日本の新聞記者たちは世界一勇気を持っている。彼らの正義感から、内モンゴルにおける弾圧の現状が世界に伝わっている。ありがとうございます。学生たちと一緒に読みます。 nishinippon.co.jp/item/n/658010/
内モンゴルが危ない、と作家で数学者の藤原正彦先生が今月号の文藝春秋にご寄稿。モンゴル人がモンゴル帝国時代にアラビアやペルシアからモンゴル語で最新の知識を持ち帰り、明や清朝に中国の数学が発展したと指摘。日本は一時、内モンゴルの宗主国だったので、冷淡にならない方がいいとも。
ウイグルと中国との民族問題の平和解決を訴えたウイグル人のイリハムさんは今も獄中。今日は彼の誕生日だ、とチベット人作家のツェリンオーセルさん。何故、ウイグル人は中国の獄中に?彼だけでなく、その同胞たち100万人も強制収容施設にいる。私のふるさとの内モンゴルでも弾圧強化の今日!
我が日本もようやく動いた。外国資本による日本の土地買収関連法検討。北海道では中国資本が水源地購入したのに対し、日本人は中国でできない。おまけに温泉探査しただけでスパイとして逮捕されている。富士山の麓にも中国からの触手。日本のシンボルまで侵されている!早期制定期待。
中国が禁止しようとするモンゴル語と文字の歴史。下は東京大学の江上波夫さんが1930年代に調査した内モンゴル中央オロンスメ遺跡からのもの。左はモンゴル文字、右はチベット文字。元朝期にはカトリック教会堂もあった草原。江上さんは一世を風靡した「騎馬民族征服王朝」の著者。
他民族の言葉を否定する中国共産党の資料。早くも1948年からモンゴル語を「ロバの言葉」と呼んで侮辱していた証拠。ロバとは、中国社会特有の悪罵。今、こうした思想がモンゴル語教育を否定する制度となっている。
書評の日曜日に一冊良い本を。「貴方は漢族ではない」、という新著。「漢族は二千年の歴史を持つのか?」いや、せいぜい100年しかない。清朝が崩壊した後に、満洲人やモンゴル人と敵対する為に革命家たちによって作られた民族が漢族。「こらは反中本か」?いや、中国国立研究所の研究者の著作。
内モンゴル弾圧の現状。下の写真、左は日本のメディアからの取材を受けたモンゴル人のマンション下にいる警察たち。監視される毎日。右はスウェーデンにおける中国の文化的ジェノサイドに反対する風景。中国と世界との差歴然。不思議なのは、自由主義世界で暮らしながら、独裁国の中国を擁護する人々。
南北モンゴルは75年間、他者によって分断されても、お互いの心は堅くつながっている。下の写真は左が「墓標なき草原」、右は「チベットに舞う日本刀」のモンゴル語版。デザインがとても優雅。モンゴル国の同胞たちが中国に大量虐殺された南モンゴル人の悲劇の理解に少しは役に立っている。
北の大地、北海道新聞さんの記事。モンゴル人は例外なく北海道に憧れる。北海道の方々もモンゴル人の運命に関心を持ってくれてありがとう。記者の方も取材は苦労されたと拝察します。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの実態。モンゴル人児童に配る賞状は中国語。モンゴル語を抹消する方法で、母国語よりも他者の言葉を学んだ者が褒められるという巧妙なやり方。中国人児童に日本語の賞状を渡したら、どうなるのかね。日本に侵略されたと抗議するか?
中国による内モンゴル人に対する文化的ジェノサイドは、強権的に弾圧すれば治まるだろう、と思われているかも。そこは違う!諦めないのが、モンゴルの民族精神❗️正義の為の抵抗は続く。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの実態。長城の南からモンゴルに来てまだ数十年しか経っていないのに、自分の言葉を普遍的として先住民に強制。字も読めない総書記をトップに置きながら、他人に正しい字を書け、と求める。自治区との嘘の看板の下でも、モンゴル語は第一公用語だとの法律を中国は無視。
朝鮮戦争70周年にあたり、中国は東北の延辺朝鮮族自治州でも同化教育を実施している。不思議なことに、南北朝鮮とも沈黙を保ったまま。
日本式近代訓練を受けたモンゴル騎兵は朝鮮戦争から帰還後の1950年代にチベットに派遣されて、チベット人弾圧の尖兵に。その歴史に関する拙著に安彦さん解説。今、内モンゴルの若者達がまたもや徴兵されてチベットへ。戦う相手はインド人。他人に運命を支配されるモンゴル人の悲哀。
10月25日には、中国が朝鮮戦争に参戦した70周年を迎える。父がいた内モンゴルの騎兵部隊はモンゴル人民共和国から数万頭もの馬を受け入れて、北朝鮮国境まで追い届けていた。前線に送り込まれたのは、投降した元国民党軍とモンゴル軍。漁夫の利を得ていたのは中共軍。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201023-…
中国による恫喝の実例。私の知り合いのモンゴル人も同じように脅かされているという。日本に帰化する際の書類をつくってあげる、と甘い手口も。ウイグル人やモンゴル人は外国にいても安心できないほど、中国は膨張している。このままだと、日本人も発言出来なくなる。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201023-…
文化大革命の記憶。内モンゴル西部トゥメト地域のモンゴル人ミンガランは中国人の白高才により、妊娠4カ月の胎児が引っ張り出された。挖芯という。つまり芯をえぐり出す、との意味。中国政府と中国人はモンゴル人に対し、組織的性犯罪を働いた。私はそうした被害者たちが書いた報告書を二冊公開した。
中国による改竄と干渉は私の身にも及んできた。Wikipediaにある私の条項がこのほど改竄された。7月末から進めた、中国政府によるモンゴル語禁止政策に反対する署名活動を展開した箇所が削除された。それほど気になるんだ!この箇所が無くなったら、改竄されたとご理解ください。
モンゴルは文化的にも、文明の面でも、長城以南とは無関係。中国とは物質的な交流はしてきたが、思想は一切お断り。中国の思想は長城の北に伝わったことがない。モンゴルは広大なユーラシアの一員。匈奴も突厥もモンゴルも西へ行った。以下の二冊は最新の研究成果。
ふるさとからの情報によると、9月以降に逮捕されたモンゴル人は8000人から1万人に達すると言う。理由もなく拘束されたままの人がほとんどで、強制収容施設で政治学習という洗脳教育を受けている。こうした中、同胞の国からは力強い支援。以下の幕に「北モンゴル人からの支持」とある。
清水ともみさんの著作「私の身に起きたこと」は、ウイグル人女性の証言に基づく。季節社の社長さんの言葉は信実を語る。「中国によるウイグル人弾圧に注目することは、右派や左派以前の、人間が人間である限りの原則です」と指摘。ぜひご一読ください。
日本における学問の自由について議論が盛り上がっている。確かに不自由はある。孔子学院でウイグル弾圧や天安門事件、内モンゴル人大量虐殺について教えてはいけない、という不自由はある。どこの国の大学で、誰の代弁者なのか?議論すべきではないか!
中国はどのように孔子と孟子を利用してきたか?下の写真は1970年代の孔孟批判の政府編纂教材。封建的な奴隷主義の思想と批判。孔子学院は世界を封建社会に陥れ、世界市民に奴隷思想を教える為に設置したのか?道理、「スパイの巣窟」として米国に閉鎖されている。日本では何を伝授しているのか?
内モンゴルの文化的ジェノサイドの性質。モンゴル語教育を守る為にモンゴル人が署名し陳情しても、政府の規定に到達できなかった。というのは後から侵入してきた他人即ち中国人が全人口の多数者を占めているからだ。人口を逆転された絶望感から自死した女性ソルナさんの写真と遺書、彼女を描いた絵。