米国大統領選挙に外国勢力の関与が報道されている。歴史的に見ると、1960年代に毛沢東が黒人運動を支持する形を取った。他国のマイノリティを支持しながら、自国の諸民族を虐殺。毛の弟子習近平博士はどういう方法駆使かな?孔子学院は不発だし、スパイ摘発も進む。下記の拙編著内の梅崎透氏文参考。
劇戦を終えたトランプ大統領の表現を借りれば、「チャイナウイルス」がばら撒かれた為に、全人類の生活一変。しかも、原因究明まで阻止するとは、終始、国際社会を敵視。哀れなのは、選挙権もなく、独裁体制を謳歌する人々も米国の大統領選挙に強い関心を持っていることか。
小笠原の赤珊瑚、尖閣海底の天然ガス、能登沖の漁場。日本は中国の資源狩場にされている。私のふるさと内モンゴルが20世紀に辿ってきた歴史の東アジア版。内モンゴルの資源、草原、文化と歴史、すべて中国のものにされた。今夏からは、母国語まで奪われつつある。自粛は無用。 jiji.com/jc/article?k=2…
モンゴル人は政府から優遇されている、と内モンゴルに侵入して来た外来の中国人は言う。モンゴル人は本来自分の言葉と文字で銀行、郵便局でサインし、飛行機に乗りたいが、それすらできないので、どこが優遇?中国人が内モンゴルでモンゴル語で受験し、加点してやったら、それこそ優遇ではないか?
内モンゴルとチベットに侵入して併呑する過程を中国は「革命」と呼ぶ。革命史観では中国からのあらゆる暴力を正当化する。モンゴル人とチベット人、それに世界の研究者たちは中国からの「革命」も一方的な暴力と位置付ける。革命の20世紀を非中国の視点で書いた二冊。中国研究も多角的なの視点必要。
拙著「モンゴルとイスラーム的中国」を書く為に中国西北部のイスラーム地域を数年間歩いた。大勢の導師たちに会い、沢山のモスクを訪ねた。今、導師たちの多くは連行され、モスクは中国風に改築中。宗教の中国化という政策で、実は文化的ジェノサイドである。
同じ民族が同じ時代に、異なる運命を辿っていた。左は1966年からの文化大革命期に中国で吊るし上げられ、暴力を受ける南モンゴル人。この時期34万人逮捕され、12万人負傷し、27900人殺害された。右は同胞の国、モンゴル人民共和国の微笑ましい風景。他人に支配されるほど、悲しいことはない。
おはようございます。昨夜は名古屋の天幕に泊めてもらいました。羊🐏の鳴き声が聞こえて、草原にいる感じでした。日本で体験できるモンゴル文化です。もちろん、モンゴル料理も楽しめます。
現代モンゴル絵画。描かれているのはヤクという牛ですが、チベット原産で、乳が沢山出る。モンゴルには17世紀に連れてこられたらしい。寒さが好きな牛で、シベリアに近い草原に多い。南モンゴル人は沙漠化された自分のふるさとを見て悲しみ、モンゴル国に憧れる。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの実態。ふるさとからの情報によると、8000人から1万人のモンゴル人が逮捕されているが、大半が教育関係の幹部と教師たち。エリート層の粛正が進んでいる。文化大革命と同じ。
中国は内モンゴルを弾圧しモンゴル文字教育を廃止に追い込もうとしている。同胞のモンゴル国では逆にモンゴル文字教育が着々と進む。歴史ある文字と品格ある教師たちは、暖かく感じる。中国の文化的ジェノサイドはうまく行くはずはない。
下記のように、櫻井よしこさんに呼んでいただきました。言論テレビにおいて、中国の指導体制や日中関係、中国の民族問題などについて対談します。ぜひ視聴していただければ幸いです。 twitter.com/GenRonTV/statu…
本日発売の「正論」誌に矢板さんと石平さんとの鼎談がある。習近平さんは好きだが、国賓としての訪日は別問題。諸民族の血で真っ赤に染まるその手を日本の指導者が握って、日中友好のゲームをするのか?それは、諸民族ジェノサイド推進の共犯になる。
習近平氏が第二の毛沢東目指す?毛は漢詩の韻を厳格に踏まなくても、スケールの大きい漢文訓読得意。習近平は小学校三年生レベルの漢字を良く間違えてくれる。モンゴルとチベットの英雄叙事詩「ゲサル=ケサル」を「サーゲル」と言うたりするほどの博士。名門清華大学の博士! headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201029-…
友人の石平さんからご新著をいただいた。彼の中国分析の手法と理論は抜群にうまいし、分かりやすい。巻末には内モンゴル弾圧に関する内容も収録。ビジネス社の社長さん、良い本を出していますね。ありがとうございます。
ナゴルノカラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニア紛争について、静岡新聞に短文発表。ソ連の撒いた種が不幸となる現在。日本の北方四島も、南北モンゴルの分断もすべてソ連の政策の結果。
中国の論理は、「台湾海峡の中間線は存在しない」。香港を巡る英国との協定は「歴史的もの」、南シナ海の帰属についてのハーグ国際裁判所の判決は「紙屑」。万里の長城も彼らの祖先が建てた遊牧民世界との国境線だったが、破壊して侵入してきたのも彼ら。
中国による諸民族弾圧と香港弾圧に対し、スウェーデンのペンクラブは非難し、國民も支持。日本のペンクラブはどういう偉い作家達からなり、中国の独裁体制をいかに見ているのか?私の知る限りでは、大先生達はモンゴル草原とシルクロード、それに香港の英国情緒は好きらしいが、そこの住民には無関心?
アメリカでは中国によるウイグル人弾圧はジェノサイドに相当、と非難決議の動き。正義感のある日本の国会議員達にも期待したい。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201028-…
モンゴル高原に立つ古代テュルクの人たちが725年に建立した石碑。一時、唐に50年間屈服していた時代の屈辱の歴史と、祖国を復活させて民族統一を実現させた後の幸せを伝えている。モンゴル人など、全遊牧民の真の歴史的記録。
学問の自由についての議論。日本の大学では外国人留学生達が「南京事件」や天安門事件、それに中国による民族弾圧を教えた教授に抗議し、萎縮させる自由が保障されている。しかし、彼らの本国では、同様な行動はできない。自由のない独裁国家を擁護する為の行動が保障されるほど自由。
朝鮮戦争70周年。モンゴル人も様々な形で関与した。私が描いた下記の王女は豪華な装飾品類の寄付を強制された。遊牧民は家畜を寄贈させられて戦闘機購入。しかし、文化大革命期には34万人が逮捕され、12万人は負傷、27900人が殺害された。これが、中国に占領された内モンゴル人の運命。草思社文庫。
モンゴル人とウイグル人はどうして中国と合わないか?そこには文明の衝突がある。モンゴルとウイグルは中央ユーラシア文明に属し中国と無関係。中央ユーラシア文明研究については、米国インディアナ大学が拠点。デニス・サイナの名著がモンゴルとユーラシア文明をダイナミックに描写。学生たちと読む。
学問の自由が注目されている日本の大学では、ウイグル人やモンゴル人が中国による弾圧を批判すると、「客観的になれ」と教師らに言われる。しかし、中国人学生が独裁政権を讃美しても、「客観的に見て」とは指導しない。このような教師たちにとって、自由の基準は共産中国だろうか?
私が子供の頃、長城の南から侵入して来た中国人は媚びるような笑顔でモンゴル草原に入り定住。やがて人口が増えて逆転すると、「ここは古くから自分たちの村だった」と弁じてモンゴル人を追い出した。他人の領土を「古くから我が国のもの」とする発想の源。チベットも新疆も同じ。尖閣も例外ではない。