あまり目立たないアニメのモブキャラですが、アニメーターは結構頑張って描いてます。キャラ表がないので自分で考えないといけない上に、その作品の世界観に合っている必要があります。頑張って動かしても、完成した画面ではメインの登場人物で隠れていることもあったりします。
アニメーターがアニメの1話まるまる一人で作画監督・原画をする一人原画というのがあります。一人で原画を描くので「この辺は軽く流して、ここは時間をかけて描こう」という配分ができます。それは全体にメリハリを生み、見せ場が引き立つというメリットにもなります。
アニメーションでスズメなどの小鳥が飛ぶ動きを描く時、私は翼の上下2枚だけ描いて、それを繰り返すことがあります。羽を単純にパタパタと動かすことで小鳥らしさが出ます。このように枚数をあえて増やさないことで効果的に見えるテクニックも結構あります。
アニメーター以外の業種では役に立たない豆知識。腱鞘炎対策は、柔らかい鉛筆を使うこと。利き手でペットボトルの蓋を開けないこと。
結構前に作った、5分で描いた原画で手のアニメーションを作る動画です。こちら中割(中間の絵)をPCソフト側でやる実験でした。
私は作画監督という、アニメの絵を統一したり修正したりする仕事を長くやっています。線画の段階で確認するので、その時にちょっと違うなと思っても、色がついて動くと案外いい画面になったりします。そういう『修正しなくてもいい部分』を経験で見極めるのも大事だと思ってます。
アニメ「スラムダンク」の60話がYouTubeで公開されました。私が一人原画をした回です。この時代はテレビ画面の比率がまだ横縦4:3で、一人原画をするアニメーターも時々いました。16:9になり更に横長になってからは、より高い密度の画面を求められ30分アニメで一人原画はほぼ見なくなりましたね。
ワンピース1000話の試写の後、記念のケーキでお祝いです。 twitter.com/OPcom_info/sta…
Youtubeでスラムダンクの8話が公開されたので久々に見ました。私が一人原画をした回です。気の合う演出さんと楽しく作ったのを思い出します。 すっかり忘れていましたがオープニングの原画も半分以上私が描いていました。 youtu.be/Z68NKfYLNBM
1ヶ月でこの量の紙を使い切ります。原画と修正を合わせると、私は月に1000枚以上の絵を描いてるのでは・・・。
若い頃に劇場版で複数の馬の走るシーンをたくさん描いて、ずいぶん鍛えられました。アメリカとの合作のマイリトルポニーも原画と作画監督をやりましたが立っているキャラは関節のない棒のような足なのに、動く時はしっかり馬の動きをします。基本は大事ですね。
アニメ作りの超初心者チュートリアル本作ります。
この画像のワンピース・アニメーションLINEスタンプは、私が描いています。アニメーターはCMのアニメや雑誌のイラストなど実は色々な仕事をやっています。
アニメワンピースのスタッフパーカーとスタジャンが届きました。演出助手さんと仲間ポーズ!のつもりでしたが肩が上がりませんでした・・・