劉彦甫(@LIU_Yen_Fu)さんの人気ツイート(古い順)

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止強化をまず自国で高めようと注力している。そもそも自衛隊の参戦期待は一昨年の調査では5割を超えており、日本への過度な期待は落ち着いてる傾向だ。せめて「台湾にも日本の政策や理念への理解を深めてもらいたい」など相互理解を前提にした指摘をすればよかった。台湾社会は70年以上戦争の脅威→
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に直面し続け、大国間に揉まれながらも有事を回避して平和を保とうとバランス感覚を身につけ、それこそ迷惑にならないよう成熟してきた。そんな台湾社会に「迷惑をかけるな!ちゃんとした世論を作れ!」と要求するのは台湾をどこまで愚弄すれば気が済むのかと本当に怒りを覚えた。シンポのアーカイ→
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ブを見た台湾政府にいる友人はこの発言を受けて「そんなに迷惑な存在だと思われてるということは沖縄の主流民意は台湾が中国に統一されることを望んでいるのか」と私に聞いてきたが、「わからない」と答えることが精一杯だった。ここまでで名前をあげた方々には強い言葉で申し訳ないが次の言葉を贈り→
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たい。恥を知れ、と。それほど今回のシンポには失望を通り越して絶望した。救われたのは山本章子先生(琉球大)が最後に発言されたウィットに富んだ次のコメントである。「議論のスタート地点を明らかにした意味で有意義だった。願望や政治的主張でなく現実として我々が今のどこに立っているのか台湾→
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と沖縄のそれぞれの立場から確認できた。今後も事実として我々が今どこに立っているのか、立たされているのか絶え間なく確認したい」。このコメントに私は全面的に同意するとともに沖縄の識者にこの言葉が通じることを私は期待している。また同じく沖縄側で出席した神谷美由希氏の姿勢もありがたかっ→
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た。台湾や中台関係についてわからないから知りたいとの姿勢は対話において重要に思えたし、台湾側もそれにうまく応える環境が整っていればよかったのにと悔やまれる。そして、台湾側も同じように沖縄が何を考えているのか自分たちの考えを理解してもらいたいのと同じように知る上で、神谷氏の姿勢は→
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学ぶところがあったと思う。ここまで感情的な点も含めて今回のシンポジウムについて長々と書いてきたが、改めて最大の問題は基本的な知識と理解が欠如して相手に対して敬意ある姿勢を示すことができずに対話にならない点と指摘する。プロジェクト主催者には中国や台湾の専門家を名乗る人物も含まれて→
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いるが、彼らは明らかに台湾や中台関係に対する認識とそのフレームが20年以上前の状態から更新されず、見方が政治的にも偏ってしまい、現在の台湾の主流民意を理解できていないことが窺える。あと2回のシンポをどのように展開するのかわからないが意義ある対話が今後できるとはとても思えない。プロ→
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ジェクトを継続して健全に発展させたいなら早急に最も簡単なものでいいから台湾に関する基本書籍を読むか然るべき人からレクチャーを受けてほしい。最後には台湾政府にもプロジェクトのまとめとして意見書を提出するようだが、今回のシンポの内容を見る限りとてもじゃないがまともに内容を相手にして→
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くれないだろう(出すことが目的化しているなら気にしないだろうが)。今回のプロジェクトがせっかくの機会だったのは間違いない。台湾と沖縄はともに「帝国」の狭間で翻弄された歴史をもち、自分たちの権利や主権が蔑ろにされてきた過酷な運命を背負ってきた。相互理解とともに平和を求める共通の利益→
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も本来あるはずだ。歴史的経験と共同体の記憶の違いから埋めがたい差があるものの、それを乗り越えて大袈裟に言えば東アジアの平和のパートナーの一例になる契機にもなり得た。だから他の人が私に「出席者みたら無意味だとわかる」「沖縄左翼の自己満足」と批判してきても趣旨に賛同して期待もし続け→
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た。対話は相手を尊重し、まずは受け入れることが重要だ。今回、対話を仕掛けた側は本当にその姿勢をもっていたのか。結果を見る限り、それは全く感じられない。何度でも言うが、台湾は有事を起こそうとはしていないし、日本や沖縄を巻き込もうとも思ってない。私を含めて多数の台湾人は日本に参戦し→
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ろとも求めていない。過去70年以上、中国による台湾全面侵攻を回避し続けた事実とその経験をもとにこれまで通り一緒に平和を求めていこう、そのために協力することがお互いの利益にもなるはずだとの考えである。それは端的に言えば中国の現状変化にあわせて台米日も対中抑止の度合いを変えるという長→
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年の構造を継続しようというものだ。よく中国は経済関係上重要な相手で対中抑止を行うことはむしろ国益に反するとの主張を聞くし、今回のシンポで前泊氏などが中国との経済関係を例に挙げたが、これまでも対中抑止を続けながら経済関係を発展させてきたわけで尖閣諸島での対立激化時のレアアース禁輸→
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や米中のハイテク覇権争いなど個々の特異な事象を含めて全体として対中抑止と経済活動の両立という構造が大きく変わっているわけではない。中国が軍事拡張を続けているのにそれに対応しない方がこれまでの東アジアの平和と安定の構造を変えようとする新しい動きだ。その結果として中国の台湾侵攻など→
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台湾有事を招けばサプライチェーンは破綻し、抑止強化反対の理由に使われる経済的利益すら守れずに失われる。だからこそ対中抑止は日本の利益でもあるはずだ。現在日米で進む抑止強化の方法に問題や議論の余地があるのは確かで、かつ経済面の抑止力が過小評価されていることも確かだ。それを議論す→
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ることは重要だし、これまでの平和の方法論に異論があれば、歴史と事実を踏まえた上で新しい平和の形を議論していくこともできる。対話を名乗り、仕掛ける以上は議論に必要なものは何かを理解して臨んでほしい。沖縄対話プロジェクトにもう期待はないが、残りが少しでも実りあるものになればと祈る。
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今回は申し訳ないけど責めます。沖縄は台湾有事が起きれば純粋な1番の被害者で日常的に人権を脅かされ過酷な負担を背負い、私もそれをなんとかしたいと願います。だからといって台湾の尊厳を傷つけ、ましてや自分たちの政治的願望のために弄ぶ姿勢は看過できません。今回ほどの怒りは滅多にないです。 twitter.com/xibenxiu/statu…
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現実を直視して現状を維持することと沖縄の歴史を理解してともに平和を希求し、日々起きる人権侵害と過酷な基地負担をなんとかすること、それらを両立する方法論を探ろうという私の想いが一方的というなら対話の余地もないですね。台湾も同様に日本の植民地支配下で搾取と人権弾圧を受け(沖縄出身者→ twitter.com/rv48iiqipfvne5…
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にも統治され)、戦後は中国国民党独裁下で虐殺と人権蹂躙を受け、反共の最前線で武力紛争も経験し、70年以上戦争の脅威にあり、なんとか現状維持して民主と自由を獲得しました。それがなお脅かされ、完全な独立も果たせぬまま。歴史をそこまで強調するなら我々の悲劇の歴史も理解されてはどうですか。
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私が対話プロジェクトの批判をスレッド内で書いた「台湾や中台関係に対する認識とそのフレームが20年以上前の状態から更新されず」という指摘の対象のひとつはまさに引用しているこのツイートのような認識である。このような認識がそもそも現在の台湾の実態を捉えていない。国際社会から離脱した時は→ twitter.com/booskachan_ver…
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正統中国国家を標榜する独裁政権時で台湾住民の意思は全く反映されていなかった。それから台湾化と民主化を経て、実質的に台湾国家となっている。過去30年の変化を無視して今の台湾情勢を語ろうとする姿勢に無理がある。実態に追いついてない理屈に現実を当てはめこもうとしても何の意味もない。
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下記RTしたJAXA会見での某記者の件は、私も唖然。過去に宇宙開発分野の取材を担当して、専門外ゆえJAXAの方々に何度も教えを乞い、お手を煩わせ申し訳なかったのですが「多くの皆さんにどう説明すればいいか気付けるので取材はありがたい」と仰ってもらい、救われました。例の記者の態度はありえない。
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米政府・軍の高官による中国の台湾全面侵攻の時期に関する発言のトーンダウンが相次いでいる。これは台湾有事論を煽りすぎた反動として「米中対立に利用されている」と台湾や日本で米国への疑念が広がっていることを意識した修正ともみられる。従前から指摘してきたように→ jiji.com/sp/article?k=2…
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今朝まで日経新聞で掲載された台湾の連載は「台湾 知られざる素顔」という連載名に合わず、20〜30年前に流布された言説で現在の台湾の実態に全く合っていない台湾認識を焼き直しただけのずさんなものだった。以下の写真は私がFBに記載した今回の連載に対する見解です。ご関心ある方はご笑覧ください。