しきしま(@shikishima)さんの人気ツイート(新しい順)

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HTV7号機では貨物室に搭載できる小型の地球帰還カプセルが新規開発された。これで日本は、自国の力だけで荷物を打上げ+軌道上で実験し+地球に持ち帰るサイクルを自国の技術だけで出来るようになった
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全長10m、貨物6トン船体重量10トンの大型船を日本は11年で9隻建造し運用した。日本でこれだけ多くの宇宙機が量産されるのは珍しく、11年の間に設計はどんどん精練されていく。後期のHTVになると、安全のために過剰気味であった太陽電池パネル枚数も削減されて、スマートになった(←1号機・8号機→)
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HTVは貨物の搭載方法についても従来の宇宙船から一線を画すもので、大型貨物をパレットに乗せたまま船外に剥き出しで搭載し、貨物室のハッチも排除した。スペースシャトル廃止以降、これほどの大型貨物を扱える宇宙船はHTVだけとなり、ISS運営を支える大きな柱として活躍した(続)
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HTVはISSへ接近後、静止したところをロボットアームで捕まえてもらう(CB方式と呼ばれる)独特なドッキングシーケンスを新規に開発した。当時世界の宇宙船ドッキングはロシア製システムが唯一のもので、日本はあえてそのシステムを採用しないことで、ロシアからの政治的介入リスクを排除している。
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宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」。ISS(国際宇宙ステーション)に貨物を運ぶ無人宇宙輸送船。無人船であるから人間を乗せて打上げることは出来無いけれど、ISSへの係留後は飛行士が船内に立ち入るので有人宇宙施設と同じ安全基準で建造されている。(続)
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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」 。京都議定書により採択された日本が担うべき温室効果ガス観測の実行者として開発される。世界に約束した5年に渡る観測を確実に行う為に徹底的な不沈対策が盛り込まれた。国産衛星が1枚太陽電池を辞めて二枚翼となったのはこの衛星からpixiv.net/artworks/97928…
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「かぐや」衛星の広報は割と自由が許される空気だった様で、従来の宇宙系広報スタイルとは一線を画すものでした。あの時の「かぐや」広報がなければその後訪れる第一次JAXAブームはちょっと変わったモノになっていたのでは、と思う
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6月11日は「かぐや」の命日であって、同時に現代萌衛星図鑑[1]の発売日でもあり、6月13日は「はやぶさ(初代)」の地球帰還の日なので、毎年6月第二週は個人的宇宙ウイークとしている。今年は上手いこと週末を挟むので宇宙系再掲祭りを勝手に始めようと思います
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12年前の今日、月周回衛星「かぐや」が1年半の観測任務を完了。最後のご奉公として世界中の天文台が見守るなか月面への制御落下実験を行い、華々しい最後を飾りました。
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耐震改修工事で地層の奥底に埋もれていた古文書の発掘に成功。多分5年以上行方不明だったけれど、いくら自分でもこの本だけは絶対捨ててないと信じていた。
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のろのろとE3海域の輸送作戦完了。闇夜に紛れて餓えた兵隊へ米入りドラム缶を沖から流すんだけど栄養失調でガリガリの兵隊が海から回収できないうちに朝になって、米艦に浮いてるドラム缶全部沈められた悲しい故事をやり直せるゲームが80年後に出てくるのは凄いと思うよ
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ガ〇ダムでもコロニーを完成させて、建造関係者が最後にメットを脱いで呼吸をするというネタがあったと思うけど、宇宙ステーションは新しいモジュールが立ち上がると、一番最初に入室するクルーは必ずマスクとゴーグルをします(立ち上がったばかりのモジュール内部は何が浮遊しているか分からない)
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艦これイベント、カタリナの乗員救助エフェクトを見た。敵の目の前に強行着水して妖精を救助して戻ってくるカタリナの姿を見て帝国海軍側の艦娘は何を思うのか
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ひさひぶりに「ひまわり」話褒めて頂いたので貼る。気象庁の衛星なので全く資料無くてしんどかったけど、衛星バスの単純な形状にギリギリ救われた例。調べたらひまわり衛星本とかも描けるかなあ。1号衛星はしらべたら割とエピソード出てくるんじゃなかろうか
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《第19駆逐隊による威力偵察、準備完了》 「全該当地区の避難完了を確認しました」 <大淀君、今度は本当だな。間違いないな> 「私達は現場の報告を信じるだけです」 札情報が揃いつつあるのでそろそろ始めたい
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打ち上げから11年かつ、金星周回軌道、地球よりはるかにキッツい熱サイクルに5年半耐え続けてるド根性金星気象観測衛星「あかつき」。
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輸送船が馬鹿正直に定時連絡の電波出して米軍に居場所捕まれて沈められていく一方で、やっぱり上手く生き残った艦はそういうとこ上手くごまかしてるケースをポツポツ見かける。伊13と伊14もそれが明暗分けちゃったケース
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しかもこの漁船、帰港後はいつも軍部にお土産として大量の蟹を持って行ってたらしく、ああそういう気遣いが命を救ったのねとちょっと納得してしまう
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「キスカ撤退」についての本を読んでる。気象通報船として5隻の徴用漁船を配置したが、案の定ぼこぼこ沈められていく。ろくに気象報告を送らず(つまり電波を出さず)任務サボって本業である蟹漁を頑張った1隻だけが生き残ったという・・・。また一つサボタージュで戦時を生き残ったエピが集まった。
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イスラエルからの日本人記者のレポートを見てたら、爆発の閃光とそのあと聞こえてくる爆音の時間差数えて、「あっ近い近い」ってコメントしてて、あーそうだよなあ、そういう反応しますよねえって
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日本くらいの打上げ規模の国が再使用型ロケット作ってもコストダウンにはならないんじゃ無いかとちょっと疑問。でも米欧あたり、自国の再使用ロケットが実用化に成功した途端、フェアリングや打上げ機の海洋投棄禁止を環境問題に絡めてぶちかましてきそうで、やっぱり開発しておいた方がいい気はする
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再利用ロケットについては日本も研究してる期間は長いので地味に基礎的な技術の蓄積は進みつつある。ロケットが無重力で姿勢を変えても燃料供給が途絶えない燃料タンクやエンジンの自己診断システム、1基の技術実証エンジンで100回以上燃焼試験を実施できた実績もあるwww8.cao.go.jp/space/comittee…
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現在、日本で開発中の再利用型宇宙機の研究機(RV-X)。公開されているスケジュールだと昨年には初飛行を終えているハズだったのだけど、地上試験で停まっちゃってる雰囲気。 kenkai.jaxa.jp/research/rvx/r…