Yoshiyuki Kido(@ykido66)さんの人気ツイート(古い順)

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これは、アメリカの奴隷制研究としては必読本。ようやく日本語訳が完成したもよう。10月末刊行予定。 綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか (仮) スヴェン・ベッカート(著/文) - 紀伊國屋書店出版部 | 版元ドットコム hanmoto.com/bd/isbn/978431… @hanmotocomより
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訳者の上杉忍先生からピーター・N・スターンズ著『人権の世界史』をご恵贈いただきました。こちらは南塚さんと同僚の秋山さん監修でシリーズ化される「ミネルヴァ世界史<翻訳>ライブラリー」の一つなんですね。新しい世界史叙述の試みを翻訳で日本語読者に届けるシリーズのようです。
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スヴェン・ベッカートの名著『綿の帝国』(紀伊國屋書店)の書影がでてきましたね。12月20日発売。すべての奴隷制、植民地主義、強制労働、隷属、そしてグローバル資本主義、人種資本主義に関心のある歴史家が読むべき本ではないかと思います。おすすめ。
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エル・ドライリンガー著『アメリカ家政学の歴史ー家庭の中から世界を変えた女性たち』東京堂出版を入手。「第3章 食料が戦争を打ち負かすだろう」は、優生学と家政学、悪用された家政学など、とくに面白そう。
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冬休みに『綿の帝国』を読破。すごい達成感があります(笑)。米国史に留まらないグローバルな綿の帝国盛衰史、これを一人で書き上げたベッカートさん、さすが。『奴隷会計』と一緒に読むと理解が深まるかと。一言でいうと、やっぱり南北戦争は世界史上、きわめて重大な転機だったということですね。
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博論をもとにした李英美さんの新刊『出入国管理の社会史ー戦後日本の「境界」管理』(明石書店)をご恵贈いただきました。長崎の大村収容所を地域史と切り結びながら、戦後日本の自他の境界立ちあげを検証する。現在進行形の「入管問題」の淵源を辿る研究としても意義深いと思います。おすすめです。
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今学期から、外語大の教員・院生と一緒に、三年間の共同研究型の授業がスタート。テーマは感情史、共感、感情、人道、人権などが主題。一橋と外語大の院生あわせて30名以上が参加、楽しい授業となりそう。