こういうことがキレイ事で「現実が見えてない」と思う人は、いまの社会がどんな人たちによって作られてるかの現実をフラットな目で見てみましょう。子どもまんなか!と言うだけで搾取し続けるカルト団体や富裕層の2世3世ばかり。彼らにとって、僕らや社会にどういうマインドでいてもらえると助かるか。
先進国での今の議論はとにかく「ワクチン未接種者をどう守るか」。日本も先進国にならって、感染者増は許容し重症化は自己責任とするwithコロナで行く雰囲気です。2ヵ月後、ワクチン未接種の人は、ウォーキングデッドの世界でサバイブしていくようなイメージで準備しておいたほうがいいかもしれない。
不登校そのものは病気でも問題の本質でもない。あくまでも起こっている現象にすぎないし、多くの場合は本人にとって「せいいっぱいの対処」の結果であることを忘れないようにしたい。だからこそ本人が頼っている親や先生にそれを「問題」として扱われてしまった時の二重三重の苦しみに想いを馳せたい。
児童精神科に関しては、どこ行っても初診が3ヶ月-半年待ちの現状って、はっきり言って狂ってると思う。子どもや保護者が学校や家庭で困ってて、助けを求めることもできて、専門家と繋がろうってところまで来たのに、そこから3ヶ月待たせるって。子どもにとっての1日の重みは大人のそれと全然違うのに。
幼稚園の園長先生とかも、こういうお花畑的なこと言ってる人が多くて怖くなります。定型発達を長年やっていると、95%の子がすくすく育つのを見て、万能感が育ち愛情や感謝の理論でゴリ押ししたくなるんでしょう。5%の困っている子達に色々な要因があるというところまで想像がつかないのかもしれない。 twitter.com/popoponoporori…
小山田さんが辞任したことで一瞬のスッキリ感が得られたかもしれませんが、その後にもやもやが残ると感じた方もいるのではないでしょうか?もやもやが残った方は、そのもやもやをひも解こうとすることが大切な気がします。正解探しではなく、感じたことを言葉にすることに意味があると思います。
また医師会から現職の自民党の医師議員を推しましょうという大量のビラ。「子どもまんなか社会を実現!」って書いてある。これ選挙の基本ですが、既に権力を持っている人が投票に値するかどうかは、その人がやると言ってることではなく、何をやったかで判断しましょう。いま子どもまんなか社会ですか?
本音を言うと、10歳から8年くらいずっと男子校だったので、ドラマやアニメの「女性らしい女性」というのがまるで別の生き物のような感じがして近づけず、でも憧憬の対象として確実に(歪んだ)理想像だけが膨らんでいた。大学に入って、心に男女は関係ないと理解し、良くも悪くも拍子抜けし、安心した。
炭治郎が眠らせてくる鬼によって家族から「役立たず」「よくものうのうと生きてられるわね」などと否定される夢を見させられた時、「そんなこと言うはずないだろ、俺の家族が!」って言いながら鬼を切るの、めちゃ感動したと同時に「あ、健康な人はこんな発想ができるのか」と、ドキッとしたのは内緒。
平均的発達に合わせた教育がフィットしないのは一定数いて当前。普通学級で効果的な配慮もなくただ粘らせるのは、本人からしたら「どれだけ頑張っても自分はみんなと違ってできない」と自信を失い、心の土台は積み上がらない。まずは親御さんの偏見の目を解き、本人が安心、前向きに学べる環境選びを。
@G10me もっというと、あれからずっと家族以外との外食禁止なんだぜ
家庭内において、圧倒的強者で権力者で知恵もある「親」と、最も弱者で権力も知恵もない「子ども」の間で取り交わされた「約束」が自然とフェアなものになるわけがない、ということを前提として持っておきたい。だからどうか、約束を守れなかったときは、子どものせいにせず一緒に反省と見直しを。
合理的「配慮」って言う表現には、ニュアンス的にそれが「本来しなくていいことをわざわざしてやってる感じ」「善意に頼っている感じ」がにじみ出てしまっている気がする。個人的には、どちらかというと「人権尊重のために必要な工夫」という感覚です。もうちょっと社会の意識が変わってくといいなぁ。
僕は広い裾野の部分で「心のサポーター」の養成ももちろん大事だし進めてほしいと思うけど、専門家が足りていない(正確には公認心理師が沢山いるのに資源を生かせてない)のに、専門家に橋渡しする人を増やしても、現場はさらに渋滞するだけ。まずは公認心理師の裁量や待遇を改善して欲しいと切に思う。
成人式は一部の尖った若者の映像が必ず撮れるからメディアのターゲットになりやすいけど、5000人以下のイベントOKって言ってるのは国だし飲食店も20時までって言ってるの国ですよ。大人が若者ばっか責めてるの本当に汚い。まず国が言ってる7割テレワークできてる?子どもも若者もみんな見てるからな。
僕らのミッションは、この子育てハードモードの国で、保護者の方達に「あなたのせいじゃない、あなただけの仕事じゃない」と伝え続け、子どもを社会全体で抱える仕組みを作ること。そして子ども達には「それでいいよ」と伝え続け、子どもの権利を尊重した育ちの環境を提供すること。簡単じゃない。 twitter.com/corobo_project…
沢山の零細企業の産業医をしてるので、ごく一部の大企業意外は仕事もドロドロで男達も限界なのはよくわかっているつもりです。それでも仕事は育児じゃない。だからこそ結婚相手とよく話し、子どもを持つかはよく相談しよう。そしてこれからの時代は、夫婦だけじゃなく社会みんなで子育てをしていこう。
子どもから大人まで診ている立場として、今の若い人達の自尊心が低いのも無気力なのも助けてと言えないのも、最初からそうなんじゃなくて、このやばすぎる配置基準によって黙らされてるという部分が大きい。しかもこの地獄は小学校に上がってからも大事な思春期の間も続く。保育でも教育でもなく管理。 twitter.com/doctor_nw/stat…
本音は、大多数から外れるというだけでいちいち色んな横文字のカテゴリーに当てはめて理由づけをしないと、大人達が安心したり子どもの学ぶ権利を守ったりできないっていう現実が悲しい。画一的な教育しかできてないことの証明になってる。元より一人一人に合わせた教育を35人学級でできる訳ないんよ。
本人の困り感はWISCやWAISなんかじゃ測れない。「この数字じゃ特別支援や特別な配慮の対象にはならない」「お母さんの心配しすぎじゃないですか」「様子をみましょう」とかいうの、いい加減にやめよう。何十年遅れていくつもりだろう。保護者と学校と医療が協力できるシステムを作りたいなぁ。
受け取ってるんじゃない、最初から自分が相手を通して発してるんだ!
僕らは自分達がそう育ったように、まだ分別のつかない子ども達に「あなたは生きていい、ただし他人に迷惑をかけさえしなければだ」と個より全体が優先される条件付きのメッセージを無意識に伝えてしまってないか。身近な大人や公教育によって彫られた「私はダメな子」のタトゥを消すのは簡単じゃない。
一億総不安の国民性もここから。みんな「社会のお荷物」というレッテルを貼られないように、横を見て比べ、懸命に頑張らなければ、という強迫観念を植え付けられている。国はこの不安を利用しているが、僕は「障害を持つのが自分や自分の家族になりうる」という想像もできない人間にはならないと誓う。
高所得側の気持ちもわかりますが、臨床感覚では低所得層にとってこの手当てじゃ全くどうにもならないくらい子育てが無理ゲーな時代で、まだ不公平だと思います。問題はこの国が子どもの育ちを守る気がないこと。もちろん減らすところは間違っているし、悪いのはその政治を選び続けている僕らです。 twitter.com/NakayamaYujiro…
ヤクルト1000が話題ですが、僕たち数年前にうつにプロバイオティクスが有効かを調べました。いちお結論「わずかに効果あるかも?」なんですが、ある日本の研究(ミヤBM)の効果がバカ高くて結果を大きく引っ張ってました。これどうなんと思ってデータ下さいって問い合わせたんですがレスポンスなし…