1
いざという時のために、定規だけで曲線を綺麗に引くアニメーター流のやり方です。
2
3
昔からアニメの制作に関わってる側からすると、今のテレビシリーズのアニメは昔だと劇場版のクオリティなんですよね。
4
私が描いたSLAM DUNKの原画が押し入れからでてきました。原作のすごい画力に影響されて、当時アニメーター達もがんばっていました。来年公開予定の映画も楽しみです。
5
6
アニメの作画で技術がいるのは、戦闘もですが、実は食事のシーンです。一見地味なようですが、箸やフォークを使い咀嚼をさせ、食べたり飲んだりした料理を少しずつ減らしていく。大勢だとさらに難易度が上がり、宴の回などはキャラは楽しそうですが、アニメーターは労力と時間をかけて描いています。
7
8
STRONG WORLD、スーツで正装した麦わらの一味が銃をぶっ放すシーン、私が絵コンテを描きました。アニメでは銃を撃つことがNGとされていたキャラクターもいましたが、尾田先生の強い意向で実現しました。やはり原作者が絡むとすごいです。 #ONEPIECE #ストロングワールド #ワンピース
9
10
日本のアニメの作り方の多くは、次の動きを1枚1枚連続で描くわけではありません。動きの重要な部分である「原画」があって、その中間を「中割り」します。それをせず作るとすごく大変で、ずっと動いているメリハリのないものになりがちです。どこを「原画」にするかがアニメーターの腕の見せ所です。
13
アニメーターが雑に描いたラフを元に、最近話題の『お絵描きAI』がイラストを描くとどうなるかという実験を個人的にやってみました。傷が消えたりイカした麦わら帽子に変わったりして、まだまだツッコミどころが満載ですが、いつかプロの現場で使えるツールになるかもしれませんね。
#StableDiffusion
14
私が一人原画をしたスラムダンクの27話がyoutubeで公開されていました。SLAMDUNKの中でも有名な「バスケがしたいです」の回です。当時は一人原画というとその回の第1原画・第2原画から作画監督までを全てやっていました。
16
アニメの中割りの絵が、作画崩壊と指摘されることが時々あります。実写の動画でも動きの途中で一時停止すると、変な顔してたりして面白いですよね。
17
19
アニメ制作に関わる人が、みんな『アニメを見る』のが好きかというと必ずしもそうではありません。知り合いのアニメーターさんはあまり見ないという人も多いです。ですが、みんな『アニメを作る』のは好きだと思います。何れにせよ『作る』のが好きという人のほうが長く続けている印象です。
21
アニメ作りの超初心者チュートリアル本作ります。
22
アニメ「スラムダンク」84話がYouTubeで公開されました。私が一人原画をした回です。SLAMDUNKの中でも重要な回で、18話に渡る試合の最終話です。なので作画監督・原画としていつもよりこだわりを持ち、影を2段に付けたりタッチを多く入れたりして描いていました。
youtu.be/6cR7YlOnY3Q
23
結構前に作った、5分で描いた原画で手のアニメーションを作る動画です。こちら中割(中間の絵)をPCソフト側でやる実験でした。
24
私は作画監督という、アニメの絵を統一したり修正したりする仕事を長くやっています。線画の段階で確認するので、その時にちょっと違うなと思っても、色がついて動くと案外いい画面になったりします。そういう『修正しなくてもいい部分』を経験で見極めるのも大事だと思ってます。
25
ワンピース1000話の試写の後、記念のケーキでお祝いです。 twitter.com/OPcom_info/sta…