一方、敗れた羽生九段は「(78手目)△7五桂と王手されたところでどうやるか、勝負どころだったと思うが、ちょっと分からなかったです。 (入玉を巡る攻防は)いろいろあって、もうちょっといい手順があったかもしれません。 リーグ最終局も力いっぱい指し切りたい」と語りました。
棋聖挑戦を決めた佐々木大地七段の囲み取材が開かれました。 (挑戦の感想は)「番勝負に出たいとプロになってからずっと思っていたので、そのチャンスがもらえ、藤井棋聖と指せるのが一番うれしい」 (藤井棋聖の印象は) 「見ている分には楽しいが、指していると凌駕されていると感じることが多い」
日本将棋連盟は本日、棋聖戦5番勝負の第1局をベトナム・ダナンで開催すると発表しました タイトルホルダーの藤井聡太六冠、初の海外進出となります この日挑戦者に決まったのは、佐々木大地七段 若き2人の熱戦で、将棋を世界にアピールしてもらいたいです
対局後、勝った羽生善治九段は「(終盤は)ちょっと負けかと思って指していた。最後は竜が取れる形になって勝ちになったと思った。入玉されていた可能性もあったかも」と振り返りました。 「ここからは間隔が短く(リーグの)対局が続くので調整して次の対局に全力を尽くしたい」とも語りました。
藤井聡太六冠に菅井竜也八段が挑戦する叡王戦五番勝負が11日開幕です。藤井六冠は初の振り飛車党との番勝負へ「対抗形は中盤の押し引きが長い。普段通りの気持ちで」とリラックスした様子で話しました。菅井八段は「自分が負けると、自分以外の振り飛車党は絶対勝てない」とプライドをのぞかせました。
第81期名人戦7番勝負の第1局は後手の藤井聡太六冠が110手で渡辺明名人に勝ち、最年少名人と七冠達成に向け、幸先の良いスタートを切りました。 藤井六冠は「全体的に自信のない局面が多かったが、終盤はこちらの玉が意外と王手のかかりづらい形になって、それを生かすことができた」と振り返りました。
佐藤会長は叡王戦のタイトル戦昇格や女流タイトル戦の白玲戦、清麗戦の新設に尽力。 来年予定される関東と関西の将棋会館移転にも道筋を付けました。 退任理由を「来年で将棋連盟が創立100周年という節目を迎えるタイミングで、長期的なビジョンを持った方に託すのがいいと判断した」と説明しました。
日本将棋連盟の佐藤康光九段が4日、今月下旬に行われる役員予定者予備選挙に出馬せず、6月の任期満了をもって退任する意向を表明しました。 佐藤会長は2017年2月の就任から、6年余り会長職を務めています。 予備選には第一人者の羽生善治九段が立候補を届け出ており、次期会長就任が有力視されます。
「藤井曲線」のメカニズムを解き明かす研究が発表されました。 藤井聡太六冠の「棋力」を数値化したら「飛び抜けた中終盤力」が歴然 電気通信大・伊藤毅志准教授ら研究:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/239181
栃木・鬼怒川温泉で藤井聡太六冠の一夜明け会見が開かれました。 「勝負強く指すことができた。タイトル戦でも粘り強く指すことができ、結果につなげられたのは大きな収穫」と本年度を回顧。 やってみたいことを聞かれ「今回、東武線に乗ることができて楽しかった。鉄道に乗る機会を増やしたい」。
第48期棋王戦5番勝負を制し、史上最年少で六冠を達成した藤井聡太新棋王の記者会見が開かれました。 「これまで棋王戦ではなかなか良い成績を残せていなかったので、結果を残すことができたのは嬉しく思う。 難しい局面をいろいろ考えることができ、収穫の多いシリーズだった」と振り返りました。
藤井聡太六冠はこれで本年度の対局日程が終了。 64戦して53勝11敗で、勝率は8割2分8厘でした。 しかし11敗のうち、10敗は番勝負やリーグ戦などで、負けても最終結果に影響しなかった黒星。 実質的には5月の王座戦の大橋貴洸七段戦のみが意味のある敗戦だったことになります。 改めて異次元の数字です。
第72回NHK杯は藤井聡太五冠が佐々木勇気八段を破り、優勝しました 藤井五冠は今年度の4つの一般棋戦(将棋日本シリーズ、銀河戦、朝日杯、NHK杯)全てで優勝、将棋界初の快挙です 写真は日本放送協会提供
渡辺明棋王に藤井聡太五冠が挑戦する第48期棋王戦五番勝負の第4局が19日、栃木県日光市で指されます ここまで藤井五冠の2勝1敗 渡辺棋王が勝ち、決着を最終局まで持ち越すか、藤井五冠が勝利し、六冠を達成するか、注目の一局です 本日行われた検分時の写真(日本将棋連盟提供)です
第72期王将戦7番勝負の第6局に勝ち、初防衛を決めた藤井聡太王将。 終局後の取材に「自分にとってすごく得る物の大きいシリーズだった。8時間という長い持ち時間で6局指すことができ、羽生先生の強さ、自分の課題をより感じることができた」と語りました。 ※写真は日本将棋連盟提供
羽生善治九段が藤井聡太王将に挑んでいた王将戦7番勝負の第6局は藤井王将の勝ちとなり、4勝2敗で藤井王将の初防衛が決まりました。 日本中が注目した新旧の天才による「夢の対決」もついに決着となりました。 写真は対局開始時、日本将棋連盟提供
第72期奨励会三段リーグの結果、プロ入りが決まった3人の囲み取材が開かれました。 中央が1位通過の小山直希新四段、左が2位通過の森本才跳新四段、右が2度の次点を獲得した柵木幹太新四段です。 いずれも4月1日付でのプロ入りです。
第72回奨励会三段リーグ最終日の結果、昇段者が決定しました。 小山直希三段(戸辺誠七段門下)が1位、森本才跳三段(小林健二九段門下)が2位で通過。 そして次点2回獲得で柵木幹太三段(増田裕司六段門下)も昇段の規定を満たしました。 この後、囲み会見が開かれます。
名人挑戦を決めた藤井聡太五冠の記者会見が開かれました。 午前零時を回っての記念撮影でしたが、報道陣の要望に応え、笑顔でガッツポーズを作る藤井五冠です。 「名人という言葉は自分が将棋を始めた頃から知っていた。その舞台に立つところまで来たと、当時の自分に教えてあげたい」と語りました。
王将戦七番勝負の第5局は藤井聡太王将が羽生善治九段に勝利、3勝2敗とし、防衛まであと、1勝としました 終局後「スコアは意識せず次局も頑張りたい」と話しました 羽生九段は「しっかり調整して良い将棋が指せれば」 終局時の写真(日本将棋連盟提供)です
第16回朝日杯将棋オープン戦決勝は、先手番の藤井聡太五冠が渡辺明名人を103手で下し、2年ぶり4回目の優勝を決めました。表彰式で優勝杯を手にし「準決勝までどの将棋も負けを覚悟した局面があった。優勝は幸運な結果。反省点をしっかり振り返り、来期はより良い将棋を指せるように」と話しました。
渡辺明棋王に藤井聡太五冠が挑む棋王戦五番勝負の第2局が18日、金沢市で指されるのを前に17日、検分が行われました 第1局は藤井五冠が制しています 写真は日本将棋連盟提供
棋士編入試験に合格し、プロ入りを決めた小山怜央さんの記者会見が開かれました。 「まだ終わったばかりで実感がわかないが、ほっとした気持ち」 「もちろん藤井聡太五冠のように将棋が強い棋士になりたいが、今の実力では足下にも及ばない。人として目標とされるような人物になれるよう頑張りたい」
藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む王将戦七番勝負第4局は、羽生九段が107手で快勝し、成績を2勝2敗のタイに戻しました 2人のスターがぶつかる歴史的なシリーズは、期待を裏切らない盛り上がりをみせております 第5局は25、26日に島根県大田市で指されます 写真は日本将棋連盟提供