@koichi_kawakami 抗原検査陰性、PCR陽性で #コロナ後遺症 になられた方がけっこうたくさんいらっしゃいます。当然PCRの方が良いです。
外来終わって一息ついています。#コロナ後遺症 については、やはり医療者側で不適切な診断、根拠のないアドバイスをしてしまっていることがあまりにも多く、そのことが多くの方を追い込んでしまっています。知見を広く共有することが、3500人超の診察をさせていただいたものの責務と改めて思いました。
超早く寝て早く起きました。#コロナ後遺症 について、労基署の書類に回答する作業をしているのですが、不適切な設問が結構あります。専門でない先生方ではなかなか答えづらいだろうなぁと思ったので一部公開します。
(労基署)「上記傷病名及び発症日判断の医学的根拠をだせ」 答え「PCR検査陽性であり、COVID-19発症から症状が継続していることから診断は自明。」
順番が前後しましたが、診断名について聞かれたら「COVID-19後遺症(ICD-10: U09.9)」と記載してください。
(労基署)「傷病の一般的な形成機序を踏まえた上で、本件傷病の形成機序及び症状出現機序に係る医学的見解をだせ(労働者の主訴によらない)」 答え「CDCもWHOも、患者の主訴に基づいて「Post COVID-19 condition」等としているので、「主訴によらない」という設問自体が不適当です。研究によって
様々な形成機序が明らかになってきていますが、患者ごとに違うことが示唆されています。」 労基署も「医学的にすべての機序が明快に解明され、ゴールドスタンダードが確立してからでなければ補償しない。それまでに労働者がどうなろうと関係ない」という立場ではないので大丈夫です。
(労基署)「上記7と判断する他覚的所見に基づく医学的根拠をだせ」 答え「上記研究で示されている機序に関連する検査は、一般の医療機関で施行できるものではありません。」   いや、研究機関じゃないと無理です。労災でカバーしてくれるわけもありません。
(労基署)「治癒(見込)年月日を答えよ」 答え「不明。 新規疾患であるため、予測することは困難。」
あ、労基署側の語尾とか、細かい文言は変えています。「だせ」とか「答えよ」とかではなく「をお願いします」とかいう感じです。
治癒(症状固定)見込みの時期、理由を回答するよう求められることが多い(そしてなぜか「時期」は必ず記載するよう求められることも多い)のですが、時期はフィーリングで書くしかなく、理由には「新規疾患のため根拠はない」と書くしかないように思います。
主治医の先生に労災の書類を依頼するとき、今日のツイートを印刷して持っていくと、書いてもらいやすくなるかもしれません。
#新型コロナ の罹患者数は530万人を超えている(検査できなかった方もいるので実数はもっと上)ようで、もし各種論文で指摘されているように10~30%の方が #コロナ後遺症 になっているなら、一医療機関がどんなに頑張ったところで焼け石に水。 どんなに長時間診療を頑張ったところで
どうにもならないので、公開できる情報はどんどん公開して、当院以外の医療機関が適切に診察ができるように全力で取り組みたいと思います。 申し訳ないですが、今週で私の土曜のオンライン診療は最後になります。その分、上記の仕事にリソースを回します。(あと、死なないように寝ます。)
人数が増えたので、当院の #コロナ後遺症 患者さんについて、#オミクロン とみられる方(今年COVID-19発症)とそれ以外の方で、準寝たきり(PS6)以上になるまでの期間を比較しなおしました。やはりオミクロンの方が早く「準寝たきり以上」になる傾向がありそう。
#脱毛 は、#新型コロナ 発症から2~3か月後に始まるので…。なお、一旦治まっても、亜鉛が足りないと、また抜け始めたりします。定期的に血液中の亜鉛の量を測り、足りなければ薬やサプリで補う必要があります。ただ、亜鉛の検査なんて安いのに、なかなか医療機関で測定してくれないのが本当に問題。
「全身のだるさとれず」オミクロン後遺症、相次ぐ訴え 深刻化に懸念 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20220…
明日の日本テレビ「news every.」ntv.co.jp/every/#コロナ後遺症 をとりあげてくださるかもしれません。
今日は某大学のすごい先生方とミーティングでした。臨床で得られた知見から、わずかばかりの意見をお伝えしました。うまくいけば、世界中の #コロナ後遺症 患者さんに貢献できる、素晴らしい研究になりそう。 まだまだ新しい診断・治療法が出てきます。今改善していなくても、あきらめないでください。
もちろん、それに付随して、#筋痛性脳脊髄炎#慢性疲労症候群#ME/#CFS)、#体位性頻脈症候群#POTS)、#線維筋痛症#化学物質過敏症 などの類縁疾患の研究も急激に進むものと思います。
最近は、「一介の開業医でしかない私がこんなすごいところに呼ばれていいのかなー、勘違いしないようにしないとなー」と思う気持ちと、「患者さんのために責任を果たさないと」という気持ちと、「過労死回避」という命題を大切にしています。もうずっと、それだけ考えて生活している気がする。
今日は講演をするんですが、医師の先生方200人以上が聴講される予定とのこと。ありがたいです。 患者さん方はみんな、地元で安心して #コロナ後遺症 の治療が受けたいんです。うちのオンラインは所詮セーフティネット。短い時間ですが、なんとかポイントをお伝えできればと思っています。頑張ります。
ミーティングでは、将来の研究課題として、#ワクチン長期副反応 の話もさせていただきました。まずは #コロナ後遺症 の研究ですが、そこで得られた知見は、かならずワクチン後の症状に悩まされている方々にも恩恵をもたらすと思います。なんといってもほぼ同じ症状なので…。
science.org/content/articl… Science誌に掲載された記事。以前tweetしたものです。ワクチンで #コロナ後遺症 様の症状が出ることがあると書かれています。
#コロナ後遺症 について、放送されたり掲載されたりしたら、お礼ツイートを意識的にしていただくことで、世の中がいい方向に行くと思います。マスコミの方々に、それがどれだけ意義のあることなのかを知ってもらうことは、ものすごく大切と思います。生死の問題ということがまだまだ知られていません。