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無償の代理出産に限った合法化も、結果的に発展途上国の女性を利用する商業代理出産を招きます。UKをはじめ無償の代理出産のみ合法化した先進国の事例がそれを如実に示しています。今の改正案は、ウクライナの女性への暴力に加担するのと同じです。@shiomura
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代理出産を考える上で重要なのは、もっとも脆弱な、社会的弱者である立場の女性の人権です。最も弱い存在をさらに困難に陥れることが、海外の事例で既に示されているにも関わらず、この行為を日本で合法化しないで下さい。@shiomura
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近年、米国では「代理出産で代理母は幸せになる」という倒錯した言説もありますが、それらは女性の身体取引で利益を得る業者がつくり出した言説です。そのような人身売買産業の声を真に受けて、女性の身体を他者に引き渡す法案に加担しないで下さい。@shiomura
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令和2年分民間給与実態統計調査によれば、非正規雇用の女性の平均年収は、153.2万円です。これは米国の代理母が受け取る報酬の1/2~1/4です。日本で代理出産が合法化されれば確実に世界の「アウトソーシング先」になります。@shiomura
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塩村さんは貧しい女性の味方だったはずです。本当に女性の貧困問題を考えるならば、このような法案に手を染めないで下さい。この法案は、経済的に脆弱な女性、とくにシングルマザーに代理母になるよう勧める効果を持ちます。@shiomura
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日本の女性が直面している貧困から目を背けないで下さい。一部の富裕層の女性や、豊かな男性たちのために動く政治家にはならないで下さい。@shiomura
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みなさま、私は普段はこのようなお願いはしませんが、今回はどうかこのツリーを拡散して下さい。宜しくお願い致します。
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何故このタイミングで合法化するのか疑問でしたが、推進派は「ウクライナみたいな事があるから、国内で実施できるようにしなければ」と考えているのでは、と思い至りました。2014年もこのロジックで法案が作成されたので。だったら塩村さんにウクライナの事を訴えかけても、何も響かないでしょうね…。
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なぜ野田聖子氏には触れないのか、というご意見がいくつかあったので、これまでの経緯を説明します。野田聖子氏は2000年代から代理出産合法化を進めています。2003年に厚労省が、代理出産を禁止する法案を作成したところ、彼女がその提出を阻止しました。(この件は野田氏が自ら書籍で説明しています)
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同時期に、向井亜紀氏と高田延彦氏による、米国での商業代理出産事例が報じられ、日本国内で代理出産を許容すべきではという世論が高まりました。その結果、政府は合法化を検討して動き始めました。
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その後、代理出産の合法化について検討されたのですが、意見がまとまらず新たな法案が作成されずにいるうちに、2008年7月にマンジ事件が起きました。日本人独身男性がインドで代理出産を行い、子が無国籍になってえしまった事件です。
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これを機に、商業代理出産を擁護する動きは下火になりました。マンジ事件は世界的な耳目を集め、結果的にインドで商業代理出産が禁止される法律が出来るきっかけとなりました。
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この事件以降、日本国内でも商業代理出産をあからさまに称賛する風潮は消えます。一方で家族間の無償代理出産は諏訪マタニティクリニックの根津八紘医師により実施され続けます。ただしこの時期、姉妹間は問題が生じやすいので既に中止、母娘間のみ実施されていました。
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この時期、日本国内で無償代理出産を扱ったTVドラマも制作されたりして、少しずつ代理出産のイメージは回復していきました。そのような中、2014年に野田聖子氏は小渕優子氏らと共に、代理出産を合法化する法案を作成しました。
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なぜ野田聖子氏には何も触れないのか、というご意見ですが、この時期に、代理出産を問題視する生命倫理学者たちは、野田聖子との対話の機会がありました。生命倫理学会大会で、彼女がゲストスピーカーとして生殖補助医療について話すイベントがあったのです。
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しかし質疑応答の時間になると、野田氏は、次の仕事があり急がなければなら、との理由で退出してしまいました。それで対話は叶わなかったのですが、当日の関係者によれば、野田氏はその後、新幹線が来るまで時間があまっていたので、1時間ほど、会場そばの控室で休んでいたことが分かりました。
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似たようなことは別の時にもあって、生殖補助医療の件で呼ばれたイベントで、私が事前に参加すると公言して参加してみると、生殖補助医療の事は殆ど話さず、貧しい若者を自衛隊に入隊させる方法について話すなど、この件ついて話す機会は得られませんでした。
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また野田聖子氏は、中絶禁止派のプロライフと、ゴリゴリの保守派なので(代理出産は家父長制を再生産する機能を持つので、意外でしょうが、海外でも保守派に人気があります)、この件で呼びかけても無理と諦めました。
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ですので、野田聖子氏には何も期待をしていませんし、今でも多くの人が、野田氏を全ての女性の味方だと思っているのが不思議でなりません。彼女は富裕層の女性の味方というだけで、貧しい人は男女問わず、搾取・収奪の対象と捉えている方なので。
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@shiomura ではどのような代理出産を可能とするのですか?無償代理出産は親族からの圧力で代理出産せざるを得ない事例が報告されています。日本の過去の事例では無事生まれても家族間でトラブルが頻発し、短期間に中止に至りました。更に無償でも合法化すると海外で実施する人が増加することも分かっています。
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@shiomura 塩村さんなら理解して頂けるだろうと思ってのご質問です。本当に弱い女性が誰なのか、そして日本にいる多くの女性がどのような立場に置かれているか、女性の所得や社会的地位など把握なさって頂ければ、明らかだと思います。代理出産の経緯や現状に関する説明が必要ならば事務所に伺います。
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@shiomura 2020年の生殖補助医療法で日本は事実上、卵子提供が合法化され、日本人女性の卵子が輸出されています。彼女らは日本国内で輸出用の卵を採卵されています。このような事はご存じですか?また既に日本人女性が海外の代理母サイトに登録し、外国人からの代理母依頼を待っていることはご存じですか?
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無償代理出産ならば許容されるのでは?という意見があります。私は金銭が介在せずとも代理出産という「人身売買契約」は非人道的という立場を取っていますが、それはさておき世界の現実を見ていくと、無償代理出産では「必要経費」が支払われます。
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経済的に沈みゆく最中の日本と比較しやすいのがギリシャでしょう。ギリシャでは無償代理出産のみ可能で、代理母には「合理的な」「必要経費」のみが支払われます。その金額は€10000とされていますが、調査結果から、実際にはその倍が支払われていることが分かっています。
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つまり€20000ですが、近年になり、外国人がそのような無償代理出産の依頼者になる事例が見られるようになりました。女性が善意により無償で外国人依頼者の代理母になる、という構造です。上記は日本円にすれば266万円で、日本人女性非正規雇用者の年収の1.5倍くらいです。