Yoshiyuki Kido(@ykido66)さんの人気ツイート(リツイート順)

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トランプのTwitterアカウントが永久凍結されて、これまでの投稿がみられなくなったら、学術研究にとっては痛手と思ってましたが、ナショナル・アーカイブが削除した投稿含めて全部、資料として保存するとのこと。👏👏👏 twitter.com/USNatArchives/…
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いつからでしょう、学術の世界で翻訳が研究者の業績としてカウントされなくなってしまったのは。自分の世代で考えると、サイードやフーコーなどの翻訳がなかったら、多くの英米文学が翻訳で読めなかったら、今の自分はあるのかとか真剣に考えてしまう。翻訳文化は学術の基礎研究のはずなのに。
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これが日本版All Lives Matter論ですね。日米のヘイト文化の共振ぶりはすごい。 「全ての犠牲者に哀悼の意を示しており、個別の追悼文は控える」 朝鮮人追悼式 小池都知事、今年も追悼文を出さない意向 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20200…
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アメリカ研究者有志で提出した「NHK『これでわかった!世界のいま』(6/7放送)の番組内容とSNSでの投稿に関する要望書」の全文はこちらです。
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バージニア州知事が旧南軍リー将軍の彫像を撤去する方針。なぜって思う人も多いと思いますが、奴隷解放後の黒人差別の淵源は南北戦争の戦後処理の失敗に端を発しているから。アメリカはいまだ南北戦争の「戦後」を生きて苦悩してるって事を理解しないと、今回のこの一連の大騒動は理解できないのです。 twitter.com/QuickTake/stat…
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制度的人種差別について語りました。ぜひお読みください。 「黒人よりもアジア人が差別されている」の誤解 日本人に教えたい米国の「制度的人種差別」 一橋大学教授・貴堂嘉之先生インタビュー #BlackLivesMatter #BlackLivesMatterJapan #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/385…
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「管見によれば」って言葉を修論や博論で使ってる人いますよね。新明解の国語辞典によると、[第一級とも言える知識人や、自分の経歴に悔い無き自信を持つトップクラスの人たちが]個人としての見聞(見解)を狭いものとして他人に示す謙譲語」とあります。お使いの際には覚悟を持って。新明解は面白い。
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「黒人」副大統領候補で盛り上がってますが、アメリカ社会はいまだ白/黒二分法なので、こう表現するのが流儀。日本メディアがこれに倣う必要はなく、ジャマイカ人の父とインド人の母を日本流に表現すればよい。日本的文脈ではアジア系初をもっと強調してよい。報道の仕方がレイスを作る点お忘れなく。
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スヴェン・ベッカートの名著『綿の帝国』(紀伊國屋書店)の書影がでてきましたね。12月20日発売。すべての奴隷制、植民地主義、強制労働、隷属、そしてグローバル資本主義、人種資本主義に関心のある歴史家が読むべき本ではないかと思います。おすすめ。
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米国のCovid-19死者数まとめ (米国の戦争での戦死者数との比較) 2020年4月末 朝鮮戦争(約5.4万)ベトナム戦争(約9万)の戦死者超え 2020年6月末 第一次大戦(約11.7万)超え 2021年1月末 第二次大戦(約40.5万)超え 2021年7月末 最多の戦死者をだした南北戦争(約62万)に並ぶ
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OxfordのこのA Very Short Introductionのシリーズが、すばる舎の『14歳から考えたい〇〇』になってシリーズ化されるらしい。14歳にはかなり難しいと思います。大学生の初学者が学ぶのにはすごくいい入門書になると思うのでおすすめ。ただ訳は、White Fragilityが『白の脆弱性』となってたり・・・。
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どうしてウィルソンがダメなの?って人はこれから読むといい。『国民の創生』というKKKが活躍する1915年の作品についての記事。映画の元ネタ「クランズマン」の著者Thomas Dixon Jr.はウィルソンの同級生。映画の上映会をホワイトハウスでしたのがウィルソン。 history.com/news/kkk-birth…
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プリンストン大学がついに公共政策大学院の名前から「ウッドロー・ウィルソン」の名前をはずすことにしました。これも日本では、ウィルソンとレイシズムについて解説記事が必要でしょうね。高校世界史レベルでも、記述に改定が必要な時期に入ったのだと思います。 twitter.com/yhuj2015/statu…
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NHKの『これでわかった!世界のいま』要望書騒動は、たくさんの署名をいただき、YouTube動画も公開され、いい流れができてる。NHKの中の人たちも勉強会を始めていて、来週、私も含めて三人が講師として招かれることに!声をあげるってやっぱり大事。
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うーん、米国史の立場からすると前提から間違ってる気がする。19世紀の米国の資本主義、経済成長を牽引したのは鉄道。20世紀以降はモータリゼーションと連邦政府規制で鉄道産業には陰りがみえることになったが、現在も総延長182,412マイルは世界一の長さです。どこに敷設するかはまた別の話ですが。 twitter.com/Hiroshi9985767…
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【要望書提出 速報】今日の番組冒頭で四分間にわたり、国際部長から謝罪がありました。内容にすべて満足しているわけではないですが、NHKのような大組織にしては迅速な対応だと思います。今後の報道姿勢に注目していきたいと思います。
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冬休みに『綿の帝国』を読破。すごい達成感があります(笑)。米国史に留まらないグローバルな綿の帝国盛衰史、これを一人で書き上げたベッカートさん、さすが。『奴隷会計』と一緒に読むと理解が深まるかと。一言でいうと、やっぱり南北戦争は世界史上、きわめて重大な転機だったということですね。
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エドウィン・ブラック著『弱者に仕掛けた戦争ーアメリカ優生学運動の歴史』(人文書院)、重版決定。定価が高い本なのに、たくさんの方々にご購入いただき光栄です。引き続き、図書館などにリクエストして、揃えていただけるとありがたいです。
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よく高校世界史教科書にも載ってる有名な独立宣言の採択の絵。赤マークは全員、奴隷所有者。これが建国当時のアメリカ。独立後も、初代ワシントン、三代ジェファソン、四代マディソン、五代モンロー、七代ジャクソン、などなど大統領も奴隷所有者の顔を持ってたのがアメリカ。 twitter.com/arlenparsa/sta…
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エドウィン・ブラック著『弱者に仕掛けた戦争ーアメリカ優生学運動の歴史』(人文書院)貴堂嘉之監訳、西川美樹訳の見本が届きました。ずっしり重い700ページ越え。日本語で本書を読めることになったことで、アメリカ優生学運動の歴史は刺激をうけ、発展していくことでしょう。そう願っています。
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NHKの『これでわかった!世界のいま』(6月7日放送分)をめぐって、さきほど要望書を出したアメリカ研究者3名とNHK内部の国際部の方々、アナウンサーの方々などで総勢50名以上の参加者を得て、90分ほどみっちり勉強会を行いました。一回で完結とはいきませんが、よい話し合いができたと思います!
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訳者の上杉忍先生からピーター・N・スターンズ著『人権の世界史』をご恵贈いただきました。こちらは南塚さんと同僚の秋山さん監修でシリーズ化される「ミネルヴァ世界史<翻訳>ライブラリー」の一つなんですね。新しい世界史叙述の試みを翻訳で日本語読者に届けるシリーズのようです。
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人種関連での新刊、ロテム・コーネル著『白から黄色へーヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見』(明石書店、2022)入手。少々お高いけど、前近代からの日本人観を知る上では必読かも。「黄色人種」が近代において創られたことを解き明かす。
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朝の読書。カトリーン・マンサル著『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』髙橋璃子訳、河出書房新社、すごく面白い。生涯独身で母親と暮らしていたアダム・スミス。市場経済の外にあるもの、家事労働やケア、そうした男性経済学者が目を背けてきたものに光をあてる「これからの経済と女性のお話」
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一橋大学大学院社会学研究科は、ジェンダー研究担当教員の公募を始めます。募集期限は11月30日まで。2021年4月着任予定、講師(任期付・テニュアトラック)の職位での募集となります。私が研究科長になってから最初の新規採用人事案件。どうぞ奮ってご応募ください。soc.hit-u.ac.jp/jobs/?choice=d…