たぶん大佐(@Col_AYABE)さんの人気ツイート(新しい順)

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『死体はウクライナの小村を死で覆う』 ブチャの街の静まりかえった並木道、見渡す限り死体が横たわっている。 20人は皆、私服姿で、それぞれ異なる姿勢で倒れている。いくつかは虚ろな瞳をどんよりとした曇天に向け、いくつかは仰向けに伏している。 france24.com/en/live-news/2…
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ロシア兵、BMD-2装甲車の飲酒運転で事故る ベラルーシに後退途中のロシア軍車両が事故。よく見ると車両の上に酒瓶が置かれ、地元民いわく「泥酔してた」と、ベラルーシメディア。 ベラルーシはこういう失態を報道しても良いのか。 defence-blog.com/drunk-russian-…
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日本向け支援は滞るかもしれない。日本は米国と、有事に混乱無く軍事物資を融通できる二国間協定を結んでいるのだろうか? ウクライナ危機は大国間戦争が実際に起きることを示した。日本は中国の潜在的脅威に対して準備態勢を見つめ直さねばならない。 ……おわり
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最後に外部支援の問題。ウクライナは国民の闘志だけでなく外部支援のため戦闘を継続できている。 さて、日本は国内に弾薬製造業者を持つが、多くは米国の有償軍事支援に頼っている。有事にも米国の支援をアテにするだろうが、もし米国まで紛争に巻き込まれていた場合、日本に回す余裕があるのか?
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加えて広い海洋での戦いは前線での補給基盤が脆弱となるため、持続的作戦能力を支える航空・海上輸送力と防護され分散した弾薬デポが必要となる。 政策立案者は改めて自衛隊の輸送力と、拠点の隠蔽や防御態勢が充分か再検討すべきだろう。
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2つ目は法的問題。紛争時には迅速な政策決定が求められるが、日本は直接攻撃を受けるまで自衛隊が動けない。 一例をあげると、民有地への自衛隊の展開は地主の許可が必要だが、これでは開戦初期に多くの土地を中国に譲ることになるだろう。
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1つ目は自衛隊の準備態勢について。少子高齢化は慢性的な人員不足を招き、現実に即さない演習内容への批判と併せて戦闘準備に問題がある。 特に人員面では予備役のプールが乏しく、徴兵が違憲とされるなか、大きな戦闘損耗が生じたときどう補填していくのか?
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3つ目は能力の整備。中国はミサイル攻撃を伴い強力な打撃部隊を迅速に台湾海峡を突破して送り込む能力に長年投資してきた。これは日本にとっても脅威だ。 充分な数の対艦・対空ミサイルが必要であり、また日本と中国の間の広い海洋を活かせる強力な戦闘機部隊と潜水艦隊の整備が求められる。
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『ウクライナ戦争は日本にとっての“モーニング・コール”だ』 ウクライナ戦争を受けて日本では台湾有事(おそらくは日本攻撃を含む)が議論されている。それは中国外相が牽制に出るほどの高まりだが、自衛隊の備えは充分なのか? その4つの問題点について。……以下翻訳 defensenews.com/opinion/commen…
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[B]防御の改良。イタチごっこになるが、対戦車火器の活躍は戦車の能動的・受動的な防御システムの発展を促すだろう。 コストを考えれば攻撃者(対戦車ミサイル)が有利だが、このバランスは常にギリギリのものであり、防御や戦術の改良により、戦車有利に傾くかもしれない。
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そして最も重要なことは、現在目にしている戦車の脆弱性がなんであれ、戦車は諸兵科連合戦闘における“じゃんけん”の1要素に過ぎないということだ。 新たな兵器テクノロジーは、じゃんけんのバランスを変えるかもしれないが、ルールをひっくり返すことはできないのだ。……以上おわり
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基本的に戦場では火力・機動力・防御力の連携が重要であり、これは戦車がすぐに不要とならないことを示している。市街地戦闘ですら、戦車の存在感は減少しなかった。それは単に編成上のスキームを変えただけだ。
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だが、今回の戦争を観察することで戦車部隊の防御力を高める教訓を得ることもできる。 [A]戦術の改良。UAVや偵察歩兵、さらに徘徊弾薬(自爆ドローン)など、より広い監視能力と即応性のある火力発揮を提供できるユニットと連携すること。
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②戦術は進化的である。大げさな「軍事革命」という言葉とは反対に、すべての戦争は以前の戦争を踏襲している。現代の対戦車ミサイルは、たしかに攻撃力や機動性、隠密性が大きく向上しているが、根本的な変化はない。
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①戦いの基本は変化していない。第2次大戦でも歩兵火器や対戦車砲は重要な対戦車攻撃手段であった。戦車が無敵であるという概念は、ソ連の圧倒的戦車戦力を前にした1970~80年代の産物であり、これはまた対戦車歩兵システムの発展に拍車をかけた。
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戦車の撃破の最大のものは砲撃と思われ、対戦車ミサイルではない。また、乗員による放棄が損失の半数以上を占める点も見過ごせないだろう。 しかしながら、戦車の戦いを考えたとき2つの重要なポイントを見出すことができる。
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[翻訳]『機甲戦の将来』 今回の戦争で破壊された多くのロシア戦車の写真を見た人々は、対戦車ミサイルが(ナゴルノ紛争でのドローンの活躍と同様に)戦車を時代遅れにしたと考えた。だが、それは真実ではない。 まず注意すべきは、私たちが見ているのは戦争の一部にすぎない。
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ジャベリンやNLAWの活躍を受けた戦車不要論の盛り上がりについて、そうした考えの誤りを指摘した一連のツイート。興味深いので、次のツイートで翻訳していきますね twitter.com/bazaarofwar/st…
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つまり問題は“戦車を持つか否か”ではなく“いかに使うべきか”なのだ。将来戦ではM1戦車の後継が“全く新しい戦車”(たとえば有人・無人の複数車両による群狼戦術ユニット戦車など)を予想する人もいる。 ともかく明らかなことはロシアの戦術は酷く、ウクライナはそれを的確に利用しているということだ
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専門家の意見は攻勢作戦において戦車の重要性は変わらないという点で一致している。「戦訓は示している。戦車の有無では、戦車を有したほうが歩兵の損耗が少なく、成功の可能性は大きい。注意すべきは適切に指揮された諸兵科連合部隊の必要があるということだ」
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「砲兵、歩兵、航空の適切な支援無しによる戦車の運用は、マルチドメイン時代の諸兵科連合作戦とは言えない」 もし諸兵科の連携が適切だったならば、ウクライナ軍による一撃離脱の対戦車戦術にここまで脆弱ではなかったはずだ。
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戦車は現代戦に“居場所”があるのか? 多数の装甲車両によりウクライナに侵攻したロシアだが携行式対戦車火器やドローンを駆使するウクライナ軍に手酷い打撃を受けた。すでに戦車300両を含む1600以上の車両を失った。戦車は“時代遅れ”になってしまったのか? …以下翻訳 washingtonpost.com/opinions/2022/…
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ウクライナ戦争が戦車議論を活発化させ、一部に「高価であるのに、軽量な対戦車火器やドローンで簡単に撃破される」と主張も出ている。しかし専門家は言う。 「ロシアの無様な戦術は戦車にとって酷い“宣伝”となったが、間違った結論を導き出さないよう注意しなければならない」
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『国家の安全が揺らいでいる-海兵隊に何が起きているのか?』 近年の急速な海兵隊改革を危惧する退役中将の意見記事。この意見に賛成ではないのだけど、海兵隊がどのような組織であったのか等、興味深いところがいくつかあったので以下に翻訳 marinecorpstimes.com/opinion/commen…
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ウクライナの人々の決意、ロシア軍の損失、プーチンの判断ミスにも関わらず、戦争が早期に終結する兆しは無い。プーチンは都市を支配できなくとも、都市とその住民を痛めつけ続ける攻撃は可能なのだ……という、早期停戦に否定的な記事。以下翻訳 military.com/daily-news/202…