日本将棋連盟は30日、関西研修会B2クラスの木村朱里(きむら・じゅり)さん(13)が6月1日付けで女流棋士二級となると発表しました。 師匠は小林健二九段。出身は滋賀県高島市。 得意戦法は四間飛車。お兄さんが将棋を指しているのを見て興味を持ったそうです。 写真は日本将棋連盟提供。
現役最年少女流棋士の鎌田美礼女流二級のデビュー戦が、東京の将棋会館で行われています。 マイナビ女子オープン予備予選、中倉宏美女流二段との対局。 振り駒の結果、後手となった鎌田女流二級。 最初の指し手は、サウスポーで音も無く、すっと、飛車先の歩を突きました。
里見香奈女流王位(四冠)が棋王戦の予選決勝で古森悠太五段に勝ち、本戦トーナメント入りを決めました。 女性の八大タイトル戦の本戦入りは史上初。 また、直近の公式戦成績を10勝4敗とし、女性として初めて棋士編入試験の受験資格を得ました。 (写真は将棋連盟提供)
中日新聞の連載「将棋を世界に」の羽生善治編⑤をアップしました 羽生善治九段のスパーリングパートナーのチェス選手・小島慎也さんにお話をうかがいました チェス界では「羽生先生」でなく「羽生さん」 肩書にも立場にもこだわらない、自由で純粋な姿勢に感服します(岡) chunichi.co.jp/article/467070…
#第63期王位戦 リーグ紅組優勝となった豊島将之九段は「自信がない展開で際どい変化に突っ込んでいったので。指運があった」と一局を振り返り。4勝1敗でリーグを終え「内容の良くない将棋が多かったが、成績的には自分にしてはよくできた方」。池永五段との挑決に向けて「調整して頑張りたい」
#第63期王位戦 羽生善治九段-澤田真吾七段戦は感想戦が終了。 勝った羽生九段は、30年間リーグ陥落がないという記録を更新。 「今期は最初に連敗し、非常に苦しい状況だったが、何とかリカバリーして残留できたのは良かった。 意識したわけではないが、結果的にそういう数字になったのは幸運だった」
#第63期王位戦 白組の羽生九段-澤田七段戦は羽生九段の勝ちとなりました。 これで白組は池永天志五段の優勝が決まりました。 羽生九段はリーグ残留を決め、澤田七段は陥落となりました。
桐山九段の会見から:「無我夢中でしたね、タイトルを争っていた時は。それがもうすべてという感じでした」「将棋を覚えてから、これまで一回も将棋が嫌になったことはありません」「(将棋の魅力?)最初から面白くてたまらなかったですからね、どこがと聞かれても、全部が好きということです」
第35期竜王戦5組残留決定戦の▲桐山清澄九段ー△畠山鎮八段戦が本日、関西将棋会館で指されました。2月に現役引退が決まり、桐山九段にとっては最後となる公式戦でした。78手で敗れ、通算成績は996勝958敗(0.509)。局後、「精一杯指せましたので、悔いはありません」と晴れやかな表情でした(世)
終局直後のコメントです。 羽生九段「ちょっとずつ苦しい感じでやっていた。最後も詰まされたらしょうがない形だと思っていました」 千葉七段「余裕を持って勝てそうな将棋かと思っていたが、最後は踏み込むしかなくなってしまった。(羽生九段との初手合を)楽しみにしていたのですが…」
王位リーグ白組の羽生善治九段-千葉幸生七段戦は、大熱戦を後手の羽生九段が制しました。 絶対絶命かと思われた後手玉ですが、本譜の手順はからくも詰みを逃れていました。 羽生九段は、敗れていれば初のリーグ陥落が決まるところでしたが、踏みとどまりました。
天童市の春の風物詩「#人間将棋」は好天と満開の桜に恵まれました。指し手の合間のトークも好調で、#藤井聡太五冠 は「暑うござる」、#佐々木大地六段 は「困ったでござる」など、普段の対局では絶対口にしない言葉で観客を楽しませました。写真は対局後の記念撮影にて。(弘)
本日、関西将棋会館で指されたお~いお茶杯第63期王位戦リーグ紅組、豊島将之九段ー近藤誠也七段戦は、101手までで先手の豊島九段が勝ちました。豊島九段の快調な攻めが決まり、リーグ唯一の無敗を守りました。 これで豊島九段は3勝0敗、近藤七段は3勝1敗となっています。(世)
祝賀会では、伊藤沙恵女流名人の師匠の屋敷伸之九段が祝辞を述べました。 奨励会入会前からの思い出を振り返り。 「タイトルに近づいても取れない、大変な日々だったと思う」 「今日は感情のおもむくまま、泣きたくなったら泣いて、笑いたければ笑って、素晴らしい人生の1ページにしてください」
感想戦終了後、羽生善治九段に話を聞きました。 一手損角換わりの戦型については「たまに指す戦法。ちょっと気分を変えてみました。早い段階で前例がなくなり、方針が定まらないまま指していた」。 終盤の先手の猛攻については「踏み込まれるのは怖かったが、代わる手段も難しかった」とのこと。
本日は藤井聡太王将の就位式が開催されました。 贈位状と賞金目録のほか、副賞としてジビエ肉1年分、inゼリー1年分、映画観賞券、そして本人の希望により高級ドライヤーが贈呈。 謝辞では「渡辺王将との7番勝負では、中盤の大局観で上回れたと感じる局面が多くあった」と反省を述べました。
日本将棋連盟が第三の公式戦拠点になる「名古屋対局場」を、名古屋駅の隣のミッドランドスクエアに開設すると発表しました トヨタ自動車がオフィスの一部を提供します 地元の藤井聡太五冠らが活用する見通しです 当面は順位戦だけですが、東海棋界の悲願である将棋会館誘致に弾みがつくのでは(岡)
女流王位戦第4局は挑戦者の伊藤沙恵女流三段が里見香奈女流名人に勝ち、対戦成績3勝1敗でタイトルを奪取しました。 伊藤・新女流名人は9回目のタイトル挑戦で悲願の初戴冠となりました。 里見・前女流名人は13連覇を逃し、四冠に後退しました。 (写真は対局開始時、日本将棋連盟提供)
藤井聡太五冠に触発され、80歳にしてゼロから将棋を始めた森さち子さんの記事を、本日の中日新聞夕刊に掲載しました 昨年から取材をさせていただく約束をしていたのですが、ご本人が急逝され、かないませんでした それでもご家族の協力で、在りし日のさち子さんを、皆さんにご紹介できました(岡) twitter.com/chunichi_denhe…
藤井聡太新王将の一夜明け会見が東京都立川市で開かれました。現在地を富士山に例えて問われ、「将棋というのはとても奥が深いゲームで、どこが頂上なのかも全く見えないわけなので、まだ森林限界の手前というか、上の方には行けていないのかなと思います」と答えました。
藤井聡太五冠は2日制タイトル戦での成績が16勝1敗と、強さが際立ちます。 その理由を、永世名人の資格保持者で、長時間の将棋を得意とする森内俊之九段に尋ねました。 最年少の藤井五冠、長時間対局で際立つ強さ…「常に最善手追求」と森内俊之九段:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/159880
藤井聡太新王将は終局後、 「王将は歴史のあるタイトルなので、得ることができて嬉しく思います」とコメント。 史上4人目の五冠獲得については 「自分の実力を考えるとできすぎの結果。 今後、立場に見合う実力を付けていけたら」と語りました。(写真は日本将棋連盟提供)
渡辺明王将に藤井聡太四冠が挑戦している王将戦七番勝負の第4局が11日、東京都立川市で始まるのを前に10日、検分が行われました。 ここまで藤井四冠が3連勝しており、勝てば、王将位を奪取、五冠達成です。 検分時の写真(日本将棋連盟提供)です。
先日紙面に掲載された、将棋・藤井聡太王位と囲碁・関航太郎天元の対談【完全版】が東京新聞ウェブで公開! ともにAIを駆使する、21世紀生まれのタイトルホルダー同士が語り尽くす対局論、研究法、AI観。 濃密な1時間の対談をフル収録です、ぜひご一読ください。(樋) tokyo-np.co.jp/article/158220
前ツイートにもある藤井聡太王位と関航太郎天元の特別対談の記事が、本日の中日新聞朝刊カルチャー面に掲載されました AIによる研究で囲碁将棋界の最先端にいるご両人 その活用法などについて意見を交わしております 中日新聞Webにて全文公開中 chunichi.co.jp/article/411906…