人が溢れている」など深刻な情報ばかりを伝える中、銀座からの中継で女性レポーターが真面目な顔で、「新橋駅前でオーストラリア人が雪合戦していました」と伝えていたのは素晴らしかった。
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今日のNHK大相撲中継を観ていて、地デジになって本当に画質が良くなったなと改めて実感したのは、土俵下の席にいた林家ぺー・パー子師匠が、別の席で観戦してた西川史子先生と偶然会い、しばらく談笑した後、3人で記念写真を撮りあってる姿までバッチリ映っていたことである。
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小学校の授業参観に行ったら、「これの答え、いくつかわかる人?」という教師の質問に、みんな「5!」とか「7!」とか答えているなか、一人だけ、「35億!」と叫んで教師に無視されている男子がいたんだけど、彼にはこれに懲りず己の道を突き進み大きく育って欲しいと持った。
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AIスピーカー、Amazon echoにニュースを読み上げさせているのだが、日本語は非常にスムースで聴きやすいんだけど、「!」が付く文章は元気に読むという設定らしく、「Hay! Say! JUMP」のニュースを読む時だけ、突然「ヘイッ!セイッ!」と大声になるのでビックリする。
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娘が『シン・ゴジラ』を観て以来、事あるごとに長い髪をかきあげ、上目遣いで俺を見ながら、「ガッ、ジ〜ラ〜!」と言って来るんだけど、いまだに何と返事すればいいのかわからない。
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水道の水漏れ修理会社のチラシに「リピート率、業界ナンバー1!」と書いてあるのを見た娘が、「これってつまり、一回目の修理じゃ完全に直ってなかったってことじゃないの?」と言い出し、目から鱗。
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娘に『シン・ゴジラ』を初めて見せたら、会議のシーンなんかも想像以上にちゃんと理解していたんだけど、一番驚いたのは、無人在来線爆弾がゴジラに突っ込む場面で、これまで黙って見ていた娘が突然、「ありがと〜!山手線〜!」と鉄オタみたいなことを叫んだことである。
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「警察ですが、貴方の銀行口座が流出し引き出されたようです」と振り込め詐欺から電話があったので、「もしかして、ゆうちょ銀行の口座?」と尋ねたら、「そう!ゆうちょです!」と嬉しそうに言うから、「僕、ゆうちょに口座ないんだけど」と言ったら、「ないの〜…」と泣きそうな声で電話が切れた。
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昨日夕飯の時にスマホが鳴り、ついつい食べながら操作していたら、息子が「食べながらスマホ触っちゃダメなんでしょ。ビール瓶で殴られるよ」と、意外な形でマナーを覚えた6歳児。
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運転免許の更新に行ったら、70代の男性が視力検査をしてたんだけど、背筋はピンと伸びているし、「上!右!左!」と答える声は力強く自信に満ちていて、若々しくて立派だなと思ったてたら、視力検査の担当の人が「ほとんど間違ってるんですけど」と言っていて、アカンがな、と思った。
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新宿のピーチ・ジョンの前で、セクシーな下着がずらっと飾ってあるのを見た娘が、「パンツなんて誰にも見せなのに、どうしてあんなにオシャレなの? 誰にも見せないでしょ?」とデカい声で聞いてくるから、とっさに「神様が見ている」とスケールの大きな返事をしてしまった。
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息子と友達が「だるまさんがころんだ」をしていたんだけど、リスクを冒さず一歩ずつオニに近づく子や、ギリギリまでダッシュする子などそれぞれ性格が出ていたので、我が息子はどうかと思って見たら、オニが振り返るたびに毎回ひたすら変顔をしていて、そういうのも悪くないな、と思った。
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昨日髪を切ったが嫁も子供も誰も何も言わないので、別に気にしてないけどそんなに俺に興味ないんか?と思いながら息子の幼稚園に行ったら、いつも挨拶しても恥ずかしそうにモジモジしてるだけの男の子が、「〇〇君のお父さん、散髪した?」と言ってきて、抱きしめそうになってしまった。
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日馬富士による高ノ岩への暴行事件、非常に気になるところだが、ちなみに高ノ岩の本名はバーサンドルジで「金曜生まれの元気な子」という意味、日馬富士の本名はビャンバドルジで「土曜生まれの元気な子」という意味らしいですね。
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昔イタリア行った時、どこ行っても日本人観光客だらけだったので、日本人のいない所を探そうと路地裏を歩き回り、古くて趣のある地元の文房具店を発見、ここなら日本人第1号に違いない!と興奮して店に入ったら、レジの横にヨネスケのサイン色紙が飾ってあった時の、言葉にならない敗北感。
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トランプ来日中、警備のヘリが沢山飛んでいたから、5歳の息子に「変な奴を見つけたら空から撃ってくるんだぞ」と教えたら、「ホント!?」と信じたので、ヘリに向かって「お〜〜い」と変な踊りをしながら手を振ったら、「お父さん!やめて!撃たれるからやめて〜!」と半泣きで止められた。
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買い物して帰ろうと店を出たら、前にいたおっさんが傘立てから俺の傘を取って行こうとしたので、「あ、それ……」と言ったら、おっさんは笑顔で振り向いて「はい、どうぞ!」と傘を手渡し、大雨の中を濡れながらかけて行って、なんて爽やかな傘泥棒なんだ、と胸が熱くなった。
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6歳の息子が、幼稚園で1匹のバッタがもう1匹の背中に乗っているのを見つけ、何してるのか先生に尋ねたところ、「おんぶごっこをしてるね」と教わった、という話を夕食の席でしたら、小4の姉が「違うよ、交尾だよ」とサラッと言って、絶妙な表現で切り返した幼稚園の先生の努力が水の泡。
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