カナダは公的医療保険のため、アメリカより代理出産費用の総額が安く抑えられるので、代理母供給地として人気があるのです。  日本ではあと2週間で各党が結論を出します。これを問題と思われる市井の皆さん、どうかそれぞれの党に意見をお送り願います。一般市民の声を、政治の場に届けてください。
脳死体の代理母利用は、生命倫理学業界では有名な話です。「2001年11月8日に開催された第46回「日本不妊学会」において、竹内一夫杏林大学名誉教授が「脳死出産に思う」という特別講演で、正に脳死者の代理母利用を公言したのである」(小松美彦、2004『脳死・臓器移植の本当の話』PHP新書、376頁。)
ついでに言えば、ロシアも代理出産のグローバル市場なのですが、経済制裁によって、いままさに外国人依頼者に渡す子を妊娠中の代理母たちはどうなるのでしょう?そして生まれる子供たちは?ロシア政府には代理出産に批判的な声があったので、それらの女性や生まれた子供の救済がされるとは思えません。
ウクライナの代理出産は、コロナ渦では赤ちゃんが国内に大量に留まる事態となり「赤ちゃん工場」と批判されていました。しかし戦争が起きるや否や、ビジュアル的に分かりやすい先進国の依頼者に同情の声が寄せられ、代理母や「売られる」子どもの困難がマスメディアから吹き飛んでしまいました。
日本で代理出産が合法化されても、わざわざ代理母になりたがる人はない、貧困ビジネスにはなり得ないと思っている方もいるかもしれません。でも海外の現実を参照すると、実際には簡単に貧困ビジネスになり得ることが分かります。
これまで米国やEU諸国、更には中国や日本など、豊かな国の豊かな人々が、ウクライナの女性を利用してきました。もう何年も前から、ウクライナ女性の身体は、他国の人々に占領され、収奪され続けてきたのです。武力ではなく「契約」の名の下に。
私の本業とは微妙に異なる議論なので、出来れば避けたかったのですが、もし黙っていたら、結局あの時と同じように、私も「保身のため何もしない大学教員」となることに気づきました。今の若い世代にあのような絶望感を抱かせたくはありません。
ウクライナ女性は代理母になるだけでなく、卵子の供給源にもなっています。そして有名なのがこのニュース。ウクライナ女性の卵子を利用しアジアで代理出産を行い生まれた双子の女児を生後27日から性的に虐待。smh.com.au/national/man-p…
@shiomura 塩村さんなら理解して頂けるだろうと思ってのご質問です。本当に弱い女性が誰なのか、そして日本にいる多くの女性がどのような立場に置かれているか、女性の所得や社会的地位など把握なさって頂ければ、明らかだと思います。代理出産の経緯や現状に関する説明が必要ならば事務所に伺います。
イタリア。現在提出されている法案が通れば、イタリア人夫婦が国外で代理出産を行うことが犯罪になる。 なおイタリアはかねてから国内の代理出産も禁止しています。 twitter.com/PET_BioNews/st…
無事にウクライナが解放されても、そこに住む女性たちの体が解放されることはありません。いままさにウクライナを応援する国々からにいる富裕層が、「契約」という洗練された手法を用いて、彼女たちを引きつづき占領し、収奪し続けるでしょう。
なお、アメリカの代理出産発明に至るこれらの経緯はノエル・キーンが、自らの著書や論文にて説明しています。邦訳書ではデボラ・L・スパー著『ベビービジネス』に、この件に関する記載があります。
ウェビナー「 代理出産ーーグローバル化された女性と少女の収奪」(SURROGACY: Globalized Exploitation of Women and Girls)に参加中です。主催者が20代の若い女性。ああ、ようやく次の若い世代が立ち上がってくれたかと胸が熱くなります。
男性カップルの代理出産で、以前バズっていたこの写真。ここからわかるのは「無償代理出産のみ可能」なカナダが、今では海外富裕層の生殖アウトソーシング先として機能しているということ。ちょうどいま日本でも各党が、同様の代理出産合法化を進めるかどうか検討しています。twitter.com/marklowen/stat…
『こわれた絆』に登場する様々な国の代理母たちと同じことが語られていて、監訳者ながら改めて、彼女たちの経験・証言は、何ら例外的に生じた問題などではなく、多くの代理母たちに共通する経験なのだと感じる。
このニュース、一瞬、これから商業代理出産で子を得る予定なのかと凍り付きました。続きを読むと、代理出産を試みるも子を得るには至らなかったとのこと。しかし実施したのは事実、かつ女性の身体利用を試みた事実を当然の権利のように伝えるメディアの感覚に疑問を抱きます。 twitter.com/cha_bouz/statu…
「シンプルに科学で、倫理や道徳を持ち込まない性教育」とあります。上述したように医師が倫理を失ってはならないのですが、仮に「科学知」のみを対象となさるにしても、代理出産や卵子提供は、科学的な問題が指摘されているので、それらの専門知を把握なさっていないことはこの方の勉強不足でしょう。
くだんの産婦人科医のツイートに話を戻すと、これを読んできわめて問題だと思うのが、ご本人の持つ「医の倫理」の欠如です。医師は人々の命を守る専門家であり、産婦人科医は、妊娠・出産で危険にさらされる女性にとって「最後の砦」となる立場です。
つまり€20000ですが、近年になり、外国人がそのような無償代理出産の依頼者になる事例が見られるようになりました。女性が善意により無償で外国人依頼者の代理母になる、という構造です。上記は日本円にすれば266万円で、日本人女性非正規雇用者の年収の1.5倍くらいです。
@tenantshitoshi @bu6nyDmIxzuCWkZ 遺伝子を引き継げる事も利点ですが、最大の魅力は、お金さえあれば確実に子が手に入る事です。養子と違い、厳しい審査や、長いウエイティング・リストがあるとか、母親が心変わりして養子に出すのを拒否するといった不確定要素のないことが、依頼者にとって大きな魅力となっています。
私は本来、この件で発言するつもりはありませんでした。まさか都立大が研究倫理に関する告発を無視するとは思っていませんでしたし。しかし迫りくるイベント実施を前に、ネット上に溢れる嘆きの声を見て、そして他に誰も問題視する研究者がいないので、私が声をあげることにしました。
仮に参加者が成人のみならば「表現の自由」として許容する余地が生じていたかもしれない。しかし未成年の場合、宮台氏から伝えられる情報の客観性や正当性を判断できるかどうかは疑わしい。それは大学教員という権威を用いて、非学術的な知識を未成年に「教化」する構造になりかねない。
年齢で養子縁組をはじかれた、とありますが、まさにこれが代理出産の利点なのです。代理出産は、子の福祉に反するとして養子縁組を断られた人でも、金銭さえ支払えば子を得られる点で人気があります。 jprime.jp/articles/-/239… @shujoprimeより
といいますのも、身体を売らねばならぬ状況に置かれた女性は、売春よりは代理出産の方がマシだからと、代理母を選ぶためです。経済的に追い詰められた結果、性産業に従事する女性の多い日本で代理出産が合法化されれば、少なくない女性が代理母に流れるでしょう。
以上です。くだんのツイートが炎上してから時間が経っていますし、ご本人は代理出産推進者ではないと仰っているので、引用リツイートやお名前の言及は避けました。この医師が本件を機に、代理母や卵子提供者といった、社会的により脆弱な女性への視点をお持ちになることを願っています。