「大草原の少女ソラ」は十勝でロケハンすることになりましたが、「アルプスの少女ハイジ」ではスイスでロケハンが行われました。日本のアニメーション史上、初めて海外でロケハンが行われた作品です。#なつぞら
「大草原の少女ソラ」は目玉焼きの描写が視聴者から反響がありましたが、「アルプスの少女ハイジ」はおじいさんが炙ってとろけたチーズが反響がありました。ソラとレイは匂いを嗅ぐことで、ハイジは舌を出すことでおいしさを表現していますね。#なつぞら
本日、11月20日は「#ハウルの動く城」が公開されて15周年です!興行収入196億円はジブリ作品では2位、日本国内で公開された映画では歴代6位です。しかし、数字の割りには評価はそれ程高くなく、他の宮崎監督作品に比べると大きな賞も受賞していません。
ジブリの大博覧会が名古屋市の愛知県美術館にて6月25日から開催! chunichi.co.jp/article/featur… 2022年秋開園予定のジブリパークのプレイベントとして開催され、展示物は同パーク内の「ジブリの大倉庫」に収蔵される。期間は9月6日まで。
キキのお母さんの名前は「コキリ」で、年齢は37歳です。原作ではくしゃみの薬を作っていますが、映画ではお婆ちゃんにリューマチの薬を作っています。声を担当したのは「未来少年コナン」でラナを演じた信沢三恵子さん。 #魔女の宅急便
OPでラジオから流れる曲は荒井由実の「ルージュの伝言」ですが、当初は国道の上空を飛びながら都会へと旅立つキキのイメージから同じユーミンの「中央フリーウェイ」の起用が検討されていました。しかし、『調布基地』など実在の地名が歌詞に登場することがネックとなり変更されました。 #魔女の宅急便
キキが降り立ったコリコの町は、スウェーデンの首都ストックホルムの街並みが参考にされています。キキがバスとぶつかりそうになった陸橋と似たような風景がクングス・ガータンにあったりします。 #魔女の宅急便
おソノさんがキキを招き入れてインスタントコーヒーを淹れるシーンは、宮崎駿監督が本作公開前年(1988年)の5月にアイルランドのアラン諸島を旅行した際、民宿の女将さんにコーヒーを淹れてもらった実体験がもとになっています。コーヒーの瓶のラベルも同じなんだとか。#魔女の宅急便
トンボにオバサン呼ばわりされてしまいますが、おソノさんはまだ26歳です。声を担当したのは「アンパンマン」でお馴染みの戸田恵子さん。キャラクターデザインを担当した近藤勝也さんによると、若い頃の小川真由美をイメージしたキャラなんだとか。 #魔女の宅急便
宮崎駿監督が描くヒロインは生活感が無くトイレにも行かないと言われることが多かったのですが、本作では等身大のヒロインを描くことに挑戦し、キキがトイレに行くシーンもあります。ポスターのラフ原案にはキキが便座に座る絵もありましたが、さすがにボツとなりました。#魔女の宅急便
キキは空飛ぶ宅急便を思い立ちますが、「宅急便」はヤマト運輸が商標登録している宅配サービスです。映画プロダクション風土舎が「#魔女の宅急便」の映画化を企画した際に同社にスポンサーを要請し、ヤマト運輸も当初は難色を示したものの黒猫が登場することから承認することとなりました。
おソノさんの夫であるパン屋の亭主は30歳。台詞は少ないが、声を担当したのは山寺宏一さんで、他にキキを注意した警察官やテレビ中継のアナウンサーの役もやっています。#魔女の宅急便
同世代のオシャレな女の子とすれ違う時に自意識過剰になるキキ。宮崎駿監督いわく、黒い服は一番粗末な服で、それを着て大勢の人の中に行くことはキキにとって辛いことだと分かった時に、初めて修行の意味が分かってくるんだとか。#魔女の宅急便
キキが最初に猫のぬいぐるみをお届けした家は、アラン諸島の1つイニシュモア島にあるキルマーヴィー・ハウスがモデルになっています。1988年5月に宮崎駿監督がアイルランドを旅行した際、この民宿に宿泊しました。#魔女の宅急便
ウルスラは18歳の画学生。原作では「絵描きさん」となっていて、映画でも名前で呼ばれることは1度もありませんが、名前は設定されています。当初、宮崎監督は27歳と設定していて、鈴木敏夫さんがキキと同世代がいいと提案し、話し合いの結果、間をとって18歳ということになりました。 #魔女の宅急便
老婦人の声を担当したのは加藤治子さん。本作から15年後には「ハウルの動く城」でサリマン役も担当することになります。老婦人はシナリオ段階では1人暮らしでしたが、お年寄りが持つ寂しさはキキでは埋められないということで、老女中と2人で暮らしているという設定に変更されました。 #魔女の宅急便
老婦人に仕えている老女中の名前は「バーサ」です。「婆さん」と呼ばれているわけではありません(笑)。声を担当したのは関弘子さんで、次の宮崎駿監督作品である「紅の豚」でもピッコロ社のバアちゃん役をやっています。 #魔女の宅急便
ニシンのパイを冷たい態度で受け取る孫娘は、キキに感情移入している観客からは嫌な人間に見えますが、宮崎駿監督によると、あれは孫娘の正直な気持ちで、仕事をしていく上で世間ではよくあることとして描いたことのようです。 #魔女の宅急便
ジジは13歳のオスの黒猫です。魔女は女の子が生まれると、同じ年に生まれた黒猫を一緒に育てます。原作では、キキのお母さんにも「メメ」という名前の黒猫がいたことが明かされています。13歳の猫と言えばお爺ちゃんですが、リリーさんに恋してしまったようです。 #魔女の宅急便
絵コンテによると、初めて自転車に乗るキキは、カーブで体を地面スレスレまで傾けるシーンで「ホウキで飛ぶより素敵」と感じています。 #魔女の宅急便
キキの魔力が弱くなった原因は様々な解釈ができますが、宮崎駿監督自身は魔法を万能の力ではなくキキの潜在能力と限定して捉え、魔力が弱くなったことも思春期特有の通過儀礼と考えています。つまりは原因はハッキリしないのですが、それが思春期だと・・・。 #魔女の宅急便
高山みなみさんはウルスラ役でオーディションを受けており、キキ役には同年代の女の子が起用される予定でした。しかし、宮崎監督の提案でキキ役に変更され、ウルスラ役には別人を立てることになりました。が、現場で高山さんがもう1度ウルスラも演じることになり、1人2役となりました。 #魔女の宅急便
ウルスラの絵は青森県八戸市立湊中学校養護学級による木版画「虹の上をとぶ船」が元絵です。同シリーズの『星空をペガサスと牛が飛んでいく』を写真撮影し、そこに男鹿和雄さんが油絵風のタッチを加え、そこにウルスラがキキをイメージした少女の顔を加筆して出来たものです。 #魔女の宅急便
ウルスラがキキの横顔をスケッチするシーンの絵コンテには、「諸星大二郎風のキキ」と書いてあります。宮崎駿監督が諸星大二郎さんの漫画が好きなことは明らかになってますし、いろいろと影響を受けています。 #魔女の宅急便
キキは老婦人やバーサに対し、背筋を伸ばしたまま膝を曲げて挨拶していますが、これは「カーテシー」というヨーロッパの伝統的なお辞儀です。女性のみが行います。 #魔女の宅急便