日本では、スウェーデン人配偶者とともに、米国人代理母を用いて子をもうけた方の情報により、あたかもスウェーデンは代理出産を合法とする進んだ国であり、一方の日本は遅れているるかのようなイメージが流布されていますが、それは現実とは異なります。
カンヌ映画祭で代理出産利用を批判する運動家。こういった行為について私個人は思うところがある。一方、長らく抑圧されていた声が公の場で論じられた事実を目の当たりにして、いよいよ世界的なレベルで、代理出産に対する非難の声が高まり、動きが生じ始めたのだと感じる。 twitter.com/i/web/status/1…
この本はすでに初校の校正を終え、現在は装丁をお願いしているところです。出版までもう少しだけお待ちください。
昨年のこのニュース、見逃していました。ただしゲイの息子のため、という部分を除けば、ここで論じられている事は、80~90年代から変わっていません。■61歳米女性が孫を代理出産 同性結婚した息子のために。bbc.com/japanese/47796…
戦時下にいる貧困女性たちの体を、安全な国に住む豊かな人々がこぞって利用しようとする、この現状のグロテスクさが伝わればと思います。それらを美談仕立てのキャンペーンで市場を拡大させ、この仕組みを拡大し続ける、代理出産あっせん業者の存在についても問題視すべきです。
まとめると、倫理審査を経ているのかどうか、経ているのならリスク管理はできているのか、経ていないなら、大学はそれをどう考えるのか。所属教員が大学教員の立場を利用し、自らの専門ではなく学術的でもない内容を未成年に論じるのは、研究機関としての存在意義を覆すのではないか、という点です。
もし当該イベントで被害を被った方が生じたら、それは問題を指摘されながら事前に対策をしなかった都立大にも責任があります。性被害は、年数を経て顕在化する事があり、すぐには生じないかもしれませんが、後で問題の構造が分かるよう、都立大にも責任があることを示す事実をここに記しておきます。
まず、ご本人が後から訂正なさっている点も含め、いくつか事実誤認や印象で語っている部分があります。スウェーデンの例を出して、代理出産が容易であるかのようなミスリードを誘う説明をなさっていますが、スウェーデンで代理出産は合法ではありません。日本と同じく法律がない状況です。
近年、男性ゲイカップルが、自らの姉妹の卵子を用いたり、姉妹に代理出産をして貰う形で子を得る形はしばしば報告されています。「どのように姉妹に依頼するべきか」という情報がネットには溢れています。
私は子どもの権利の専門家ではないので、この辺はあまり詳しくなく、それゆえあまり皆さんにお伝えできることもないのですが。そして残念ながら、日本には代理出産に関して子どもの権利や心理を研究する人はいないようです。(精子提供ならば何人かいらっしゃいます)。
@84Bk11EGHBj5cz9 確認と解除にあたり下記のサイトを参照しました。elrincondelantropologo.com/twitter-shadow…
リンクでは書影が出ずさみしいので画像を追加します。 twitter.com/yanagiharay/st…
代理母がおなかの子に愛情を抱かなければ問題ないだろうとの文化的背景も手伝って普及したのが、他者の卵子を使う体外受精型代理出産です。この場合は母体への負担が大きく、確実なハイリスク妊娠となります。代理母の死の危険は高まるうえ、卵子提供による妊娠と同様、子宮摘出に至る事例も生じます。
私は大学教員としての個人名で、東京都立大学に二度にわたり文書を送り、以下の点を尋ねました。①本件は未成年を対象とした社会調査あるいは実験になりうるため、極めて繊細な倫理的配慮が必要となるはずだが、当該教員は、所属する都立大で、本調査あるいは実験に関する倫理審査を受けているのか。
これは世界初の代理出産による親権裁判「ベビーM事件」(1986年)と同じ形式です。ベビーM事件の判決では、資本主義のアメリカでさえ、裁判所は「この社会には金では買えないものがある」と論じ、代理母が実の母であり、代理出産契約は無効との判決を下しました。
あの発言を読んで思ったのが、九州大学生体解剖事件に立ち会った医師の方の言葉です。この事件では米国人捕虜が大学病院で生体解剖されるのですが、捕虜を病院に連れ出す際「どこに連れていかれるのか」と聞いた捕虜に対し「大学病院だ」と答えると捕虜が安心なさったのです。
今日のウェビナーで更に強調されたのが、これが男性にとっての制度となりつつあること。男性たち(ゲイ男性カップル含む)が「自らが不妊である(女性の様に産む身体機能がない可哀そうな存在)」と論じることで、代理出産を利用する権利があるという主張がなされている。
引き離した子どもに会わせるのではなく、母から子を引き離さなければよいだけ。子育てに関わりたいなら母子をサポートしてあげればよい。遺伝的な子に拘るとしても、自分の精子による子を産み育ててくれる女性を見つけ、結婚はせず父親として支援することは可能(そのような出会いサイトもあります)。
社会学者が実施しその内容を文章にまとめるとのことで、ここで行われるのは子供を対象とした社会調査です。実施するのは大学に所属する大学教員ですから、大学の倫理委員会の審査を受ける必要があります。
ウクライナの代理出産も代理母が受け取る金額は日本の非正規雇用女性の平均年収の1.6倍です。世界のアウトソーシング先であるウクライナ人代理母への謝金はさぞかし安いと思われるでしょうが、実はそれほど安くないのです。(…というより日本人女性の貧困が深刻すぎるというべきかも)。
これを4月半ばに都立大研究倫理担当窓口に、私の個人名で送りました。返事がなかったので、先週初めに再度送りました。しかし今に至るまで返事はありません。
このアカウントで呟いた事柄の無断引用またはアイディアの盗用と思える事例が続き、驚きました。私のツイートはフリー素材ではありません。専門家として実施した調査研究に裏打ちされる、著作権を伴う見解です。さらにここで呟く内容の多くは既に書籍化、論文化、或いは公的な場での報告を経ています。
ドイツのペドフィリアの犯罪者ネットワークでは、小児性愛目的で養子縁組をする情報が流れている。養子縁組は審査があるが、代理出産は審査なく誰でも利用できるので、恐らくその目的でウクライナで実施されている可能性がある。
宮台真司さんが、援助交際を推進する際に用いた「性と生殖の自己決定権」に関するロジックが、2000年代に代理出産擁護論に用いられます。代理出産を容認する議論は、突然始まったわけではなく、女性の体を商品化する文化的地ならしを経て、日本文化に浸透したのです。
ドイツのペドフィリアたちが極端なのかと思いきや、もう事例はあって、それを様々な国のペドフィリアが学んでいる段階なのですね。