1ヶ月でこの量の紙を使い切ります。原画と修正を合わせると、私は月に1000枚以上の絵を描いてるのでは・・・。
私が描いたSLAM DUNKの原画が押し入れからでてきました。原作のすごい画力に影響されて、当時アニメーター達もがんばっていました。来年公開予定の映画も楽しみです。
昔私が東映アニメーション研究所の講師をしていた時に、自分で作った資料です。馬の走りの参考と・・・このトナカイっぽいのは・・・。
ワンピース1000話の試写の後、記念のケーキでお祝いです。 twitter.com/OPcom_info/sta…
ワンピースの映画の告知の最後にシャンクスが映りましたね。昔、シャンクスとミホークがお酒を飲むシーンの絵コンテをやったときのことを思い出します。あの時はアフレコにも立ち会い、声優さんのサインをいただきました。いい思い出です。 #池田秀一 #青野武
尾田栄一郎先生からスタッフに、アニメワンピース1000話の記念品が届きました。寒い季節に嬉しいプレゼントですね。私はコーヒーをよく飲むのでこのカップの出番は多そうです。
右がデジタル(クリップスタジオ)で左がアナログで描いたものです。私は長年アナログでやってきたので、やはりアナログの方が描きやすいです。しかしデジタルにもいいところはたくさんあると思います。
アニメーター以外の業種では役に立たない豆知識。腱鞘炎対策は、柔らかい鉛筆を使うこと。利き手でペットボトルの蓋を開けないこと。
アニメの中割りの絵が、作画崩壊と指摘されることが時々あります。実写の動画でも動きの途中で一時停止すると、変な顔してたりして面白いですよね。
アニメのエンディングなどのスタッフロールに『動画』という仕事があります。あれアニメーターだと中割りの仕事だとわかるのですが、一般の人の中にはわからない方もいるみたいです。動画は原画や作画監督の下絵を元に清書します。最終的に画面に映るのは動画の絵なんです。
アニメワンピースのスタッフパーカーとスタジャンが届きました。演出助手さんと仲間ポーズ!のつもりでしたが肩が上がりませんでした・・・
私は作画監督という、アニメの絵を統一したり修正したりする仕事を長くやっています。線画の段階で確認するので、その時にちょっと違うなと思っても、色がついて動くと案外いい画面になったりします。そういう『修正しなくてもいい部分』を経験で見極めるのも大事だと思ってます。
アニメ制作に関わる人が、みんな『アニメを見る』のが好きかというと必ずしもそうではありません。知り合いのアニメーターさんはあまり見ないという人も多いです。ですが、みんな『アニメを作る』のは好きだと思います。何れにせよ『作る』のが好きという人のほうが長く続けている印象です。
東映アニメーションには食堂があります。昼食も夕食もここで食べると、朝から晩まで絵に集中できます。なので食堂はアニメーターにとっては結構いい福利厚生だと思います。
絵のうまい人でも得意な角度があります。しかしアニメーターは絵を動かすために、あらゆる角度のポーズを描くことが求められます。絵の描ける人が増えているのにアニメーターが不足するのは、そういうアニメーター特有の技術が結構あるからかもしれません。
昔のアニメのキャラクターのアゴが大きかったのは、セル画だとアゴごと口パクさせるのが面倒な作業だったからです。アゴを大きめに描くことで、別セルに分けて描いた大きく開けた口が顔に収まるように調整した結果、そうなったのではないかと思ってます。
STRONG WORLD、スーツで正装した麦わらの一味が銃をぶっ放すシーン、私が絵コンテを描きました。アニメでは銃を撃つことがNGとされていたキャラクターもいましたが、尾田先生の強い意向で実現しました。やはり原作者が絡むとすごいです。 #ONEPIECE #ストロングワールド #ワンピース
Youtubeでスラムダンクの8話が公開されたので久々に見ました。私が一人原画をした回です。気の合う演出さんと楽しく作ったのを思い出します。 すっかり忘れていましたがオープニングの原画も半分以上私が描いていました。 youtu.be/Z68NKfYLNBM
私は昔『銀河漂流バイファム』というロボットアニメの作画をやっていました。とてもいい作品で、ロボットがアクションをする時の重量感や大きさをだすのに力を入れて描きました。画像は打ち上げでいただいたセル原画です。難波克弘(主人公の声優)さんのサインが入っています。
初心者がアニメーションに挑戦する道具。実はこれだけです。全部で5000円前後なので、試しにやってみるならアナログのほうが安いかもしれません。
私が一人原画をしたスラムダンクの27話がyoutubeで公開されていました。SLAMDUNKの中でも有名な「バスケがしたいです」の回です。当時は一人原画というとその回の第1原画・第2原画から作画監督までを全てやっていました。
アニメの作画で技術がいるのは、戦闘もですが、実は食事のシーンです。一見地味なようですが、箸やフォークを使い咀嚼をさせ、食べたり飲んだりした料理を少しずつ減らしていく。大勢だとさらに難易度が上がり、宴の回などはキャラは楽しそうですが、アニメーターは労力と時間をかけて描いています。
あまり目立たないアニメのモブキャラですが、アニメーターは結構頑張って描いてます。キャラ表がないので自分で考えないといけない上に、その作品の世界観に合っている必要があります。頑張って動かしても、完成した画面ではメインの登場人物で隠れていることもあったりします。
アニメーターがアニメの1話まるまる一人で作画監督・原画をする一人原画というのがあります。一人で原画を描くので「この辺は軽く流して、ここは時間をかけて描こう」という配分ができます。それは全体にメリハリを生み、見せ場が引き立つというメリットにもなります。
アニメ「スラムダンク」の60話がYouTubeで公開されました。私が一人原画をした回です。この時代はテレビ画面の比率がまだ横縦4:3で、一人原画をするアニメーターも時々いました。16:9になり更に横長になってからは、より高い密度の画面を求められ30分アニメで一人原画はほぼ見なくなりましたね。