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世界史の教科書では、ウィルソンは「14か条の原則」で「秘密外交の禁止・海洋の自由・関税障壁の撤廃・軍備縮小・植民地問題の公正な解決・民族自決・国際連盟の設立など」を唱えた立派な人になってるんだけど、さてさて本当にそうなのかなって問うてみよう。
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エドウィン・ブラック『弱者に仕掛けた戦争ーアメリカ優生学運動の歴史』西川美樹訳、貴堂嘉之監訳(人文書院、2022年4月末刊予定)
総ページ720頁で定価8000円と高額になってしまったのですが、日本語で読める初のアメリカ優生学運動史の通史、読み応えあります。ぜひ!
jimbunshoin.co.jp/book/b590672.h…
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ウィルソンっていうのは、そういう人種意識の人物。この映画をきっかけに解散していたKKKは復活し、いわゆる第二次KKKとして数百万の会員を集めていきます。ちなみに、白いフードや燃える十字架といったKKKにつきもののものは、この映画で用いられたことがきっかけで広まっていきました。
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私が書いた監訳者解説が「じんぶん堂」で読めるようになりました。これを読んで関心を持った方には、『ホワイト・フラジリティ』を手にとってもらえればと思います。
日本人はなぜレイシズム(人種差別主義)に向き合えないのか?――『ホワイト・フラジリティ』の射程 book.asahi.com/jinbun/article…
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ジョージ・フロイドさんの事件をきっかけに、抗議活動は世界に広がっています。イギリスは、19世紀初めまでの三百年間に、大西洋を渡った奴隷約一千万人のうち、その三分の一にあたる375万人余の奴隷取引に関わった奴隷貿易のまさに主役。ブリストルでは奴隷商人の銅像が海に沈められた。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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簡単にいうと、「制度的人種差別」の意味のレイシズムを加えたということ。
hypebeast.com/jp/2020/6/merr…米メリアム・ウェブスター辞典が“人種差別”の定義を改訂&fbclid=IwAR3BQxztMwNpmoTIHCJMyZFyVtzLDpKkugvnQCm8lTu0Y1yEuUL6aUAIWNQ