Yoshiyuki Kido(@ykido66)さんの人気ツイート(リツイート順)

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全米ベストセラー。米国の白人向けの本書の議論は「日本には人種差別はない」と思っている日本人にこそ理解してほしい。それが日本社会が変わっていくきっかけになるはず。『ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?』 明石書店、5月末刊行予定。 akashi.co.jp/book/b581162.h…
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BLM運動についても積極的に発言してきてる大坂なおみさん。黒人に対する警察暴力の連鎖が続く中での悲痛な投稿。「自分はアスリートである前に、一人の黒人の女性です」とセミファイナルの試合を棄権。 twitter.com/naomiosaka/sta…
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今日、同僚と意見が一致したのだけれど、字が綺麗か、下手くそか、これはテストの点数の善し悪しとはまったく関係がない。教員になって期末テストや入試関連で、延べにすれば数万枚(数えたわけじゃないけど)の手書きの答案を採点してきた経験から言ってるんだけど、なかなか信じてもらえない。
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本土もハワイも、大学では大騒動になっている模様。この留学生対応は完全に間違っているので、撤回してほしい。 cnn.co.jp/usa/35156358.h…
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岩波新書のアメリカ合衆国史通史シリーズは、古矢旬さんの第四巻『グローバル時代のアメリカー冷戦時代から21世紀』が来月刊行され、全巻揃います。全巻通して、読んでいただけるとうれしいです。
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岩波新書の「シリーズ歴史総合を学ぶ」が3月より刊行開始。第一巻『世界史の考え方』は、編者の小川さん・成田さんと、岸本美緒さん(第1章)、長谷川貴彦さん(第2章)、貴堂(第3章)、永原陽子さん(第4章)、臼杵陽さん(第5章)との鼎談がもとになってます。手に取っていただけたらうれしいです。
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人種の問題は本当に難しいので、いずれ解説本を書きたいと思いますが、基本的に本人がどういうアイデンティティを持っているかがその当人の人種を決めます。なので、カマラ・ハリスさんは黒人名門大ハワード大卒ですし、様々なインタビューで黒人として自己語りをしてますので、黒人なのです。 twitter.com/ykido66/status…
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まだ正式発表されてないと思いますが。8月22日(土)夜11:00~Eテレで、ETV特集「ブラックライブズマターが世界を変える(仮題)」が放送予定です。BLM運動の共同創設者へのインタビューも放映されるとのこと、楽しみです。
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ジョージ・フロイドさんの事件をきっかけに、抗議活動は世界に広がっています。イギリスは、19世紀初めまでの三百年間に、大西洋を渡った奴隷約一千万人のうち、その三分の一にあたる375万人余の奴隷取引に関わった奴隷貿易のまさに主役。ブリストルでは奴隷商人の銅像が海に沈められた。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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『黒人と白人の世界史』を読み始めたけど、面白い。オレリア・ミシェルはもとはメキシコ研究者と聞いて驚いたが、パリの大学で「ブラック・アメリカ」の講義を受け持ち、自らの白人性を意識し、植民地出身者へ語る言葉を探しながら本書の構想に至った。研究者にとって語る現場での緊張感は大事だな〜。
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世界史の教科書では、ウィルソンは「14か条の原則」で「秘密外交の禁止・海洋の自由・関税障壁の撤廃・軍備縮小・植民地問題の公正な解決・民族自決・国際連盟の設立など」を唱えた立派な人になってるんだけど、さてさて本当にそうなのかなって問うてみよう。
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ウィルソンっていうのは、そういう人種意識の人物。この映画をきっかけに解散していたKKKは復活し、いわゆる第二次KKKとして数百万の会員を集めていきます。ちなみに、白いフードや燃える十字架といったKKKにつきもののものは、この映画で用いられたことがきっかけで広まっていきました。
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研究員の一人として武井彩佳さんの『歴史修正主義』(中公新書)刊行をうけての本講演会の内容はすごく楽しみ。でもそれ以上に、Twitterの今のこの状況をみると、このテーマの講演を早稲田大学の研究所がする意味は、とてつもなく大きいと思う。 twitter.com/WineWaseda/sta…
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博論をもとにした李英美さんの新刊『出入国管理の社会史ー戦後日本の「境界」管理』(明石書店)をご恵贈いただきました。長崎の大村収容所を地域史と切り結びながら、戦後日本の自他の境界立ちあげを検証する。現在進行形の「入管問題」の淵源を辿る研究としても意義深いと思います。おすすめです。
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ジェンダー史学会第18回年次大会のシンポジウム「貧困とジェンダー ー「公助」の役割を問う」。こちらには非会員のみなさまにもご参加いただけます。趣旨文と報告者をお読みいただき、ご関心を持たれましたら、事前登録をお願いいたします。
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黒人史でも住宅差別問題に詳しい武井寛さんの現代ビジネスの記事。ゾーニングとかレッドライニングを理解する一助になると思います。 黒人はこうして排除されてきた…日本人が知らない「住宅差別」という問題 @gendai_biz gendai.ismedia.jp/articles/-/746… #現代ビジネス
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岩波講座『世界歴史』全24巻、まもなく刊行開始。第1巻『世界史とは何か』は10月5日発売。小川幸司さんの「展望」から始まる。私は16巻『国民国家と帝国 19世紀』に「移民の世紀」という拙論を寄せる予定。このシリーズは前回刊行から四半世紀ぶりなので楽しみです!
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今学期から、外語大の教員・院生と一緒に、三年間の共同研究型の授業がスタート。テーマは感情史、共感、感情、人道、人権などが主題。一橋と外語大の院生あわせて30名以上が参加、楽しい授業となりそう。
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来週に迫ったので再掲。一橋大学大学院社会学研究科 吉田裕先生最終講義「自分史の中の軍事史研究」 日時: 2020年2月1日(土) 演題: 自分史のなかの軍事史研究     14時半~16時 (開場14時) 場所: 一橋大学兼松講堂 参加費・事前申し込み不要 (どなたでもご参加いただけます)
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人種の問題が日米で違っていて厄介なのは、もう一つ混血の問題です。おそらく米国だけがとりわけ特殊なのです。ケニア人の父と白人の母のもとに生まれたオバマがなぜ「黒人」と呼ばれるのか。日本であれば「ミックス」の大統領などと呼ばれてたことでしょう。そう問うてみることはとても大事です。
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これは、アメリカの奴隷制研究としては必読本。ようやく日本語訳が完成したもよう。10月末刊行予定。 綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか (仮) スヴェン・ベッカート(著/文) - 紀伊國屋書店出版部 | 版元ドットコム hanmoto.com/bd/isbn/978431… @hanmotocomより
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OxfordのA Very Short Introductionの翻訳の件、反応を多く頂きました。ご意見を総合すると、先ず岩波が「一冊でわかる」でシリーズ化して43冊。丸善がサイエンス・パレットシリーズで科学系を36冊、白水社も『ポピュリズム』など。いまは残っているテーマを各出版社が一つ一つ版権とってるようです。
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昨日の学会の行き帰りに読み始めた小田中さんの『歴史学のトリセツ』(ちくまプリマー新書)読了。学生さんたちが歴史学の形を理解するのにはわかりやすいのでは。後半の言語論的転回、そして、記憶研究、グローバル・ヒストリー、パブリック・ヒストリーへ、というあたりが書きたかったのだろうな。
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アメリカ史/アメリカ研究で修論・卒論を書いている学生さんたちは、デジタル化された史料がたくさん使えますので『立教アメリカン・スタディーズ』40号の「アメリカ史研究におけるデジタル情報資源の現在 (<特集>デジタル・ヒューマニティーズとアメリカ研究)」を読んでみて! rikkyo.repo.nii.ac.jp/?action=pages_…
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学部ゼミでこれを輪読本に加えたので、予習として1章から読み始めたが、冒頭から「レイシズムということばは、もともと1930年代にドイツを「ユーデンライン」つまり「ユダヤ人のいない」状態にするというナチスのプロジェクトに呼応してつくられた」とあり、ここだけで一時間は紛糾しそうです(笑)。