#王位戦 第4局は95手で先手の藤井聡太王位の勝ちとなりました。 卓越した構想力、切れ味鋭い終盤力の光る会心譜でした。 敗れた豊島九段は驚きの封じ手△8六銀が実らず。 これで藤井王位は対戦成績を3勝1敗とし、防衛に王手をかけました。
#王位戦 第4局2日目午後のおやつです。 藤井王位はアイスティーのみの注文。 豊島九段はフルーツ盛り合わせとグレープフルーツジュースでした。 写真は3度目の登板となったフル盛り。 毎回、盛り付けには趣向が凝らされていますが、フルーツが球状にあしらわれている点は共通しています。
#王位戦 第四局二日目の昼食は藤井王位が鉄火丼、豊島九段は親子丼。鉄火丼は、糸のように細く切られ、ふんわりとあしらわれた海苔が目を引きます。親子丼は玉子の半熟具合が絶品です。
#第63期王位戦 第4局2日目の午前のおやつから、藤井王位のフルーツ盛り合わせとアイスコーヒーです。 豊島九段はアイスティーのみの注文でした。 撮影前、記者は「グラスが倒れている」と直しそうになりましたが、そういう仕様でした。 封じ手も驚きましたが、この盛り付けにも驚きました。
封じ手読み上げ直前・直後の藤井王位。静かな驚きが伝わってきます。
#第63期王位戦 木村九段は封じ手を開封した瞬間について「マジかよと思った」と率直な感想。 「見間違えてないか心配した。豊島九段に『何書いたの?』って聞くわけにもいかないし。でも、読み上げても驚いてないから、合ってるんだと。藤井王位も意外だったんじゃないか」 先手の長考になりそうです。
#第63期王位戦 第4局2日目の対局が再開しました。 立会人の木村一基九段が読み上げた、豊島将之九段の封じ手は△8六銀。 検討では挙がっていなかった歩頭に銀を打つ強手で、カメラを構えながら思わず声が出そうになりました。 副立会人の武市三郎七段も控室に戻るなり「今年一番びっくりした」。
封じ手予想は、武市七段が「△1五歩と指してほしい」。 木村九段は「分からない」ときっぱり。 記者の困った顔を見て「じゃあ△4一玉。当たらないと思うけど」と付け加えました。 両対局者は対局場を去り、渭水苑の美しい庭園に日が落ちようとしています。 明日の対局にも、ぜひご注目ください。
#第63期王位戦 第4局は後手の56手目を封じ、1日目の対局が終わりました。 写真は封じ手にサインする藤井王位、そして豊島九段から封じ手を受け取る木村九段です。 4局連続の角換わり腰掛け銀となった本局。 前例のない局面から銀交換となり、藤井王位の▲4七玉の異筋の玉上がりが印象に残る手でした。
#第63期王位戦 第4局1日目午後のおやつです。 藤井王位はチーズケーキとアイスティー。 豊島九段は季節のフルーツとりんごジュース。 豊島九段が対局前日の会見で「盛り付けに工夫が凝らされている」と称賛していたフル盛りが、満を持しての登板です。
#第63期王位戦 第4局1日目は午後の対局が再開。 再開の5分ほど前に入室した藤井王位は、前傾姿勢になって鋭い視線を盤上に向けていました。 豊島将之九段は定刻ちょうどに盤の前に座りました。 先手の考慮が続いています。 木村九段は▲5五歩や▲5五銀と後手陣に重圧をかける手を予想しています。
#第63期王位戦 第4局1日目の昼食は両対局者ともに松花堂弁当でした。 ぼうぜ(エボダイ)の塩焼きや鳴門鯛のお造り、阿波尾鶏の唐揚げ、鳴門金時のレモン煮など、地元・徳島産の食材がふんだんに使われていて、食欲をそそります。 デザートは梅のシロップ漬けを寒天で包んだ「梅氷室」というそうです。
#第63期王位戦 第4局1日目午前のおやつです。 藤井王位は和菓子の「稲すずめ」とお抹茶です。 豊島九段が飲み物(アイスティー)だけの注文でした。 豊島九段が「フル盛り定跡」から外してきましたが、どのような意図があるのか、控室もつかみかねています。 ※写真は日本将棋連盟提供
#第63期王位戦 第4局、療養明けとなる豊島九段ですが、普段通りの様子で盤の前に座りました。 定刻の午前9時、立会人の木村一基九段の合図で対局が開始。 先手番の藤井王位はお茶を口にし、手をぬぐった後でゆったりと初手を指しました。 こちらもいつも通りの所作でした。
両対局者は藤井王位、豊島九段の順に和服姿で渭水苑に入りました。 藤井王位の白っぽい着物に対し、豊島九段は黒を基調としており対照的ないでたちでした。
#第63期王位戦 第4局が徳島市の渭水苑で始まりました。 第3局から約1カ月ぶりに対局再開となった、シリーズの流れを決める大一番。 先手の藤井聡太王位が▲2六歩と初手を指し、2日間の対局がスタートしました。 局面はこれまでの3局と同様、角換わりに進んでいます。
一方、豊島九段は「重要な対局。自分らしい将棋を指したい」と意気込みました。 コロナ感染中は「はじめの2日間ぐらいは寝ているだけだったが、徐々に回復し、その後は(研究も)やっていました」と振り返り、「現在は回復しているので、集中して指せたら」と語りました。 ※写真は日本将棋連盟提供
その後の取材で藤井王位は「第3局から1カ月以上空く形になったが、その間第4局に向けて準備してきた。 一手一手考えて戦っていければ」とコメント。 徳島の印象については「家族旅行で祖谷温泉を訪れ、吉野川でラフティングをしたのが楽しい思い出」と振り返っていました。 ※写真は日本将棋連盟提供
延期となっていた、お~いお茶杯第63期王位戦の第4局が明日から徳島市で始まるのを前に、両対局者が現地入り。 「体調は回復した」と豊島将之九段。 藤井聡太王位とともに「渭水苑」での検分に臨みました。 立会人の木村一基九段の声掛けで、盤駒や照明、空調などを確認し、滞りなく終了しました。
コロナ禍で中止になった佐賀県嬉野市での王位戦第4局の代替イベントとして、本日午後、現地でトークライブが開催されました 会場にはオープン前から長い行列が あたたかな拍手に迎えられた主役は藤井聡太王位 いつものように長くて深いおじぎにお人柄を感じます
藤井聡太王位は16日午後3時から、大盤解説会が予定されていた嬉野市中央体育館で、佐藤康光会長、中田功八段らとのトークライブに臨む予定です。 西日本新聞meでLive配信される予定です。
王位戦第4局は延期 15日、16日の日程で佐賀県嬉野市で予定されていたお〜いお茶杯第63期王位戦七番勝負の第4局は挑戦者の豊島将之九段が新型コロナに感染したため、嬉野市での対局は中止と決まりました。 第5局が予定されていた徳島市での対局を第4局、静岡県牧之原市の対局を第5局として開催します。
式後の囲み取材では、藤井叡王が前期注文したおやつ「コロコロしばちゃん」と今期頼んだ「コロコロくまさん」ではどちらが好みだったか、との質問が出ました。 藤井叡王は少し困った表情を見せた後「どちらも非常においしく、どちらかの肩を持つことはできないというのが正直なところ」と答えました。
藤井叡王には副賞として、不二家の「ネクターピーチ」1年分が贈られました。 不二家の河村宣行社長は「藤井叡王が召し上がったお菓子はニュースやネットで話題になり、通常の2倍3倍の売り上げを記録する。今年もあらためて影響力の大きさに感服をしました」と藤井叡王に感謝していました。
本日は第7期叡王戦の就位式が東京都内で開催。 藤井聡太叡王は謝辞で「改めて将棋の奥深さ、自分の課題を感じたシリーズでした。 主催の不二家様におやつを用意いただき、リフレッシュしながら対局できた。 特にカントリーマアムチョコまみれケーキが大変おいしく印象に残っています」と述べました。